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過去問を行う上の心構え

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

タカベル在籍中のご家庭でも過去問がスタートし、昼夜その分析に明け暮れています。

 

本日はこれから残り4か月の過去問学習での心構えをまとめておきます。

 

①満点を目指す戦い方・家庭学習はやめましょう。

 

多くの学校で合格最低点は6~7割に設定されています。

これは裏を返せば、3~4割は落としてもよいということです。

この視点にたてば、例えば苦手分野は(1)までで打ち止めにし、得意分野は全部解く。

余った時間は自信がない問題の見直しに充てる。

こうした満点ではなく、合格のための戦術を取っていきましょう。

満点を目指す戦い方をすると、すべてを解こうとします。苦手分野を一生懸命考えていても、点数と時間を失うだけです。

意中の学校で毎年出る速さの単元が苦手。でも毎年(1)は取れる。

のであれば、得意分野をさらに強化したり、他の科目に家庭学習の時間を回すほうが吉の場合もあります。

残り4か月、最適な学習を模索していきましょう。

 

②配点の高い問題はしっかりと対策をとる。

 

当然、配点の高い問題に時間をかけることがコスパ的には良いわけです。

 

例えば、昨今増えてきつつある自由記述問題。

いわゆる「あなたの体験談を交えて、書きなさい。」問題ですね。

これは配点が高い問題となります。

 

昨今の大学入試制度改訂に伴い、思考力・表現力が一層重視されるようになりました。

また、この問題を出してくる意図としては、受験生の人となりを知りたいという点もあります。

面接を課さない学校にとっては、ペーパーだけでは人物を探ることはできません。

 

こうした問題は私共はある意味で「サービス問題」であると位置づけています。読解力が多少秀でていなくても、自己開示をするだけで得点がもらえる。そして、何よりも書き方に型がある。加えて、配点が高い。

 

こういう類の問題は模範解答を読んでも通用しないので、積極的に添削を受けにいきましょう。私共は面接の想定問答集のみならず、自由記述の予想題材を受験生にお配りしております。

 

③理社を国語で解く学校なのか、否か。

 

理科・社会の問題でその学校の求めている人物像がある程度読み取れます。

 

知識を多く知っている子を欲しいと思っている学校は、知識や言葉を多く聞いてきます。

ロジックだった子を欲しいと思っている学校は、グラフや表の読み取り問題を多く聞いてきます。

受験以外の知識を知っている子(興味関心の幅が広い子)を欲しいと思っている学校は、日本の伝統行事や料理を置く配置などのテキスト外の知識や時事問題を多く聞いていきます。

 

しかし、読解力を理科や社会で聞いてくる学校も増えています。

 

長文のリード文を読ませ、その中に問題を解く上でのヒントを仕込んでいる。これは読解力で対応をさせようというタイプの問題です。

知識を多く聞いてくる学校にはまずない傾向です。なぜなら問題数が多く、処理能力を求めてくる学校の場合はリード文をいちいち読んでいたら、時間がとてもではないが足りないからです。

 

その学校を攻略する上で、何を意識して勉強していかなければならないのか。

それは学校によってさまざまなわけです。これが偏差値では測れない逆転が起きる要因なのです。

 

残り4か月となりました。

家庭学習も過去問も時間配分が肝です。

 

頑張りましょう。私共にも追い込みの時期がやってまいりました。

 

※本年度は既存のご家庭へのサービス維持の観点から、募集を停止いたしました。2024年2月~はプランによって予約を開始しております。無料面談フォームよりお申込みいただけます。

2023年09月30日 13:49

受験もアレの精神で

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

来年度のメニュー策定や6年生をはじめとした既存のご家庭の対応等に注力を行うため、今年度は新規入会を停止いたしました。

 

2024年2月~のお申込みに先立った無料面談は随時受け付けております。

今年度は5月でスーパー家庭教師、6月で過去問分析プランとコーチングサービスが埋まりましたので、この3つのプランをご希望の方はお早めのお申込みを推奨しております。

 

