中学受験コンサルティング タカベル

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5年生組み分けのざっとの雑感

〜5年算数 組み分けざっとの雑感〜

 

・比は3問の出題のみ。それもかなり簡単。次回以降の組み分けは覚悟が必要か。 

・大問1すべて 

・大問2の6

・大問3両方と4両方 

・大問5の1 

・大問6の1と2

 まではしっかりとおさえたい。 

 これだけで128点。 

 

 ・128点を切るか切らないかの要素は、計算ミスと大問2の通過算「トンネルに隠れている時間」、大問3の「利益」を読んだか。そして、大問6の情景図をしっかりとかけたかどうかでわかれる。特に大問6。

 

・序盤で差がつく問題は、大問2の7と8。大問5の2あたり。
特に大問2の8の円の半径×半径で正方形の面積を導く考え方を身につける。
大問5の2みたく、先生以外の生徒7人を残った2人の小部屋に泊まらせる考え方、そして最後に2をかけなければならないとトラップが多いので気を付ける。

 

 〜5年社会 組み分けざっとの雑感〜 

 

・大問1の1、2、4、5、7 

・大問2の1、2、3、5、6、7の2 

・大問3の1~10の1まで。13の1と14の1 

・大問4の1、2、4、6

 

 このあたりをおさえたいが、全体的に大問3以外は難しい印象。

ワードを知っていることは大前提で、

 

・都道府県と地形がしっかりとリンクしている 

・大問4の白地図と表の都道府県を見抜けたか否か

この2点で差がつく印象。

 

 〜5年理科 組み分けざっとの雑感〜 

・大問1すべて 

・大問2の1、2、4、5 

・大問3の1~3、5、6  

・大問4の1~5 

・大問5の1・2・3の1と2 

 

 このあたりをおさえたい。全体的に多いことから、今回の組み分けはさほどひねって出してきてはいない印象。比較的簡単にしてくれたか。 

 

・植物は図鑑を用いる。シリーズで太字になっていないものや、まとめてみようで空欄になっていないものにもこだわる。 

 

・天体は原理原則の理解。(新月の位置を軸に、反時計回りにそれぞれの位置で形はどうなるのか) 

 

・表の読み取り問題は、必ず解法説明をさせる。丁寧に計算すると時間がとられるので、大問4の問5みたいな問題は、計算する際に20パーセントを超えたなと思ったら、計算を即座にやめるなど、テクニカル的な要素も身につける必要があるが、6年でも間に合うので、こういう解き方をするとよいという引き出しを増やしたい。

 

4年、首都模試、マンスリー等も続々届いているので、国語はまた後日。

2024年09月04日 18:14

極力円満な中学受験のために②

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

前号に引き続き、「円満な中学受験のために」シリーズをお送りいたします。

 

④タスクの後出しはしない

 

今日は予定よりも進みが早く、1日のタスクが全て終了した。よし、過去のデイチェの見直しを追加でさせよう。これは勉強への目的意識がしっかりしているお子さん以外はやめましょう。組み込むならば、1日の勉強が始まる前にタスクとして設定しておきます。これもダブルスタンダードに繋がってしまいます。

 

⑤叱る時は1対1で、理由付けと事後フォローを

 

叱るな叱るなと言われていても、実のお子さんだったら叱りたくなる時もあることでしょう。そもそもご家庭の教育方針で、中学受験以外の部分でも叱らなければならない局面は必ずあると思います。その際は1対1で、理由付けと事後フォローを忘れずに。例えば、家族会議なるものを開き、家族で非難をしてしまうことはオススメできません。(事の程度にもよりますが)極力1対1の中で、なぜあなたのとった行動は望ましくないのかを理由を添えて説明をし、事後フォローを大切に。叱りっぱなしで終わってすぐに切り替えられる子はそうそういません。叱ったら、それ以上にほめるか前向きになるセリフで終わらせることが重要です。

 

⑥ほめることはハイリターン

 

自らを発信をする時代に生きている今の子達は特に、認められたいという願望が渦巻いています。そこで大切なことは、プロセスでほめてあげることです。結果でほめることも悪くはありませんが、良かった時はほめられるけど、悪かった時はほめてあげられないということに陥ります。したがって、結果でほめる場合もあくまでも視点はプロセスで。「毎日計算ミスをしないように意識して取り組んでいたから、良かったんだと思うよ」ほめると、やる気が上がったり、リラックス効果が得られることは証明されているようです。ほめることはハイリターンという意識で接すると、活路を見出だせるかと思います。2回に渡って記してまいりましたが、・ルールを共同で作る・後出しとダブルスタンダードをやめる・コミュニケーションはほめと疑問形で・子どものプライベートタイムは尊重・叱った後の対応これらが極力円満に中学受験を乗り切る処方箋かなと。

