中学受験コンサルティング タカベル

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【時間配分記載あり】テスト前・中・後の完全マニュアル

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルです。

 

テスト前・中・後のマニュアルをまとめてみました。

ご参考になりましたら、幸いです。

 

✅ テスト前

 

・苦手よりも得意を伸ばして、良いイメージで向かわせる。

 

・マイナス言葉厳禁。

 

・クラスと偏差値は過度に意識させない。

 

・制限時間付きトレーニングを実施。

 

・大まかに時間配分や戦術を確認。

 

・前日は十分な睡眠時間を。

 

・理社や漢字関係を中心に。直前でも積み上げ可能なものを重点的に。意外と社会の漢字は盲点。

 

・当日の朝学習は計算程度にとどめる。範囲の単元を行ってできないと、子どもも不安になる。

 

・できなくても「大丈夫、大丈夫」と前向きな言葉がけ。

 

・「クラス上がったらどうする!?」「どの子よりも準備してきたから、大丈夫」など、とにかく乗せる。

 

・ご両親からの笑顔の送り出しこそ、子どもにとっての最高の原動力。

 

・指示は「手を止めない」「全力出し切る」これのみ。

 

 

✅ テスト中

 

~算数~

 

・算数は大問1と2こそ、丁寧かつ慎重にという意識を持つ。

 

・筆算は斜めに書いたり、小さい字にしない。

 

・途中式・線分図・情景図を省略しない。

 

・大問1と2で自信がない問題は黒丸をつけておく。

 

・大問の(2)は(1)の条件を使うことが多いと意識しておく。

 

・苦手な単元と少し考えて分からない問題は後回し。

 

・時間が余ったら、大問1と2の自信のない問題をさばく。

 

 

~国語~

 

・漢字と言葉(5~6分)

 

・読解①(22分)7分~8分で読了。

 

・読解②(22分)7分~8分で読了。

 

・読解(物語・説明)の順番は得意な題材から着手。

 

・抜き出し問題はあたりをつけて、なかったらスパッと諦める。

 

・記述を白紙で提出しない。四谷系は特に、文中の言葉を手掛かりにする。

 

・選択肢は後半部で切って、前半部で釣る。言い過ぎの選択肢や文中に書かれていない選択肢がダミーになっているという視点を持つ。

 

 

~理社~

 

・漢字で答えなさいと言われていないものは欲張らない。

 

・理科の大問2以降は生物・地学分野からさばいていく。

 

・社会はリード文をすべて読んでから解いてはいけない。傍線部周辺だけで解く。

 

・理科・社会ともに2択で迷った場合は、次の問題に行き、最後に戻ってきて考える。(即決しない)

 

・グラフの読み取りは理社ともに時間を取られるので後回し。

 

✅ テスト後

 

・「どうだった?」「できた?」は禁句。

 

・「これ、やったじゃん」などは絶対に言わない。

 

・直後は振り返らず、まずは休ませる。

 

・シンプルに「お疲れ様」。この一言がお子さんは嬉しい。

 

・100-目標偏差値の正答率を中心に直す。

 

・直しノートを作成。これが自分オリジナルの教材になる。

 

・テストまでの家庭学習の振り返り。良かったところと改善点を話し合う。

 

・次回のテストに向けて反省点と目標を話し合う。

 

・次のテストに向けたスケジュールに出た話し合った課題を落とし込む。

 

まとめ:とにかくテストは「心」と「事前準備」そして、あくまでも「健康診断」

 

2026年07月09日 09:53

6年生が夏休みまでにやっておくべきこと

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルです。

 

本日は夏休み前までにやっておくべきことを記していきたいと思います。

 

夏期講習にフル参加されるご家庭は、夏期講習がない日の方が圧倒的に少ないかと思います。

また、夏期講習日も長時間に渡る拘束時間のため、帰宅してからはその日の復習に終始することになるでしょう。

 

その観点で言えば、6月から夏休みに突入するまでの期間は非常に重要な期間になります。

 

そこで、下記の✅ポイントをご参考に、夏休みまでのスケジュールを組み立てていきましょう。

 

~算数~

 

優先順位1位 割合・平面図形・速さのなかでの苦手分野の潰しこみ

 

優先順位2位 場合の数・数の性質・規則性のなかでの苦手分野の潰しこみ

 

優先順位3位 単元まぜこぜ教材で苦手分野の洗い出し

 

この3つが大きなポイントであると考えます。

 

まず、割合・平面図形・速さを出さない学校はないと言っても過言ではありません。

 

ここに苦手を抱えた状態で夏休みを迎えたくはありません。

 

そして、女子を中心に場合の数・数の性質・規則性は苦手なお子さんが非常に多いです。

 