さて、9月も中盤に差し掛かりましたが、暑さが一向に収まる気配がなく、運動会練習などで勉強のリズムが崩れてきたご家庭も散見されます。最も大切なことは体調管理ですので、根詰めすぎずに体と相談しながら、無理のない学習計画を組んでいきましょう。

 

9月も中盤に差し掛かったということは、プロ野球のシーズンも終盤戦を迎えました。

阪神の優勝で世の中は沸いておりますが、G党の私としては大変悔しいシーズンとなりました。

 

しかし、原監督も認めていたように監督のマネジメントが物を言ったシーズンと言えると思います。

優勝を過度に意識させないように「アレ」とあえてぼかし、ここまでのチーム作りを行った岡田監督の手腕は見事と言わざるを得ません。

 

中学受験でもこの話は通ずるものが多々あると思います。

もちろん目標設定は大切ですが、それがプレッシャーになってしまっては本末転倒です。

6年生のこの時期ですと、子どもなりに意中の中学校はあり、それに向かって日夜勉強に邁進していることかと思います。

 

しかし、過度にその学校を意識させる発言をすることは禁物です。

「このままだと、意中の学校に受からないよ?」や「合格最低点と30点足りないから、その30点分を埋めて絶対に第一志望合格を目指そう」などなど…

 

これで奮起を促そうという手法は昭和の教育です。

 

令和の子たちはこれでは動かないどころか、逆にやる気を失います。

 

声かけの原則は「前向きかつ具体的に、目標を意識させすぎないこと」です。

 

「大丈夫、大丈夫。これから速さを特訓していけばより高みを目指せるよ。」

「次に過去問を解くときに悔しい思いをしないように、振り返りノートを作ろう。」

 

などなど…

 

過去問で点数がとれなかったり、模試で結果が奮わなかったときの親御さんの不安な胸中は理解できます。

しかし、それをぶつけても何の解決策にもつながりません。

 

昨年、反抗期真っただ中のお子さんを持つご家庭を担当させていただきました。

入試本番の直前、「お母さん、今日は一緒に寝てもいい?」と言ってきたそうです。

 

それくらい不安なのはお子さん自身です。

 

親御さんや私たち指導者は入試本番に試験会場に座ることは叶いません。

戦ってくるのはお子さんです。

 

そのお子さんが本番で100%の力を発揮するためにどう4か月半を導いていくのかという視点を忘れることなく、第4コーナーを走り切りましょう。求められるは「アレ」の精神です。

 

※5年生以下のお子さんは、「アレ」を見つけるために、多少組み分けやマンスリーを犠牲にしてでも、学校をたくさん回りましょう。目先の結果よりも、長期のモチベーションを得る方が中学受験はうまくいきます。

2023年09月16日 12:34

残り5か月…

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

今年の2月に2期生の合格を見届けたばかりと思っておりましたら、気が付けば3期生の受験まで残すところ5か月となりました。

本当に時の流れは早いものです…

 

前ブログで記したように、ここから先は積み上げられることは積み上げ、あとは志望校の求める人物像にいかに近づいていけるかの戦いとなります。

 

根本的に理解が不足している単元の見極めと、学校に応じたテスト戦術を身につけることでクリアできる問題に選別を行い、1点でも多く獲得できるように近づけていくフェーズです。

 

平日2日~3日+土日の通塾に加えて、最も重要な上記作業を並行して行っていかなければならないので、時間管理とスケジューリングも極めて重要な要素となります。モチベーション維持もそこに加わるので親御さんのかじ取りの難しさは想像に難くありません。

 

そこで、効果的なテスト分析→家庭学習のやり方についてご紹介いたします。

毎月50枚以上×4科目の分析を行っている手法の一端をお示しします。

 

①まず解答用紙を見て、間違えた問題に着目をします。

②該当の問題の正答率を確認します。

③正答率40%以上の問題(偏差値60をターゲットにする場合)を中心に深堀をします。

④問題用紙を確認します。

⑤解いている形跡を見て、算数ならば、ケアレスミスなのか単元の理解不足なのか時間が足りなかったのかを一問一問メモします。

 ケアレスミスにもさまざまな種類があります。

 例:最後の最後で計算ミス。問題を読まなかったことによるミス。誤った情報を線分図に記録してしまったなど…

 