2024年08月21日 12:17

極力円満な中学受験のために①

①ルールの後出しをやめる

 

例えば、「計算を朝やらなかったら、その日にタブレットは触れない」というルールを話し合いで策定したとします。

これを最初から決めておけば全く問題ありませんが、後出しで「今日は計算をやらなかったら、タブレットなしね」と場当たり的に言ってしまうと、子どもの不満は高まり、やる気に影響を及ぼします。

そして、場当たり的にルールを次々に発すると、「あれ、前に何と言ったっけ」となってしまい、この前は許されたのに、今回は許されなかった。と、子どもの最も嫌うダブルスタンダード状態に陥ります。ルールは最初に立てておき、納得した状態で常にそこに立ち返らせることが重要です。

 

②「〜しなさい」をやめる

 

中学受験は考えることをとにかく要求されます。考えることは何も勉強からしか学べないわけではありません。料理等の家事のお手伝いや整理整頓一つをとっても、考えることを人間は常にやっていて、考えることで効率的な進め方が編み出されるはずです。なので、勉強でもお手伝いでもトップダウン型で接してしまうと、子どもは思考停止状態に陥ります。「〜しなさい」ではなく、「〜をしたら、もっとうまくできると思う?」「今何の時間だっけ?」等と発問の仕方を変えてみましょう。命令形ではなく、疑問形のコミュニケーションを心がけます。

 

③1分1秒を大切に

 

これは受験までの1分1秒を大切にしましょうという意味ではありません。休憩時間を10時10分までと決めたら、10時9分に「そろそろ終わりだよ」と言ってはならないということです。子どもにとって貴重な1分1秒を大切にしましょうという意味です。40年生きてきた大人と10年しか生きていない子どもでは時間の感覚が全く異なります。1分1秒まで余暇を楽しむ、時間を大切にするという姿勢を我々は子どもから学ばなければいけないのかもしれません。

 

その代わり、10時10分になった時のメリハリは大切です。これを3分延長、5分延長と許してしまうと、先程のダブルスタンダードになってしまうからです。前は3分延長で許されたのに、、となってしまうと、休憩をあげたのに不満は高まるという事態になってしまいます。長くなりましたが、常に立ち返られるルール策定を話し合いでしておけば、「〜しなさい」の削減に繋がり、ダブルスタンダードも防げます。そして、このルール策定は時期の変わり目がうってつけです。子どもも心機一転頑張ろうとなっているタイミングを狙います。その点で、間もなく学校が始まるこの時期に新学期に向けたルール策定を話し合ってみてはいかがでしょうか。

2024年08月21日 12:13

中学受験「個別最適化」を考える③

こんにちは。

 

 

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

さて、複数回にわたり中学受験「個別最適化」を考えています。

 

私共は8月8日に法人設立を行いましたが、一番の想いである「後悔しないために、個別最適化」という理念を皆さんに広げていきたいからであります。

 

第1回は宿題について、第2回は科目の優先順位について記してまいりました。

 

第3回はモチベーションについて。

 

これが究極の個別最適化であると考えています。

 

私共が今まで担当してきたケースでは、モチベーションが高いお子さんならば、家庭学習のやり方を変えれば自ずとコンサルティングのみで成績アップにつなげることができました。

 

しかし、モチベーションが低いお子さんはいくら家庭学習のやり方を変えても現状打破が難しいケースが多いので、2期前からコーチングを導入し、お子さんが納得した状態で目標に向かって努力することを促すサービスを展開しています。

 

結局、やるのはお子さんです。

 

やるお子さんのパワーがないと、いくら大人が手を回しても、現状打破には繋がってきません。

 

お子さんのモチベーションを高めることこそが、究極の個別最適化であり、糸口になる。

 

しかし、物事はそう単純ではありません。

 

なぜなら、お子さんの深層心理まで踏み込み、お子さんの行動を促していかなければならないので、ものすごく粘り強い対応が必要になってきます。

 

折角やる気になっていても、「なんでまだやってないの!?」の一言で、カムバックにさらなる時間を要する。こんな経験も多いかと思います。

 