この苦手分野の潰しこみが最優先タスクになります。教材は副教材ではなく、塾の教材で構いません。

 

これが終わってなお余力があれば、単元ごとにまとめられたテキストではなく、各単元がまぜこぜになった教材で真の苦手を洗い出していく作業を行い、見つかった単元を夏休み中につぶす。このような流れが作れると理想的ですね。

 

~国語~

 

優先順位1位 夏休み終了までで漢字・語句文法テキストを8割の習得率

 

優先順位2位 語彙を積み上げられるだけ、積み上げる

 

優先順位3位 過去問に取り組んでみる

 

国語は基礎学習の積み上げを図っていきましょう。夏休みまでで8割の習得率を目指したいところです。

漢字・語句文法系の基軸テキストを1冊決め、ひたすら繰り返すやり方で問題ありません。

 

また、前述のように夏休みは時間がとれませんから、語彙の積み上げを図りましょう。

意味を答えられるようにすればよしです。例文を口頭で言わせるやり方で確認をすると良いかもしれませんね。

 

余力があれば、過去問に取り組んでみましょう。

 

国語は新出事項をほとんど終えてますから、腕試し的に解いてみて、現状の立ち位置を確認すると夏期講習のモチベーションが上がるかと思います。

 

~理科~

 

優先順位1位 夏休み終了までにメモチェ・コアプラ・4まと・マステキ知識(地学・生物・化学知識)などを8割の習得率

 

優先順位2位 マステキ演習・演習問題集・サピックス確認問題・日能研栄冠(物理・化学計算)の苦手潰しこみ

 

優先順位3位 実験・考察系問題の着手

 

理科は9月の模試を見据え、知識系の8割の習得率を夏休みまでに目指したいところです。

 

また、算数と同様、力学・電気・光と音・燃焼・中和・気体・溶解度の計算分野の苦手を夏休みまでにつぶす。

 

余力があれば、実験・考察系の問題を数題触れると理想的ですね。

 

~社会~

 

優先順位1位 夏休み終了までにメモチェ・コアプラ・4まとなどを8割の習得率(漢字で)

 

優先順位2位 地理統計・年表・条文などの差が付きやすいポイントを取り組む

 

優先順位3位 表・グラフ問題の着手

 

社会も理科と同様。知識系の8割の習得率を夏休みまでに目指したいところです。

 

また、差が付きやすい地理統計・年表・条文あたりの整理も行えると良いですね。

 

表やグラフ系への対応は余力があれば。ただ、後期は時事問題対策も入ってくるため、他科目優先で本当に余力があれば取り組みましょう。

2026年07月04日 10:55

組み分け偏差値40台からの逆転術

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルです。

 

今回は私たちが多く導いてきた「組み分け偏差値40台からの逆転術」をテーマに執筆したいと思います。

 

まず、この成績帯のお子さんに多く見られる課題についてまとめてみます。

 

①算数と国語のいずれかが毎回、足を引っ張っている。

②勉強が理科と社会によっている。

③モチベーションが低い。

④やりっぱなしになっている。

⑤前週単元の振り返りをしていない。

⑥知識を入れることや問題が解けることのみにフォーカスがあたっている。

 

今までのお申込み時の状態を見てみると、この6点が大きな原因となっていることが多いように思います。

 

一番重要な③のモチベーション面についてはまた違う回で紹介していきたいと思いますが、③以外については今すぐにでも改善が図れる事項かと思います。

 

このようなことを言ってしまうと身も蓋もありませんが、「週テスト」の成績と「組み分け」の成績には全く相関関係がありません。

なぜなら、「週テスト」は1週間の決められた範囲を素直に聞いてきてくれます。

一方、「組み分けテスト」は1か月の決められた範囲を少しひねって聞いてきます。

 

そして、成績帯によってテスト問題が違う「週テスト」は当然母体の関係で偏差値が高く出ますが、全成績帯が参加する「組み分けテスト」はそうではありません。

 

よって、「週テスト」が良くて安心しても、それが「組み分け」では全く歯が立たない。という悩みが出るのです。

 

それは、求められている能力と準備のやり方が全く異なるからです。

 

「週テスト」で点をとろうと思えば、理社もひたすら知識のインプットで問題ないでしょう。そして、算数のA問題も素直な問題が多いので、基本問題を何周もすれば点数がとれます。

 

しかし、「組み分けテスト」の理社は知識を知っているだけでは太刀打ちができません。そして、算数も真の理解が必要な問題も大問2から出題されます。

 

そこで、現在偏差値40台のお子さんが特に大切にしてほしいのが、「週テスト」のための勉強に終始しないという点です。

 

具体的には、

 