 国語ならば、2択まではしぼれていたのか。語彙力が不足していて、選択肢の絞り込みができなかったのか。傍線部前後の読み込みが甘かったからなのか。

 心情を説明する問題では、その心情に至った理由が要素として不足していたのかなど…

 

 このように成績向上の打開策は解答用紙だけではなく、お子様の問題用紙にヒントが隠されています。

 

⑥間違い直しノートを間違えた理由と共に作成をしておくと良いですね。

⑦単元理解が不足しているところはマルっと復習。ケアレスや時間不足に伴うミスは時間配分や余白の使い方など、戦い方の再考。

 

この一連の作業を過去問学習が終了する入試直前まで繰り返し繰り返しトレーニングを重ねていくことです。

過去問は正答率が不明なため、そこの選別がむずかしいところですが、大問の応用問題で無理な深追いはやめましょう。

6年生はテスト中だけでなく、家庭学習においても時間との戦いです。

 

 

5年生以下もこの作業は重要です。毎回のように目まぐるしく新出単元を学ぶことになりますが、単元こそ変われど、テストへの取り組み方は毎度毎度、そう大差はありません。ケアレスミスをしがちなお子さんはテストが変わってもケアレスミスをします。

語彙力が不足しているお子さんは次のテストでも語彙力が関わる読解の選択問題に躓きます。

 

重要なことは健康診断であるテストのデータをしっかりと分析し、次のテストで改善できるようにするために、その方策を家庭学習に落とし込むこと。

 

今年度からタカベルでは過去問分析サービスを開始しますが、毎年のその学校の傾向はスタッフが綿密に分析を行い、上記一連の作業を私が行うという具合に役割分担をして、受験生の第4コーナーに対応いたします。

 

暑い日が続くとともに、またコロナなども流行り始めたようです。

体が資本ですので、体調優先で走り切りましょう。

2023年09月01日 14:59

今年も過去問シーズン到来

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

長きにわたった夏期講習、大変お疲れさまでした。

早速、その効果測定の場である組み分けテスト、首都圏模試、SO、合不合が来月初頭から中旬に続々と開催されます。

 

ここで思うような結果が出ないと落ち込む気持ちは大変よく理解できますが、特に6年生は周りも勉強量を多く積みあげてきているので、致し方ありません。

その時に、親御さんが平常心でいることがこの先の戦いにおいては最も重要です。

 

一番不安なのは戦っているお子さん本人であるという視点、5か月後に自信とやりきった感を胸に試験会場に座らせるという視点。この視点をもって、第4コーナーを伴走してあげましょう。毎年記していますが、親御さんのメンタルマネジメントがここからの成否を左右すると言っても過言ではありません。

 

さて、これら模試の結果を踏まえ、受験校ラインナップ第一案がかたまり、いよいよ過去問シーズンへと突入します。

タカベルでも分析班を入れ、今年から過去問分析サービスを展開してまいります。

余談ですが、年末年始までノンストップで活動を行うためこの夏休みは人生至上最もリフレッシュを行いました。

 

この過去問は受験業界に身を置く方々で様々な意見があることは承知しております。

「1回出た問題だから、2度と出ない」という意見。

「その学校で出た問題だから、とことんやりこむべき」という意見。

 

どれも傾聴に値するご意見であると思います。

 

私どもタカベルは、この過去問トレーニングを「その学校の求める人物像に近づくためのトレーニング」と位置付けています。

平たく言うと、「どれだけその学校が求めていることを知ることができるか」ということです。

 

私の母校で言えば、一見国語の記述が書けなければいけないというところに目が行きがちですが、国語の合格者平均点と受験者平均点に大きな乖離はないので、実は算数が合否を分ける科目であるということが伺えます。

 