親御さんの悩みが十人十色であれば、お子さんの悩みも十人十色です。

 

「周りの子は遊んでるのに…」

「頑張ってるのに、成績が上がらない…」

「学校で嫌なことがある…」

「塾の雰囲気が怖い…」

「明日から頑張るから、今日は休みたい…」

「合格に向けて自信が持てない…」

「兄弟に勉強を邪魔される…」

「ほめてもらえない…」

「直したいのだけど、すぐ気が散ってしまう…」

「習い事をやめたくない…」

 

十人十色と書いたので、10個ほど挙げましたが、本当はもっともっとあるはずです。

 

こういう多くの悩みがある状態で「やりなさい」と言ってしまうと、中学受験どころか、親子関係にも影響することになります。

 

そこで、「ある程度」の決定権をお子さんに持たせるというスタンスは重要です。

 

かなり極端な例ですが、目標設定一つをとっても、

 

「あなたは絶対に〇〇中学進学だからね」と、与えられた目標よりも、「あの先輩のようになりたいから、〇〇中学に行きたい」と自分で設定した目標の方が当然頑張れるわけです。

 

家庭学習一つをとっても、工夫はできます。

 

一部のお子さんを除き、今日やるべきことを可視化することは難しいです。

 

したがって、やるべきことはある程度示す。

 

一方でやる順番については、国語優先であとは好きにカスタマイズしてよいよ。

 

 

等と、裁量を持たせることは重要かもしれません。

 

そして、1日の目標設定をお子さんに立てさせて、宣言させる。そのフィードバックを1日1ほめを意識して、行ってあげる。

 

今日の目標は「筆算をサボらないこと」とお子さんが立てた場合、少々気になる他の要素(字が汚い等)は排除して考えてあげる。

 

宿題も優先順位付けも目標設定も、あれもこれも状態から脱却することが大切です。

 

長くなりましたが、成績不振に苦しむお子さんのキーワードはとにかく「個別最適化」です。

 

宿題もお子さんのペースで、クラスもお子さんのペースで、1日の優先順位はお子さんの成績で、接し方もお子さんの性格や状態を見て進めていくこと。もしくは、親御さんや指導者がそういう視点を常に持っておくことが「個別最適化」につながると信じて、毎日の業務を遂行しています。

 

2024年08月20日 20:52

中学受験「個別最適化」を考える②

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

さて、前回から複数回にわたり、中学受験「個別最適化」を考えています。

私共は8月8日に法人設立を行いましたが、一番の想いである「後悔しないために、個別最適化」という理念を皆さんに広げていきたいからであります。

 

第2回は科目の優先順位について。

 

昨今の中学受験を過ごすご家庭はあれもこれもとまさにお腹いっぱいの状態に陥っています。

 

これを改善するために、私共は学年・成績を踏まえて、1日のタスクの優先順位をつけて、ご提案をしています。

 

前回の宿題号でも記しましたが、算数偏差値60国語偏差値40のお子さんと、算数偏差値40国語偏差値60のお子さんが同じ宿題・同じ優先順位で良いわけがないからです。

 

しかし、何が何でも算数が重要という情報が出回り、まずは算数をやらせようとするケースも少なくありません。

 

誤解のないように記すと、算数が重要であることに全く異論はありません。

 

ところが、入試の配点は算数も国語も同様。

 

2科目受験の場合、算数がいくら得意でも国語がかなり足を引っ張るようでは、事実上諦めなければなりません。

 

したがって、算数偏差値60国語偏差値40のお子さんが取るべき戦略は、算数の応用問題を優先順位1位にもってくるのではなく、国語の読解に対する家庭学習を1日15分でも行うことの方が喫緊の課題なわけです。(算数1科目受験の場合は、ご放念ください。)

 

 もちろん得意なことを極めるという視点を否定しているわけではありません。どんどんと取り組むべきでしょう。しかし、全てのタスクが終わった後のご褒美的な位置づけにしておかなければ、成績アップに寄与する度合いは下がりますということです。

 

なぜなら、シンプルに偏差値60の科目を上げるよりも、40の科目を上げる方が簡単だからです。

 

1日のタスクを行う順番にまで拘る。

 

やや暑苦しい提案ですが、これも「個別最適化」につながると信じ、今日もコンサルティング・コーチングに邁進してまいります。

 

2024年08月14日 21:47

中学受験「個別最適化」を考える①

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

 