①算数は解法説明をさせる、理社は言葉の意味を説明させるなどのアウトプットを重視する。

②スケジュールをスモールステップで組み、間違えた問題をもう一度解く専門日を設ける。

③前週の単元の学習を1週間の学習計画に盛り込む。

 

この3つを重視してほしいなと思います。

2026年07月03日 06:42

6年生夏休みの学習指針

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルです。

✅「割合」「平面図形」「速さ」「立体図形」「力学」「電気」「水溶液」「中和」「気体」「燃焼」「天体」の中で弱点を抱えている場合は最優先で。

✅朝の基礎学習は「計算」「算数の1行題」「漢字」「語句文法」「語彙」「理科(コアプラ・メモチェ・4まと・マステキのいずれか)」「社会(同様)」の7点セット。15分×7位のイメージで。

 

✅特に算数は、第一志望に毎年出題され、本人が苦手とする分野を重点的に補強を行う。

✅「計算」は「小数・分数の四則計算」「□の計算」「分配法則」「単位変換」を中心に。

✅「算数の1行題」は制限時間を意識してよいフェーズ。

✅「漢字」〜「社会」の朝学習は夏終了時に8割の完成度を目指す。社会は漢字で書かせる。

✅理科と社会は知識が入っていない中での過去問や有名中は効果薄。

✅理科と社会で知識が定着している場合、「年表」「史料」「統計」「実験考察」に着手。

✅国語が得意なお子さんは有名中や過去問に着手。ただ、やるからには解き直しをしっかりと。

✅読解が相当苦手で足をかなり引っ張っている場合は、線引きや塊を意識した「読む」トレーニングや1学年前の易しめの題材を中心に。読解が若干足を引っ張っている場合は、正しい選択肢が何行目に書いてあるか、間違っている選択肢はなぜ違うのかに拘って。読解が可もなく不可もなくのお子さんは記述の型を身につける。(あくまでも目安です)

 

タカベルのコーチングでは第一志望校に毎年出題をされ、ご本人が苦手な単元を順位付けし、ご本人に意識を向けてもらうということを行っています。

 

2026年07月02日 06:37

成績を下げる行動10選

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルです。

 

中学受験は小学生が行うからこその難しさがあります。まだ自制がなかなか効かないのと、発達段階によっても差が生まれることもまた事実。しかし、やるべきタスクと難易度は年々増す一方。そこで、成績の下がる行動をご紹介することで、現在の伸び悩みの原因として役立てられればと思います。

 

✅ 朝に何もやらない

 

学校に行っている時間が8時間、通塾3時間、睡眠時間8時間の計19時間はみんな平等の時間です。つまり、残りの5時間で何を行うかで差が生まれるのが中学受験。特に朝の時間は貴重。ここで基礎学習を行わずに行くと、1日の予定がなし崩しとなります。

 

✅ 市販の副教材だけが増える一方

 

6年生で弱点をピンポイント補強するための教材であれば問題ないのですが、よいと思う教材を手当たり次第漁り、1冊が完璧になっていない状態で次に次にやらせても永遠に成績は伸びません。まずは塾の教材を信じて、それを基軸に。できるようになってから次に進みましょう。成績の上がる秘訣は1冊をボロボロになるまでこなすことです。

 

✅ 解きっぱなし、やりっぱなし

 

宿題を解いただけ、やっただけでは成績は上がりません。直しをしないのは論外ですが、直しの仕方にも工夫が必要。なぜなら、人間はすぐに忘れる生き物だからです。それを忘れないようにするために、アウトプット型の直しを行うことや1週間の中で間違えた問題専門日を設けるなど、解きっぱなし・やりっぱなしは避けるようにしましょう。

 

✅ ながら勉強

 

動画を見ながら、音楽を聴きながら、歌を歌いながら、、、

ながら勉強のジャンルは枚挙に暇がありませんが、私の実体験上でも、ながら勉強で集中できたためしはありません。高校生の時でもです。マルチタスクがまだできない小学生ならばなおさら。メリハリが重要です。

 

✅ 休憩がやたら長い

 

練習でできないことは本番でできるようになりません。本番のテストでも科目と科目の間に30分インターバルがあれば、50分やって30分休憩でもよいのですが、本番はそれを許してくれません。子どもはチャイムで動くことに慣れているので、タイマーなどを休憩時間管理に使用できるとよいかなと思います。

 

✅ 解答の管理が甘い

 

人間は「低きに流れる」と思っています。この仮説が正しければ、目に見える場所に解答が置いてあるとどうしても手を伸ばしたくなってしまうのが人間の摂理。今の6年生もまさにそうですが、プレッシャーからやってしまうこともあるので、叱るのではなく、遠ざける。これが精神衛生上も吉です。

 

✅ 夜行性

 