また、女子学院さんや慶應中等部さんなどの学校はスピード勝負、白百合さんや鴎友さんなどの学校は理系科目でも表現力を求めてくるなど。

 

学校が求めてくる能力は何で、何の科目が特に合否を決定づける科目なのか。

これをじっくりと見定め、それに向かってトレーニングしていくこと。

 

モチベーションとともに、この作業が残り5か月は大変重要な要素となります。

なので、過去問は各学校の時間配分や頻出範囲が言えるようになるくらいやりこむことが重要と考えています。

 

最後に過去問学習において、オススメの勉強法の一端をお示しいたします。

 

①間違い直しノートを学校ごとに作成する。

→問題も貼りましょう。

 

②課題を書かせる。

→大問1で失点してしまった。全体的な時間配分を間違えた。電気と抵抗の単元は太刀打ちできるレベルにない等…

 

③課題に対する解決策を書かせる。

→大問1で失点しないために、余白の使い方に気をつける。物語22分以上解かない。電気と抵抗はシリーズで解きなおす等…

 

④次の過去問学習の直前に前回の課題を見てから、解く。

→必ず③の振り返りを行ってから、着手しましょう。

 

過去問学習は就職活動でいうところの「企業研究」と「自己分析」に非常に近しいものがあると感じています。

入社したい企業を徹底的に研究し、今の自分のパーソナリティーと照らし合わせる。

もちろん、そこに合う合わないがあるから、ミスマッチもおきます。

 

過去問を解く中でも、求めてくる人物像(問題傾向)に合わないということも多々あるでしょう。

そうした時に大切なことは素早く判断をすること。学校を差し替えるのか、そのまま挑むのか。

 

こうした判断も含め、9月以降は親御さんの双肩にかかっていると言っても過言ではありません。

2023年08月26日 09:09

夏休みで差がつく要素

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

ものすごい暑さですね…

先日、オンラインコンサル中にクラっと来てしまいました。

冷房をつけた室内でも油断禁物。

 

我がタカベル担当のご家庭も、熱中症気味になったお子さんや室内との温度差で風邪を召されたなどのご報告を頂きます。

特に6年生は尋常ではない勉強量を重ねる毎日だと思いますので、くれぐれもご自愛ください。

 

さて、夏休みは時間の使い方がカギを握るというのは再三記してまいりました。

本日は夏休みで差がつく要素をまとめてみたいと思いますので、受験生やカリキュラムが厳しさを増す5年生の参考になりましたら幸いです。

 

①生活面

 

・起床時間と就寝時間を決めましょう。毎日がバラバラだとなし崩し的に生活リズムが乱れてきます。

・自由時間を決めましょう。6年生は言わずもがなですが、5年生といえども一部の塾では半端ない拘束時間です。

勉強漬けの毎日を過ごしていると気が滅入ってしまいます。親御さんや塾の干渉を受けない時間の確保はモチベーションアップに必要不可欠な要素です。

 

私共のコーチングではこの3つの時間に加え、タスクとタスクの間の休憩時間は約束事として定めています。

 

②勉強面

 

・6年生は帰宅後の理数科目の復習と基礎知識の上積みがポイント。

 

6年生は朝から夕方まで、もしくは昼から夜までなど、半日以上の拘束時間になっているかと思います。

疲れて帰ってきたあとに自宅学習に充てられる時間はわずか。そして、脳の回転もよくない状況下での勉強です。

やることを絞りましょうという提案です。

 

算数の宿題・国語の読解の解きなおし・理科の苦手分野の補強・コアプラス…タスクを書きだせばきりがありません。

個々人によっては全科目の底上げが必要なこともあるでしょう。

 

しかし、私共は6年生といえども夏はまだ基礎固めの重要な時期と位置付けています。

そして、各塾さんとも講習の前半は実践問題ではなく、各単元の総おさらいの時期かと思います。

 

したがって、帰宅後は算数と物理・化学の授業内で扱って間違えた問題とそのお子さんに応じたレベル感の理数問題(授業では扱っていない問題)と漢字・語句・語彙・社会・生物・地学の副教材で1日を終わらせています。