さて、本日から複数回にわたり、中学受験「個別最適化」を考えていきたいと思います。

私共は8月8日に法人設立を行いましたが、一番の想いである「後悔しないために、個別最適化」という理念を皆さんに広げていきたいからであります。

 

第1回は塾の宿題について。

 

現在、大手塾で成績低迷に苦しんでいるご家庭は、この宿題について少し疑問を持つ必要があるという視点を投げかけます。

 

クラスの中には国語は得意だが算数を苦手とするお子さんもいれば、その逆も然り。

そして、志望校は十人十色。

偏差値幅10弱の子たちが混在する。

 

こうした中で、全員一律の宿題で良いわけはないという考えです。

 

日ごろのコンサルティングの中でよく聞くお悩みは、クラスが上がった瞬間に基本を飛ばされ、応用を扱うようになった。

算数に支えられてのクラスアップではなかったので、ついていくのが大変で、行き渋りを起こすようになってきた。

 

こうしたお声をよく耳にします。

 

勉強は建築と同じであると常々考えます。

 

土台や地盤がしっかりとしていない状態で、上物を立ててもすぐに崩れます。

 

それと同様で、基礎なくして応用はなしです。

 

理解するのに時間がかかるお子さんは、例題・類題の理解をしっかりと行い、基本問題を反復して腹落ちさせてから、練習問題に移行する形が大切です。

 

しかし、上のクラスの宿題では練習問題を中心に行うように指示が出る。

 

これこそがまさに個別最適化が必要なケースです。

 

無理についていかせようという視点ではなく、長期的にそういう問題ができるようになればよいという視点をもつことが極めて大切です。

 

そこで、私共をご活用いただいているご家庭には、塾に宿題は勘弁してほしいと申し出ていただき、その子に合った課題を私から提示をさせていただいています。

 

しかし、4・5年生で副教材を提案することはほとんどなく、予習シリーズの1週間の内容とやり方を抜本的に見直していただいております。

 

このやり方で成績アップを数多く実現してまいりました。

 

誤解のないように記すと、成績も安定して良く、親御さんもお子さんも前向きに取り組めている方は通われている塾の方針に従って全く問題ありません。

 

しかし、成績低迷が続いているということは何かを見直さなければなりません。

 

塾を変えることも手段なのでしょうが、お子さんが塾に通いたいと言っているのに無理に取り上げてしまうことは、逆にモチベーションの低下を招きます。

 

したがって、今通っている塾の「宿題」を見直すという視点が突破口の第一歩かもしれません。

 

明日8月12日、「法人設立キャンペーン」を実施いたします。過去最大級のプレゼント企画となっておりますので、奮ってご参加ください。

2024年08月11日 09:15

過去問の進め方

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

いや~、、、連日暑いですね。

この酷暑なので、カフェ巡りをしています。

 

今朝は中目黒のスターバックスロースタリーさんにお邪魔してきました。

開放感のある店内と限定メニューの数々、少し喧騒からはなれ、リフレッシュできました。

 

さて、本日は集団授業ベルスクの夏期講習最終日。

スタッフ一同、お盆も頑張ってまいります。

 

さて、本日は過去問の進め方について記してまいりたいと思います。

 

タカベルでは、9月以降この過去問学習をとにかく重要視してまいります。

 

同じ問題は二度と出ませんから、過去問をそんなにやりこまなくてもという声も十分理解できます。

 

しかし、戦において大切なことは、「戦術」です。

 

過去問対策が甘く本番に臨むことは、丸腰で戦場に突入していることと同義です。

 

ここからここまでは何分で解いて、どの順番で解いていくのか。

これを体にしみこませることこそ、過去問学習の意義となります。

 

タカベルでは下記のボリューム感で家庭学習の中に組み込むようにしています。

 

第一志望…10年分

第二志望…5年分

第三志望…5年分

第四志望…3年分

第五志望…3年分

計…26年分

 

9月の模試で出た結果を踏まえ、9月末から12月末までの13週間で26年分。つまり、1週間で2年分を消化するスケジュール感で行っていただいています。

 

解くだけで1年分3時間を要しますから直しも含めると、後期は平日1日と土日のいずれか半日はつぶれてしまうことを計算しなければなりません。これを塾に通いながら行うことは大変至難の業。

 

しかし、手前味噌ですが、この過去問を徹底的にやりこんでいただいた結果、昨年度のご家庭は2月2日の時点で全ご家庭受験終了を果たしていただくことができました。

 