徹夜で勉強をすること、させることは理論上時間捻出になりますが、翌日への影響という視点が抜けています。翌日塾があるのだとしたら、眠さから身に入っていないかもしれませんし、昼寝に時間がとられてしまっては本末転倒です。おしりの時間は必ず小学生らしい時間を保つようにしましょう。

 

✅ 理解よりも演習重視

 

公式を覚えることは重要です。用語を覚えることも重要です。しかし、昨今の中学受験ではそれで点数が取れるテストにはなっていません。公式・用語の「点の知識」を「線の知識」としてリンクできるかどうか。戦いの名前を覚えることは大切ですが、それがどこで起こって、どういうきっかけで、どの出来事の間に来るのか。問題だけ解く勉強はやめましょう。

 

✅ マイナス言葉

 

成績の上がる一番の秘訣はお子さんのモチベーション。それ以上でもそれ以下でもないと思います。それを下げてしまうものがマイナス言葉。「なんでこんな点数だったの」「こんな成績ではどこにも行けない」など、、

成績が悪かった時に、答案を隠すお子さんは子どもなりにショックと罪悪感にさいなまれているので、マイナス言葉で「頑張ろう」とは思えません。

 

✅ 戻る勇気をもてない

 

目先のテストが大切なのは分かりますが、本来の目的は2月1日にお子さんが笑うことかと思います。

重要な視点は、中学受験は全員が同じゴールテープではないということ。

長期的には志望校のレベル感と本人の現状の立ち位置によって、スタート地点もゴール地点も子どもによって全く違う戦いをしています。

そこで大切なのは無理にカリキュラムに追いつくのではなく、一旦立ち止まるないしは戻る勇気。語彙力も身についていなく、フィーリングで選択肢を切っている5年生のお子さんが5年下巻の問題で演習をしても、全く成果は上がりません。時には戻る勇気も必要になります。

 

まとめ:やや厳しいことを書きましたが、物事ってなんでも「表裏一体」です。

    成績を下げる行動を変えていければ、成績の上がる行動につながります。

    ご参考になりましたら幸いです。

2026年07月01日 09:35

効果的な弱点補強のスケジューリング

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルです。

 

昨年満足のいく結果を収めたご家庭。

苦手科目は人それぞれでしたが、

ポイントの共通点は朝学習と弱点補強にあったと思います。

とあるご家庭のスケジューリングの大枠をまとめておきます。

 

~全体観~

 

・塾なし日の週末に算数と理科の弱点補強を入れた。

・月ごとに単元とテーマを決めた。

・6年生教材での対応はしなかった。

・重要単元をまずは優先的に配置。

・あれもこれもやりたくなる気持ちをおさえる。

・短期の結果を焦らない。苦手科目は9月を見据える。

 

~算数が極端に足を引っ張ったお子さんの例~

 

3月→割合(4年生領域と比が絡まない割合、食塩水や売買も含む)

4月→割合と比

5月→速さ(比が絡まない旅人・ダイヤグラム・時計・流水・通過)

6月→速さと比

7月→平面図形と比(普通の平面図形は得意)

8月→場合の数と約数・倍数(数の性質)

毎日→計算(□の計算・分配法則・単位変換に絞る)+計算以外の下剋上

   (下剋上は5月~)

 

週末に1単元ずつ入れることで、概ね夏までにキャッチアップ。

1行問題すらできない極端に苦手な単元の場合は原田式、1行問題レベルは可能なら4・5年の予習シリーズ基本右ページで対応。

残す単元で苦手な領域は9月に回ったが、志望校にあまり出ない領域は捨てた。

 

2026年06月30日 06:17

社会学習で差がつくポイント(地理・歴史・公民すべて)

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルです。

 

 

〇 地理

 

✅ 同じ都道府県にある複数地形

 

今年も津軽半島と下北半島を場所と絡めて出題している学校がありました。

大隅と薩摩、知多と渥美などは有名ですが、川や山も含めて、同じ都道府県にある地形は要チェックです。

 

✅ ランキング

 

こちらは講習会を中心に行っていくことになるかと思いますが、ランキングは差のつきやすい領域となります。現時点では1位・2位を中心に抑えておくようにしましょう。面積と人口は上下5つずつのインプットを。工業地帯はランキングというよりも、グラフを見てどこの地帯かを言えるように。

 

✅ 時差計算

 

理科でも出てくる領域ですが、オリンピックとワールドカップの年は特に狙われやすい領域。模試でも定番なので、押さえておきましょう。世界地理は公民で後述しています。

 

✅ 雨温図

 