 

あれ、結構多いじゃんと思うかもしれませんが、時間がないご家庭は社会・生物・地学の副教材(4まとやメモチェやコアプラス)は口頭の確認でよいですよと伝えております。

 

算数と理科の復習で約2時間~2時間30分。漢字・語句・語彙・社会・生物・地学で合計1時間30分(朝も含む)を目安に学習スケジュールを組んでいます。

 

 

・5年生は新出単元の腹落ちがポイント。

 

ほとんどの大手塾で「比」を学習すると思います。5年生の夏以降で差がつく超重要単元となります。

いままで割合・図形・速さの入試頻出7分野の3つを苦としていなかったお子さんもつまずきを見せる領域です。

2学期のスタートダッシュを図るためにも、復習単元よりも新出単元の復習に特に注力していきましょう。

(こんな提案をするのは本当につい最近からです…従来は復習単元寄りのスタンスでしたが情勢が変わってきました涙)

 

また、サピックス生をはじめとして、先取り学習を進めるご家庭も増えてきましたね。

昨今のカリキュラム情勢をみると致し方ない動きですが、これは慎重に検討しましょう。

先取りは良い面・悪い面があるだけでなく、まずは今の消化不良がほとんどないお子さんであることが前提となります。

また、他科目に課題を抱えている場合は、そちらを最優先にすべきです。(特に読解の精読)

 

まずは習ったことを遅くとも次の日の通塾日までにキャッチアップすること。これが至上命題となります。

 

長くなりましたが、まず体調管理と時間管理があってのスケジュールの落とし込み。

長い夏休み。1分1秒を大切に駆け抜けましょう。

 

追伸…先日クイックティーチャーの代表と5時間にわたり、はしご会食を行ってきました。教育にテクノロジーを駆使した革新的なサービスを打ち出されており、「こんなサービスもあったらよい」「ここをこうしたらどうか」などと話していたら、あっという間に時間が経過していました。タカベルの方でも導入できそうなサービスがありましたので、進展がありましたらリリースを行います。

2023年07月28日 16:35

解答用紙ではなく問題用紙に注目

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

妻への家族サービス後、首都圏模試・合不合・組み分けテスト分析面談を経て、夏期講習中のスケジュール立て・面談をしていましたら、あっという間に10日が経過していました。

私に今最も欲しいのは「時間」です。

 

本日はクイックティーチャー代表との会食を控えておりますため、同じ業界人同士ざっくばらんに意見交換ならびにさらなるサービス向上につなげる有意義な時間としたいと思います。

 

さて、今年に入りすでに200枚×4科目ほどのテストの解答用紙をみてきたでしょうか。

常々テストが健康診断であると記しているのは、お子さんの解答用紙は現在の状態を如実に反映しているという事です。

 

私共はまずテストの解答用紙をみて、当然間違えているところを確認します。

当然、間違えているということはその単元が「苦手分野」である可能性が非常に高いからです。

 

しかし、これだけでは十分ではありません。

 

なぜなら、ヒューマンエラーを起こす原因は下記の点が挙げられるからです。

 

①その単元の理解不足

②理解はしているのだけと、計算ミスなどのケアレスミス。

③問題文を読み取ることができていないミス。

④時間が足りなかったことによるミス。

⑤余白の使い方がまずかったことによるミス。

 

このように、点数が芳しくなかったからといってすべての原因が単元の理解不足・演習不足であるわけではありません。

むしろ、肌感覚では①を原因としていることの方が少ない印象です。

 

同じ失点だとしても、①を原因とするものなのか①以外を原因とするものなのかによって、家庭学習で行うアプローチは大きく異なります。

 

①が原因ならば、今のカリキュラムに無理が生じているので、理解度重視のスケジューリングを組みます。

しかし、④が原因ならば、制限時間つきトレーニングを行う必要があるので、演習量が多くなります。

 

このように、テストという健康診断を通じて何の要素が根本的な原因なのかを探っていく必要があります。

 