塾の授業と家庭での過去問学習のバランスがしっかりと取れた結果であると考えています。

 

ちなみに、お勧めの解く順番ですが、これも様々意見があるのであくまでもご参考までに。

 

私どもは第二志望→第三志望→第一志望…という順番で導いています。

 

これは、「あれだけ夏休み頑張ったのに、意中の学校の過去問を解いたらボロボロ。もうだめだ、、、」という心理に陥ってほしくないためです。

 

モチベーションは10月~11月に落ちます。

 

これは単純にプレッシャーと模試・過去問の結果によるもの。

 

しかし、考えてもみてください。

 

2月に受ける意中の学校の過去問を10月~11月の段階でとれていたら、それは志望校を変えましょうという話になります。

 

そして、12年しか生きていないお子さんが1人の力で(もちろん、親御さんの多大なるサポートの元ではありますが)戦ってくる人生初のビッグイベントです。お子さんへのプレッシャーは計り知れません。

 

こうした観点から、手始めに第二志望から解いてもらっています。

 

しかし繰り返しになりますが、様々なやり方があるので、一受験人の私見として参考にしていただければと思います。

 

最後に、なぜあえてこの時期に過去問学習について言及したのか。

 

それは、それほど後期は時間がありませんということを伝えたかったためであります。

 

時間が取れなくなる後期だからこそ、この夏が重要。

 

そして、お盆休みも講座が開講されている塾がありますが、弱点補強と基礎学習の積み上げという視点も忘れずに。

 

夏休み後半戦も有意義に過ごしましょう。

 

※タカベルでは個別最適化の観点で過去問分析サービスを非常に重視しているため、6年生は3月末を以て、募集を締め切りました。

 

※8月12日頃にLINE登録者限定で「法人設立キャンペーン」を実施します。一人でも多くの友達登録をお待ちしております。

2024年08月10日 15:44

大切なご報告

本日2024年8月8日、株式会社タカベルを設立しましたこと、ご報告いたします。

 

2021年4月1日から創業をし、中学受験に悩むご家庭を1組でも多く救いたい。後悔しない中学受験を送ってもらいたいという一心で、「中学受験コンサルティング」というメインサービスを信じ、3年4ヶ月余り、駆け抜けてまいりました。

 

ここまで来ることができたのも、中学受験でタカベルを利用いただき、卒業されたご家庭・現在ご利用中のご家庭・講師陣の皆さん・お取引をさせていただいている業者様・SNSを暖かく見守ってくださる皆さんのご尽力あってのことと、御礼申しあげます。

 

塾講師・銀行員・私立教員を経て、2021年4月1日に独立開業をしました。当初は、家庭教師とコンサルタントの兼務をしながら、集団塾の開業を本気で考えたこともありました。

 

しかし、今の中学受験業界に必要なのは「個別最適化」という結論に達し、一人一人の成績や理解度に応じた学習計画の策定や、誰にでも通用するアウトプット型の勉強法を提案し続け、最近では1人1人の問題用紙と解答用紙を徹底して分析する4科目のテスト分析も交え、「個別最適化」に挑戦し続けてまいりました。 

 

サラリーマン時代よりも間違いなく激務です。しかし、この3年4ヶ月、とてつもないやりがいが私を動かしています。そして、我武者羅に每日を過ごしていたら、気づけば仲間や関わる方が年々増えていました。

 

法人化したからといって、何かが大きく変わるわけではありません。

 

理念の「後悔しない中学受験に向けて、個別最適化」

 

これにとことん拘って、本日から気持ち新たにスタッフ一同、邁進してまいります。

2024年08月10日 11:39

6年生社会の補強ポイント

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。 

 

本日はベルスク夏期講習5日目。

5年生は「通過算と時計算」「水溶液の性質」、4年生は「差集め算」を学習します。

 

5年生算数は情景図を書くことがポイントの単元になります。

中でも、時計算は苦手なお子さんも多く、頭で解こうとすると、限界があります。

7時と8時で短針と長針が一直線になるのは何時何分ですかという問題があったとすれば、7時ピッタリの時の絵と一直線になった時の時計の絵を2つ書き、角度の情報を絵に盛り込むようにしましょう。

 