国内の6つの雨温図の特色は大切です。ただ、代表的な都市が例に挙がっていることが多いかと思います。雨温図は読めることも大切ですが、なぜそうなるかと紐付けて行うことが大切。難関校は九州の都道府県の中だけで雨温図を選びなさいと、エリアを限定してきます。

 

✅ グラフ

 

地理のポイントはグラフの読み取り。折れ線グラフが急激に変化しているところやそもそものグラフの読み方はおさえておきたいところ。縦軸と横軸が何を示しているのかに〇をつける。切りのよい数字で計算するなど、テクニカル的要素は多くありますが、まずはしっかりと読みとれるようにトレーニングを積んでいきましょう。

 

✅ 地形図

 

等高線・縮尺・方角・地図記号。出す学校はほぼ毎年出しますし、出さない学校は出さない領域。でも、模試では定期的に聞かれる。知識で解けない領域は差が付きやすくなっています。

 

〇 歴史

 

✅   年表

 

個人的にはサピックスさんの年表トレーニングが最も好きなのですが、年号は知っておくだけで大変有利です。歴史の問題が厳しいのは、「年表と年表の間に入る出来事を選びなさい」や「4つの出来事を並べかえなさい」などの問題。時代が後になればなるほど、1年単位で出来事は変動しますし、そもそも何時代の出来事だったのかを忘れてきます。したがって、出来事だけでなく、何年から何年までが何時代なのかという情報も併せて入れるようにしましょう。

 

✅   写真

 

建造物の名前はわかる。人物の名前もわかる。でも、実物と顔が分からん。

これは写真を確認することが必要になります。歴史学習は地理以上に写真の確認が大切となります。

 

✅   史料

 

貧窮問答歌の歌、応仁の乱の歌、五か条の御誓文。

元寇の絵、長篠の戦いの絵。

どれも定番ですが、史料の確認も必要になります。歴史って大変ですね、、、

 

✅   漢字

 

歴史学習の最難関。歴史は得意なのだけど、漢字が書けないなんてお子さんも多いでしょう。

しかし、文系科目はほとんど漢字指定がかかります。しかし、5年生算数は厳しいし、理科も学習に時間がかかる。社会に回す時間がない。なんていうご家庭もあるでしょう。

最低でもまずは人物と建造物のみに絞って、頑張りましょう。

 

✅ 都道府県

 

歴史の学習はまだまだ難関が続きます。地理の後に歴史を学習するのは都道府県を聞きたいから。旧石器~弥生の遺跡なんかは都道府県がマストですよね。今ちょうど学習している室町の一揆も都道府県が必要です。このように、歴史の学習でも都道府県とリンクさせて覚えることが重要です。余力があれば、朝鮮半島と中国内の地図も出てくる都度、手をつけましょう。

 

✅ 中国の王朝

 

他にも大切なのは日本の時代と中国の王朝のリンク。大まかに日本の時代(年表)と中国の王朝名をリンクさせておくことは大切です。唐・宋・明・清あたりが日本のどの時代に相当するのかは抑えておきましょう。

 

✅ 文化・市民の生活

 

政治史とはまったく関係がないので、面白みに欠け、後回しになりがちな範囲。

ここでも書いた人や作品名も大切だが、やはり時代とのリンク。

江戸の元禄・化政の分類は特に大切。

そして、定期市の回数などの市民の生活にも注目要。

 

✅ 将軍・執権が何代目か

 

鎌倉執権→2・3・8

室町将軍→1・3・8・15

江戸将軍→1・2・3・5・8・15

 

このあたりはさらっと答えられるように。

 

〇公民

 

✅ 数字

 

公民の肝は数字。定数等はみんな頭に入れるかとは思いますが、何分の1以上の賛成なのか、任期は何年なのか、年齢は何歳以上なのか、憲法第何条なのか、何日以内に解散か総辞職なのか。これら公民学習で出てくる数字は正確に把握しておくことが大切です。特に、何日以内という部分と、出席議員なのか総議員なのかは差がつきやすいポイントです。

 

✅ 仕事

 

条約の「承認」は国会。条約の「締結」は内閣。条約1つをとっても、国会の仕事なのか内閣の仕事なのかは異なります。また、よく間違える「指名」と「任命」。これもどの機関の仕事なのかということを正確に把握しておくことが必要です。違憲立法審査権はどの裁判所が有する権限ですか?も引っ掛けの定番ですね。

 

✅ 手続き

 

内閣不信任案が可決されたら、総辞職か解散を行い、選挙を経て、国会を開き、新しい総理大臣を選出する。公民はここの知識を独立させて勉強しがちですが、歴史と同様で流れを整理することも非常に大切です。手続きはしっかりとおさえておきましょう。

 

✅ 優越

 