そのためには解答用紙や成績表に目を向けるのではなく、お子さんの「問題用紙」に注目しましょう。

 

・正しいものを選びなさいという問題で正しくないものを選んでいたら、それは理解不足ではありません。日ごろから聞かれていることに線を引くトレーニングを積んでいきます。

 

・読解の問題で2択までは切れているのだけれども、語彙力が不足していて正しい選択肢が選べていなかった場合は読解力がまずいのではなく、語彙力を強化しなければいけません。

 

理解不足が原因ではないのにもう一度その単元の復習に終始しても、次のテストでまた同じヒューマンエラーを起こします。

 

冒頭の私ではありませんが、時間は本当に貴重です。

 

限られた時間を最大限有意義に使うこと。

中学受験で最も必要な要素は上記なのではないかと思う、今日この頃です。

2023年07月22日 09:18

2023年後半戦の心構え

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

早いもので2023年も後半戦に突入しました。

つい先日に年末のご挨拶を記したかのような、私たちタカベルにとってもあっという間の前半戦でした。

 

2023年前半は私たちにとって5つの大きなトピックがございました。

 

①2023年生の入試

②家庭教師部門強化に伴う人員増員

③コーチングプランのメニュー化

④クイックティーチャーさんとの連携サービス導入

⑤リセマムさんの取材

 

毎月何か新たなことに取り組み、毎日LINE・メール・zoom・お電話の4媒体で対応を重ねる毎日を過ごしておりましたら、あっという間に6か月が経過しておりました。

 

そして、気づいたらお陰様で6年生は全プラン、他学年も含めてスーパー家庭教師とコーチングプランについては満席をいただきました。

 

後半戦の私たちの心構えは理念に共感頂いている現在受け持ちのご家庭に対して、しっかりとコミットしていくこと。

この1点に向け、後半戦もスタートを切っていきたいと思います。

 

さて、年の後半戦のビッグイベントはなんといっても「夏休み」です。

 

昨今の厳しい中学受験情勢を鑑み、どの塾さんも相当な拘束時間をもって、講習が開催されます。

 

6年生は最後の基礎固めの時期ですので、苦手分野がはっきりとわかっているご家庭は講習と自学のバランスを慎重に吟味しながら、1分1秒を大切にしていきましょう。9月からは毎月の模試と家庭学習は過去問。塾は演習。基礎を振り返る時間は相当限られてきます。

夏は天王山と言われますが、夏で合否に関わるなにかが決まるのではなく、夏の過ごし方で今後が楽になる・苦しくなるが決まると留めておきましょう。

 

そして、同様のことが5年生にも言えます。

予習シリーズのカリキュラム速度・内容の難化に伴い、消化不良になっていないご家庭は少ないでしょう。

すでに18回の算数にも象徴されるように、そもそもの規則性・周期算・倍数・等差数列の原理原則が分かっていなければ全く歯が立たないように、ここから先は「前単元が分かっていることが前提となる単元」のフェーズに入っていきます。

 

一部の塾を除き、カリキュラムの先取りで2学期の内容を講習で先取りを行うことになるかと思いますが、まずは1学期の消化不良をしっかりと取り除くこと。そして、国語を1日15分でもよいので精読なり、語彙を増やすことをすること。2学期から文章の題材自体が抽象度を増し、選択肢もフィーリングでは切れなくなってきます。毎年、5年生の10月~11月はお問い合わせが殺到いたします。中には深刻な状態であるケースも少なくありません。5年生にとってもこの夏はとても重要な時期です。

 

そして、6年生の秋以降は親御さんの心構え次第で状況はよくも悪くもなります。

中学受験が親の受験と言われる最たる時期が9月以降です。

本日はここまで。近くなりましたら、また執筆を行います。

 

まずは夏休みの各科目の目標をお子さんと話し合うこと。これが後半戦の初動作業です。頑張りましょう。

 

いえ、初動は首都圏模試と合不合でしたか…本当に頭が下がります。

2023年07月01日 12:47

6年生は締め切りとなりました。

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

今週は先日行われた組み分けテスト・SO・マンスリーテストの分析ならびにフィードバック面談で忙殺されており、しばらくSNSの更新が滞っておりました。

 