頭が整理されるという意味合いもありますが、正しく絵をかけていれば、自分の出した答えが合っているか間違っているかを判別することもできます。一直線になる時の絵が大体7時5分になっているのに、30分という答えを出していたら、「アレ、おかしいな」と気がつけるわけです。

 

中学受験はとにかく具体に落としこむことと、手を動かすことが求められます。

 

そして、これは一朝一夕には身につけられません。4年生の段階から、この2つはしっかりと身につけておきたいところです。

 

また、上記に関連し、お子さんを無理にほめようとすると、どうしても結果に目が行きがちですが、こうしたプロセスをしっかりと取り組もうとしていれば積極的に認めてあげるようにしましょう。

 

合っている、間違っている、何点だったはもちろん最終的には大切です。

 

しかし、やりたいことを我慢して中学受験に臨んでいる子も少なくないはずなので、モチベーションが低いお子さんもいます。

 

そうしたお子さんに対しては、結果ではなく、プロセスを認める。1日1つ、プロセスの中で良かったところを見つけようという視点で接してあげると、良いかもしれませんね。

 

この積み重ねが、見たことのない問題に対して、「よし、やってみよう」というマインドに繋がってきます。

 

さて、本日は6年生社会の補強ポイントについて、記したいと思います。

まず下記に、優先順位をつけておきます。

 

①4まとやコアプラやメモチェの8割の習得

②年表

③憲法の条文

④地理の統計資料

 

ここで、ポイントになるのが最後の統計資料。

 

昨年9月の首都圏模試の大問3はすべて、この統計資料に関する問題でした。

 

しかし、全部を覚えるのは難しいですから、注目すべきポイントを絞ることが重要です。

 

ずばり、「2位」をしっかりとおさえること。

 

例えば、鉄鉱石と石炭とLNGの輸入相手先の1位はすべてオーストラリアですから、みんなこの知識はおさえられています。

 

したがって、作問者は差をつけるために、1位~3位までの国名や都道府県を明示し、これは何の品目ですか?という問題のパターンで出してくることが太宗です。

 

6年生に限らず、4・5年生も社会の資料を学習するときはこの2位に注目をするようにしましょう。

 

産地ランキングや輸入相手先の他、都道府県別人口と面積の上位5つ・下位5つずつ、世界人口のランキングと面積も確認できるとよいですね。

 

しかし、まずは4まとなどの基軸教材を行ってからのデータバンクです。

 

社会はまだまだ今後も伸びていく科目ですから、あきらめずに1つ1つ積み上げていきましょう。

2024年08月07日 11:37

夏休み中に意外とやっておいた方がよいこと

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

ベルスクも今日が3日目。

 

本日は5年生が「相似」「電気抵抗」、4年生が「分数の掛け算・割り算」を学習しました。

 

相似のポイントは、高さが同じ三角形と高さが異なる三角形では相似比と面積比の関係が異なることをしっかりとマスターしましょう。これはつまずくお子さんが非常に多いです。

 

そして、相似の基本型をおさえること。まずはクロス型とピラミッド型。慣れるまではどの三角形とどの三角形が相似なのか、色をつけて可視化することをオススメいたします。

 

後期につながる重要単元、明日からも講師ともども全力で授業を行います💪

 

さて、夏期講習も折り返し地点に達してきたことと思います。

 

もちろん、最優先タスクは夏期講習の復習ということになるのですが、意外とやっておいた方がよいこともあります。

 

それは、前期のテストの復習です。

 

週テストやDCなどすべてを行うことは難しいですから、組み分けテスト・マンスリーテストSO・首都圏模試・合不合・志望校判定などの大きなテストの復習を行うことをお勧めいたします。

 

夏期講習は先に進む単元も含まれているので、前期の復習という観点からでみると、薄くなりがちです。

 

しかし、前期の復習をすべて行うとなると、膨大な時間を要してしまいます。

 

そこで、ポイントを効果的に復習ができるのが組み分けや模試の復習。

 

偏差値60をめざすなら、正答率40%以上の問題。偏差値50を目指すなら、正答率50%以上の問題と、お子さんのレベルに応じて、該当の正答率の問題を復習しておくだけでも、だいぶ変わってくるかと思います。

 

繰り返しになりますが、4~6年生の後期は前期の復習どころではなくなります。

 

毎週降ってくる新出単元が各科目で難化することや、6年生は過去問と特訓講座で時間がとにかくありません。

 

この時間がまだあるタイミングで、折角受けたテストを有効利用するようにしましょう。

 

2024年08月05日 16:26