衆議院の優越に関する項目の整理。中には、衆議院にしかそもそもできないことも存在するので、優越関係はしっかりと押さえておきましょう。なぜ、衆議院が優越なのかも記述できるようにしておきましょう。

 

✅ 世界地理

 

今年はオリンピックとワールドカップがあるので、各大陸の主要国や現在紛争が起きている国の名前と場所は一致できるようにしておきましょう。世界の雨温図を出題してくる学校もありますので、世界地図を俯瞰して、どのあたりはどういう気候の特色を有するか確認しておきましょう。

 

✅ アルファベット

 

国連がらみの領域。語呂合わせ等で。

 

 

2026年06月28日 13:33

中学受験理想の全体観

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルです。

 

中学受験理想の全体観をまとめてみます。

 

3年生まで→計算と漢字の先取り・とにかく活字と触れる・体験学習系のお出かけ

4年生前期→1週間の学習習慣の確立(引用元をご参照ください)

4年生後期→算数重視

5年生前期→算数・国語重視

5年生後期→算数・国語・理科重視

6年生前期→算数・理科の弱点棚卸・社会の基礎知識の積み上げ

6年生夏→講習+基礎知識の積み上げを軸に、表とグラフ・統計などの理社応用事項

6年生後期→過去問演習と受験校頻出分野の補強

 

まとめると、上記が後に遅れると、狙える学校の幅が徐々に狭くなるイメージ。

4年後期で算数が仕上がらなかったら、5年前期で国語の学習時間がとれなくなり、5年前期で算数が仕上がらなかったら、5年後期で理科に手が回らず、6年に回ることになる。

なので、トータル5年後期が一番きつい。

ただ重要な視点は、6年生前期でリカバリーできるということ。

したがって、5年生で少々組み分けに苦戦してもまだ大丈夫。

 

 

中学受験は1000日以上の勝負が当たり前の時代ですが、例えるならばマラソン。

4年の遅れは5年に影響を及ぼしますし、5年の遅れは6年の初動にも影響します。

早いうちから貯金をつくるにこしたことはないという観点から、記したいと思います。

 

✅朝の学習習慣の確立

 

朝に計算と漢字を行ってから、学校に行く。比較的素直な4年生の段階でこの習慣を「当たり前」にしておくことがポイントです。過去に成績が良かった6年生は朝の時間の使い方が大変秀逸でした。

 

✅1週間の学習習慣の確立

 

1週間の学習は宿題を闇雲(この日は算数全部・この日は社会全部)とこなすのではなく、毎日全科目少しずつが基本。その週の宿題は塾のない日に4~5分割。

これに加え、前の週の単元(算数のみ)と1週間で間違えたところをもう1度おさらいする日を設けられると最高。

 

✅算数は下記のポイントを意識(4年生は本当に算数重視で大丈夫です)

 

①    小数と分数の概念理解ならびに変換

 

小数と分数は中学受験において、その後の重要単元につながる根本回。

0. 1の意味、5分の3の意味などを闇雲にしない。

なぜ、6分の3が2分の1になるのかを図解で学ぶことも重要。

そして、0.125や0.25などの切りのよい小数はスパッと分数に変換できるように。

計算問題も小数と分数が混ざった計算を行うことが吉。

 

②    公式関係は1冊にまとめておく

 

4年生は公式のオンパレード。図形関係や数列関係や速さ関係。出てきた公式はノート1冊を作って見返せるようにしたい。知っていること前提で学習は進んでいきます。

③    線分図・情景図・面積図をしっかりと書く

 

5年生で算数ができなくなるお子さんの大半はこの作法が身についていないことが原因。

学習内容が抽象度を増せば増すほど、式だけで解くことは不可能。そして、旅人算など文章が長くなればなるほど、整理の作業が必要。

4年生は問題が解けることよりもこうしたプロセスをしっかりと意識させることが重要。

和差の線分図・平均の面積図・速さの情景図はその後も頻繁に登場します。

 

④    ノートは目いっぱいスペースを

 

テスト慣れをさせるためには、スペースは多くとらない方がよいという考え方もあるが、4年生は絶対的にプロセス重視。

計算問題が4問あったら、ノート見開き1ページに4問くらいの配分で。

ノートには問題と途中式。筆は書かない。

字が小さく、乱雑なお子さんの筆算は升目のノートにさせるとよい。

0なのか6なのかが判別できないお子さんや、筆算がやたらとななめになっているお子さんや、字が小さいお子さんにミスは発生する。

 

まとめ:4年生はプロセスを重視し、「暗記算数」にならないように

 