さて、苦渋の選択ではありますが、本年度6年生の枠を締め切らせていただくことになりました。

 

創業以来、「1組でも多くのご家庭にじっくりと向き合う」という観点で運営をさせていただいております。

 

家庭教師については今年度から採用を行い、私の手からは離れておりますが、テスト分析やスケジュール作成のコンサルティング、毎日の学習にコミットしていくコーチングについては私が一手におこなっておりますため、増やしてしまうことで現ご家庭へじっくり向き合うことの実現が難しくなる故の決断となります。

 

昨日まででお問い合わせを頂戴している6年生のご家庭は極力対応を行いたいと考えておりますが、残席次第ということでご理解賜れますと幸いです。

 

多くのご家庭の家庭学習を見させていただいて感じることが、モチベーションあっての勉強が最重要ということです。

 

目先のクラスや結果を求めての勉強は、そこにお子さんのモチベーションがある段階では全く問題ありません。

しかし、モチベーションが低下しているお子さんに対して、目先の結果を追い求める勉強を行っても結果にはつながりません。

 

結果につながらないどころか、事態は悪くなる一方です。そうなった状態でできることは第三者の力を借りたとしてもできることは限られてきます。

 

現在成績低迷に苦しんでいるご家庭は、「成績をどう上げるか」という視点ではなく、「モチベーションをどう上げるか」という思考に転換することが極めて重要です。

 

現在モチベーションがキープできている6年生でも、ここからのフェーズは合格可能性や合格最低点との乖離など、ダイレクトに結果が返ってくるのでまだまだ乱高下していきます。

 

そこで重要なことは、親御さんが一緒になって不安定にならないこと。できることを着実に一歩一歩積み上げていくしかないという視点でお子さんに接してあげることであると思います。中学受験が親の受験と言われる所以はまさにこの点に尽きるのではないかと考えます。

 

私はこのような状態ですが、明日は会議を控えております。来年度以降のサービス品質とそれを提供できるご家庭数のバランスを考えた検討会議をへて、さらなるブラシュアップを図っていきたいと思います。

2023年06月17日 12:20

テスト前は戦い方の確認を

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

今年度のスーパー家庭教師・コーチングプランについては満席をいただきました。

多くのお申込みを頂戴しまして、ありがとうございました。

 

優秀な指導者とは「教え方がうまい」指導者ではなく、「教え方が子ども目線かつモチベーションを高められる」指導者であると位置づけています。

 

来年度2月~の両プランについてのお申込み受付も開始しております。

 

既存の5年生以下のご家庭からも継続の意思表示が出ておりますため、コマに限りがございます。

詳しくはHPのお問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせください。

 

さて、おとといは全統小。今週はマンスリー・組み分けが開催と、最近の小学生は大変忙しくしているなとしみじみ感じます。

 

私が受け持っているコーチングプランではテスト前に必ず戦い方を確認いたします。

 

下記にその一端をお示しいたしますので、明日のマンスリーや今週末の組み分けのご参考の一助になれば、幸いです。

 

(1)算数はどこまでとくか。

(2)(1)で算数のあまった時間は見直しではなく、解きなおし。

(3)算数の計算スペースなどの余白の使いかた。

(4)国語の解く順番。

(5)国語の大問ごとの時間配分。

(6)選択問題優先?抜き出し優先?記述優先?

