テスト前・中・後の完全マニュアル
こんばんは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
各学年テストが近づいてまりましたので、テスト前・中・後のマニュアルをまとめてみました。
ご参考になりましたら、幸いです。
✅ テスト前
・苦手よりも得意を伸ばして、良いイメージで向かわせる。
・マイナス言葉厳禁。
・クラスと偏差値は過度に意識させない。
・制限時間付きトレーニングを実施。
・大まかに時間配分や戦術を確認。
・前日は十分な睡眠時間を。
・四谷組み分けの場合、前回の範囲をさらっとおさらい。
・理社や漢字関係を中心に。直前でも積み上げ可能なものを重点的に。意外と社会の漢字は盲点。
・朝学習は計算程度にとどめる。範囲の単元を行ってできないと、子どもも不安になる。
・できなくても「大丈夫、大丈夫」と前向きな言葉がけ。
・「クラス上がったらどうする!?」「どの子よりも準備してきたから、大丈夫」など、とにかく乗せる。
・ご両親からの笑顔の送り出しこそ、子どもにとっての最高の原動力。
・指示は「手を止めない」「全力出し切る」これのみ。
✅ テスト中
~算数~
・算数は大問1と2こそ、丁寧かつ慎重にという意識を持つ。
・筆算は斜めに書いたり、小さい字にしない。
・途中式・線分図・情景図を省略しない。
・大問1と2で自信がない問題は黒丸をつけておく。
・大問の(2)は(1)の条件を使うことが多いと意識しておく。
・苦手な単元と少し考えて分からない問題は後回し。
・時間が余ったら、大問1と2の自信のない問題をさばく。
~国語~
・漢字と言葉(5~6分)
・読解①(22分)7分~8分で読了。
・読解②(22分)7分~8分で読了。
・読解(物語・説明)の順番は得意な題材から着手。
・抜き出し問題はあたりをつけて、なかったらスパッと諦める。
・記述を白紙で提出しない。四谷系は特に、文中の言葉を手掛かりにする。
・選択肢は後半部で切って、前半部で釣る。言い過ぎの選択肢や文中に書かれていない選択肢がダミーになっているという視点を持つ。
~理社~
・漢字で答えなさいと言われていないものは欲張らない。
・理科の大問2以降は生物・地学分野からさばいていく。
・社会はリード文をすべて読んでから解いてはいけない。傍線部周辺だけで解く。
・理科・社会ともに2択で迷った場合は、次の問題に行き、最後に戻ってきて考える。(即決しない)
・グラフの読み取りは理社ともに時間を取られるので後回し。
✅ テスト後
・「どうだった?」「できた?」は禁句。
・「これ、やったじゃん」などは絶対に言わない。
・直後は振り返らず、まずは休ませる。
・シンプルに「お疲れ様」。この一言がお子さんは嬉しい。
・100-目標偏差値の正答率を中心に直す。
・直しノートを作成。これが自分オリジナルの教材になる。
・テストまでの家庭学習の振り返り。良かったところと改善点を話し合う。
・次回のテストに向けて反省点と目標を話し合う。
・次のテストに向けたスケジュールに出た話し合った課題を落とし込む。
まとめ:とにかくテストは「心」と「事前準備」そして、あくまでも「健康診断」
※タカベルの定期コンサルティングプランでは、毎月2科目のテスト分析を実施しています。
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