4年生は特に発達の個人差も大きく、理解度は人それぞれ。

まずは算数を中心に組み立て、お子さんのペースにあった学習習慣の確立を。

特に算数は問題を解かせることに注力しすぎると、暗記算数という最悪の状態に陥る。

暗記算数に陥ると忘れるのも早く、入れ直しが必要になるのだが、5年生になるとそんな時間はとれない。

例題・類題の解法説明と線分図・情景図・面積図を交えた理解を十分に行ってから、演習量を上げていくこと。

2026年06月27日 10:33

応用問題への対応

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルです。

 

テスト返却されたら、結果よりも以前アップした算数チェックリストの更新です。

子どもに言うべきセリフは、「良かったから合格が保証されているわけでも悪かったから不合格確定ではない。2月1日までは。」と、声かけをしましょう。

これを感情乱さず、最後までやり続けることが最後に笑います。

最近相談が多いのが応用への対応力です。が、多くのケースは応用への対応力よりも基礎固めができていないことに起因するケースが多いです。

でも、それだと答えになってませんので、

課題感をまとめますと、

✅️解法パターンの経験値を高める

速度が変わったり、仕事している人間が変わったり、売れなかったから値引きしたら、つるかめ算との合わせ技を疑うなど。これは一朝一夕にはできないですし、そもそもつるかめ算自体を機械的に解いているとつるかめ算を使うことをわかっていても対応できません。

求積の問題も、

①公式で解けなかったら
②公式が使える全体から公式が使える部分を引く
③それでも無理だったら、切ってみる
④それでも無理だったら、移動する

など。

公式や特殊算解法などの基礎力+経験値で応用に対応できるようになってきます。

✅️聞かれていることからの逆算

算数の応用力がある子はこの視点が強いです。今聞かれていることが速さだから、距離と時間を文章中から引っ張ろう。この視点を持った上で、長ったらしい文章を1文1文切って、パーツを集めてきます。国語力と耐久力も応用力には必要です。

✅️プランBを持つ。

容器と水量の問題も仕切り板より左側から情報を集められないとフリーズする子がいます。その場合、容器全体の水量で考える等プラン変更。これも経験値なのですが、手を止めないという意識は大切。

長々となりましたが、応用力は簡単に身につけば苦労しないのですが、

要するに、

✅️基礎力
✅️逆算思考
✅️プランB
✅️経験値

が複合的に合わさって初めて実を結びます。

で、今は応用力がつかないからといって、ステップ②やDプリントばかりを取り組むアプローチをすると、逆に大問1や2でポロポロ失点する現象が起きるので、基礎学習の積み上げ8割と1日1問こうしたレベルの問題で進めていくのが最適アプローチです。

焦らず、慌てずに。

2026年06月26日 06:04

4・5年生が今からでも意識したい学習習慣

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルです。

 

新4年生は本格的な中学受験に突入した頃かと思います。

誤解を恐れずに記すと、新4年生の第一クオーターの成績は全く気にせず。

大切なことはこの時期にしっかりと学習習慣を身につけること。

ポイントを記しておきますので、ご参考になりましたら幸いです。

他学年の参考にもなりましたら、うれしいです。

 

〇 算数

 

①    とにかく計算力

 

計算は速く正確にできるに越したことはありません。

ただ、4年生の最初はしっかりと細かいところを押さえることが重要。

テキストに書き込みはせず、問題をノートに写し、途中式をしっかりと。

筆算は升目の大きなノートで、繰り上がりと繰り下がりを必ず書く。

「字を大きく、丁寧に、精度重視で」

 

②    公式を丸暗記にしない

 

図形関係を中心に、4年生の第一クオーターは公式のインプットが中心になります。

あとあと苦しむのが、算数を解法丸暗記科目と捉えてしまうこと。

全く通用しなくなります。したがって、図形の公式1つをとってもなぜその式になるのかを原理・原則をしっかりと読み込み、時には調べながら進めていくこと。

問題が解けるようになるのではなく、問題を解くうえで必要なパーツを理解することです。

 

③    図や式を必ず

 

算数が後々伸びるお子さんはこの部分を徹底してできるお子さんで、逆もまた然りです。

植木算の絵、和差算の線分図。こうした基本の基が後々の成績を決める原動力となります。

ここは特にこだわって学習を進めるようにしましょう。問題数を重ねすぎると、こうしたところをさぼりがちになるため、後々記しますが、「毎日少しずつ全科目」が原則です。

 

 

④    解法説明をさせる

 

全部の問題で行う必要はありません。間違えた問題のみに絞って行うとよいでしょう。

どのように解いたのか、間違えた問題を教えてあげた後、分かった気になるのを避けるために、お子さんに先生役になってもらい、解法を説明させるアプトプットを取り入れるようにしましょう。

 

⑤    間違えた問題の可視化

 

解かせて、間違えた問題は問題番号に赤丸をつけておきましょう。細かいですが、子どもは×をつけられると、大変やる気が落ちますので、赤丸を推奨します。

 