(7)漢字は過去一番美しい字で

(8)記述は箇条書きにしてから回答

(9)理科のグラフでは聞かれているところに〇をつける。

(10)理科は得意分野の順番に解く

(11)社会は「適当なもの」「適当でないもの」聞かれていることに線引き

(12)社会のグラフの読み取り問題は後回し

 

などなど…

 

テストというのは2つの見方ができます。

 

人よりも多くの問題に着手し、得点を高めるか。

人よりもミスを減らし、得点を高めるか。

 

このいずれかでしか、得点を高めることはできません。

 

前者の場合、概ね家庭学習の演習量で差をつけることができます。多くの問題に触れているお子さんの方が有利となります。

ところが、後者の場合、家庭学習で演習量を積んでもなかなか改善されません。それはテストで求められる能力が量によっては改善されないからです。

 

しかしながら、組み分けや入試は満点をとりに行く戦いではありません。落としてよい問題を捨て、落としてはいけない問題を確実にとることができれば、得点化できます。

 

 

そうなると重要なことは、家庭学習の質を高めることとテスト練習をすることと本番で意識しなければならないことをおさえることの3点に収れんされます。

 

早稲アカ生や四谷生は残り5日間、本番の意識ポイントの整理と実戦形式の練習を積み、本番に備えていきましょう。

今回は前回とは異なり、準備期間が少ない中での戦いとなります。まだ間に合います。

 

2023年06月06日 13:19

今年度のお問い合わせ状況について

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

受験まで残り8か月となりました。

しかし、「もう8か月しかない」と思っているのは実は大人であって、子どもにとっての8か月はまだまだ長い道のり。

 

今後、入試本番までに夏期講習・日曜特訓・模試・過去問とビッグイベントが立て続けに発生していきます。

 

その間にモチベーションは乱高下していくもの。「夏休みにあれだけ頑張ったのに模試も過去問も取れない」や「夏休みに今まで頑張っていなかった子の目の色が変わったから、俺も頑張らねば」など、お子さんのモチベーション面はまだまだ一波乱あるのが毎年の恒例行事です。

 

重要なことは親御さんや私たち指導者が常に冷静に構え、その時々の判断と言葉がけを誤らないこと。

 

焦る気持ちをお子さんにぶつけても、そこからは何も生まれません。

これから過去問も含めた結果を目の当たりにしたとき、否が応でもお子さんは現状の立ち位置を自覚していくことになります。

 

その際に大切な視点は、「2月1日に100%の力を発揮できるように導く」という視点。

これしか私たち大人にはできませんし、これこそが納得いく中学受験にする一番の近道です。

 

「8か月しかない」と焦るのではなく、「8か月後に100%の力を出させる」視点で6月も頑張っていきましょう。

 

そして、5年生も新出単元のオンパレードで消化不良が積み重なってくる時期。タカベルでは5年夏まではとにかく2科目偏差値を追いかける形で各ご家庭のサポートにあたっています。毎年、5年生の新規ご相談は9~10月に多い傾向があります。

 

これは夏までの算数の消化不良が積み重なって「比」を使うようになり、算数がついていけなくなる。そして、国語の勉強をおろそかにしていたがために、文章が抽象度を増し、語彙が難解になる5年後半から国語もとれなくなる。この状態になると、挽回することは容易ではありません。夏が終わるここからの3か月の2科目の勉強は今後の受験戦略においても重要なカギをにぎります。勉強法を確立していきましょう。

 

さて、昨年度の受け持ちは6年生のご家庭が多かったので2月に入ってかなり生徒・ご家庭も様変わりしましたが、満席のプランおよび満席になりそうなプランも出てまいりました。下記に現時点での空き状況をまとめておきます。

 

1、スーパー家庭教師プランは本年度満席となりました。夏以降の6年生のコマ追加に対応するためです。2024年2月~の予約も開始しております。

 

2、新設コーチングプランも無料面談未済のご家庭をもって満席になる見込みです。

 

3、現所属の講師は残席わずかですが、採用を行いますためハイレベル家庭教師プランは残席がございます。

 

4、コンサルティングプランは平日午前中のみの対応となっておりますが、残席がございます。ただし、1つ1つのご家庭の過去問分析を精緻に行いますので、既存のご家庭へのサービス品質担保の観点から、6年生は今月末をもって締め切りといたします。

 

1組でも多くのご家庭を導いていきたいという想いはございますが、それと同時に1組に対してしっかりと向き合いたいという想いもありますため、上記の状況でありますこと、ご了承ください。

 

2023年06月03日 09:58

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