個別指導で過去問を習うときの最適解
こんにちは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
早いもので受験まで3か月あまり。 各ご家庭で過去問学習が本格化してきたと思います。
そこで、過去問を個別で習うときにオーダーした方がよいことをまとめておきます。
○理系科目で間違えた問題すべてを習う必要なし
過去問は文字通り、過去に出題された問題。 関連領域が併願校で出る可能性は否めないが、全く同じ問題が出題される確率は高くない。 そして、マニアックな問題も存在する。そこに直しと習う時間をとられてしまうのはもったいない。
○合格平均点と取った点数の乖離を埋めやすい問題は必ず習う 合格平均点が70点。自分がとった点数が50点。乖離幅が20点。 取れなかった50点すべての問題を埋めるのではなく、乖離幅20点を埋めるためにはどこを取らなければならないのか。優先順位をつけてくださいとオーダーする。 ちなみに、得意科目ならば合格平均点をバーにするべき。
○この時期でも原理・原則に立ち返るべし
前述の20点の中に明らかに基礎的な問題が含まれていた場合、その単元は課題である可能性が極めて高い。そんな時は、5年生の教材に立ち返ることも重要。特に理系科目かつその学校で毎年必ず出題される領域なら、なおさら。過去問演習は実はこうした単元をあぶりだすために行うものである。 つまるところ、個別指導に過去問をお願いするときは、間違えた問題をすべて丸投げするのではなく、点数の乖離幅の中でとりたい問題+弱点補強で利用するのが最適解です。
タカベルでは過去問分析プランで戦術とできてほしい問題を伝え、家庭教師で上記を丁寧に教えていきます。
スタッフ一同、残り3か月半、受験生のために尽力していきます。

 
 
 
 