塾のない初日→基本問題解く・赤丸をつける・間違えた問題の解法説明

塾のない2日目→間違えた問題のみを再度自力で解く。解けなかったら、青丸。

塾のない3日目→1日目と同じ要領で練習問題。

塾のない4日目→2日目と同じ要領で練習問題。

塾のない5日目→前週に間違えた問題。

 

あくまでも例ですが、理解度によって扱う問題のレベルは変えていきましょう。

 

〇 国語

 

①    漢字を読むときは意味を理解

 

算数の基盤が計算であるように、国語の基盤は漢字学習と読むこと。

漢字を読むときはその熟語の意味を確認しながら、読ませるようにしましょう。

 

②    漢字を書くときはお子さんの特性に合わせて

 

昨今、漢字を書くことを苦手とするお子さんが増えてきました。

漢字を書くことが苦手なお子さんは学習に工夫が必要です。

部首とそれ以外を色分けして可視化する、同じ部首の漢字をまとめてあげる、いきなりペンを持たずに指書きをさせる、読み方を発声させながら漢字を書く。このような工夫で行っていきましょう。

 

③    ことわざや慣用句はイラストで意味を理解

 

国語の学習は「青菜に塩」という言葉をかけるようにすることよりも、意味を理解することの方がはるかに重要です。言葉を単純に覚える勉強は短期記憶にとどまり、抜けていくのも早いです。したがって、イラストや漫画や画像検索を活用し、視覚的にイメージをさせながら勉強を進めていくことが重要です。

 

④    読解は音読を必ず塾なし日に毎日。

 

国語学習の原点は漢字と読むことです。宿題に出ている題材を塾なし日に毎日必ず音読させるようにしていきましょう。読み飛ばし・意味の分からない言葉をあぶりだすことにつながります。意味の分からない言葉は辞書等を活用し、ノートにまとめておくと最高ですね。

 

⑤    線を引くことも多少は意識しましょう。

 

4年生の最初のレベルであれば、物語文は心情の表れている行動や表情。説明文であれば、「その」「この」の指示語や「しかし」「つまり」などの接続語に注目をさせて読む。

物語の表情であれば、「顔が赤くなっている」と出てきたら、どういう心情なのか。

説明文であれば、指示語の指示している内容や接続語の役割を口頭試問しながら進められると最高ですね。

 

⑥    文章を簡単にまとめてみる

 

物語であれば、主人公がどういう理由でどういう気持ちだったのが、どういう理由でどういう気持ちに変化したか。「理由+気持ち→理由+気持ち」でまとめてみる。

説明文であれば、形式段落ごとにキーワードを簡単に書いておく。文を1文1文でなく、塊でとらえるという作業を行ってみてもよいかもしれません。

 

⑦    続編を読書してみる

 

時間のある4年生のうちに読書習慣はないよりもあった方がよいもの。そして、自分の好きなジャンルしか読まないということを避けるために、テキストに出てきた素材文の中から続きが読みたい題材を購入して読ませてあげることも一つ有効です。

 

 

 

〇 理社

 

①    いきなり問題から解かない

 

最悪の勉強法はいきなり問題から解くことです。

必ず音読を行いましょう。太字の部分はマーカーをひいて、口頭テストを行えると最高ですね。全部やらせると大変なので、塾のない日で、1日目は社会半分。2日目は理科半分。残りの2日で半分ずつと進められると最高です。

 

②    1問1答は意味を理解

 

信濃川と答えられるようになるのではなく、信濃川はどんな川かを逆質問すると最高ですね。定着がより深まります。

 

③    図鑑・動画・実験教室の3点セット

 

理科はこの3つを活用しながら。「なるほど理科図録」「nhk for school」はお勧めです。

理科嫌いは後々本当に苦労しますので、4年生は「やって見せて」が特に重要です。

 

④    そもそも4年生は圧倒的に算数国語優先で

 

特に第一クオーターの理社の内容はウォーミングアップ。受験でほとんど問われません。

学習比率は算数5国語3理社2の比率で進めていきましょう。

 

〇 全体観

 

①    朝学習の習慣化

 

4年生のうちにこれを必ず身につけること。

計算と漢字が難しければ、まずはどちらから始めてみる。

何もやらないということをなくしていきましょう。

 

②    とにかくほめる

 

勉強が楽しいと思わせることが何よりも大切です。

冒頭記したように4年生第一クオーターは成績よりも圧倒的に習慣と作法の確立。

楽しく、嫌いにならないよう、成績ではなくプロセスで評価する。

成績でほめていたら1度限りですが、プロセスでほめてあげればたくさんほめるところを見つけられます。

2026年06月25日 09:01