中学受験コンサルティング タカベル

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6年生後期の指針

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日はこれから訪れる6年生後期の指針について、まとめてみたいと思います。

 

①親御さんの最も大切な仕事はメンタルケア

 

ここからの6年生の親御さんの最も大きな仕事はお子さんのメンタルケア。 毎月受ける模試・過去問でお子さんは立ち位置が否が応でも分かります。やらなきゃマズイという意識も自ずと芽生えてくるものです。マイナス言葉をかけても良いことはないどころか自信を失ったり、テストに恐怖感を覚えるなど、事態はより悪くなるので、とにかくノセる、励ます。6年生の親御さんには不安や焦りは私にぶつけ、お子さんにはぶつけないように伝えています。 

 

②過去問は戦略をもって

 

私達の過去問に対する考え方は戦略立案と反省点のあぶり出し。 二度と同じ問題は出ない可能性が高いが、時間配分や傾向を体に染み込ませるという目的で過去問は重要。 稀にしか出ない難問のやり直しに時間をかけて注力する方向ではなく、大問2番までは◯分、(3)は全ての大問後回し、生物→地学→物理→化学の順番に解くなど、戦略をもって過去問学習を進める。過去問分析プランでこのあたりをガンガン情報提供していきます。 そして、過去問直しノートに「今回の反省点」をまとめておき、次回同じ学校の過去問を解く時に「意識しなければならないポイント」を添える。 次に過去問を解く時に、前回まとめた「意識しなければならないポイント」を確認してから、問題に取り組む。 最初に点数が取れないのはこの戦略が定まっていないから。解く中で徐々に点数が上がっていくのは要領をつかんできたからです。

 

 

③消化不良との戦い 

 

例えば、SAPIX生は平常・土特・SS・過去問と飽和状態に陥ります。 復習の優先順位をつけることが大切です。 例えば、SS>過去問>平常>土特 という具合に、 間違っても全てをこなそうとしないことが重要です。 前述の通り、過去問はその学校が求める人物像に近づくトレーニングなのでとても大切です。 過去問から判明した苦手分野を放置していると、求める学校の人物像には近づけません。 しかし、時間は有限です。学校も始まります。 10のタスクを5割の理解度で進むなら、5のタスクを8割の理解度で進むという心持ちで進めていきましょう。 これは科目ごとに落とし込んでも、同じことが言えます。 四谷生・早稲アカ生で算数が50以上あるお子さんは予習シリーズ下巻の「1行問題ベストセレクションステージ1」と「演習問題集★1」はカットするなど、メリハリをつけて学習を展開していきましょう。

 

長くなりましたが、 

・メンタルケア 

・過去問の戦略と反省 

・塾タスクを絞る 

 

この3点に注力していきましょう。 私共も9月からは5ヶ月ノンストップで、過去問分析対応とスケジュール作成に追われます。1人1人に最適なプランと戦術を授けて、全力でサポートします。

 

 

 
2025年08月27日 15:25

5年生後半から6年生前半の重点事項

・5年生後半→理科の成績も無視できないフェーズに5年生後半は転塾の相談のピーク。

 

その原因は、 比を使いこなせない 読解の題材の抽象度が増し、選択肢の難度が上がり、語彙力も求められる。 理科が原理・原則を伴う単元が中心になる 5年生前期で2科目のベースが整っていたお子さんでさえ苦労する、中学受験で最もハードルの高いフェーズ。3科目の難度が上がることから、1科目ごとの理解に時間を要し、学習が回らなくなる。

 

①前期の「割合」「速さ」「平面図形」を重点的に復習し、「割合と比」「平面図形と比」「速さと比」に力点を置く。 

②物語文と説明文の精読トレーニングを毎日続け、線引きや塊(意味段落や場面)を意識した要約、選択肢の切り方を身につけておく。

③5年前期で扱った理科の計算単元(てこ・気体・水溶液)の復習を重点的に。

④上記夏休みの準備期間を経ても苦戦する場合は、転塾よりもまず、タスクの優先順位を決めていく。モチベーションも成績も落ちやすいフェーズなので、1科目でも自信をつけさせたい。

⑤親御さんは独自の解法で教えようとせず、まずは塾でどう習ってきたのかという視点で、それに沿って指導をする。我流が危険なフェーズ。 

 

・6年生前半→5年生の学習がうまく回った場合、5年生後半よりも楽と感じることも。 6年生前半は最後の基礎固めのフェーズ。6年生後半は過去問演習と日曜日も特訓講座で時間がなくなる。頻出分野で苦手を潰すことが最優先事項。 

 

①成績がふるわない場合は、副教材に手を出すのではなく、5年生の教材を用いて弱点を補強していく。 特に、「割合」「速さ」「平面図形」「力学」「電気」「天体」等 

 

②算国が安定している場合は、早い段階でコアプラス・4まと・メモチェを仕上げ、「年表」「実験考察」「統計」「語彙」等、差のつきやすい領域に着手していく。

 

③受けるだろう学校の過去問に目を通し、毎年必ず出題傾向があり、苦手としている分野を重点補強ポイントに据えていく。 長くなりましたが、各フェーズにおけるポイントをあらかじめ把握しておき、先回りで準備をしておくことが昨今の中学受験では大切だと感じます。

 

6年生過去問分析の2次募集の受付が開始となりました。また、今年度の家庭教師の空きゴマが人気講師は埋まってまいりました。ご興味のある方はお早めにお問い合わせください。

 

2025年08月26日 11:20

4年生前期~5年生前期の重点事項

・4年生前期→学習計画と学習習慣の確立 4年生から入塾というパターンが平均値。

 

このフェーズは学習計画と学習習慣の確立が最重要テーマ。まだまだ難易度が高くない今だからこそ、朝学習の習慣化や各科目の勉強法・学習計画を確立することが、内容が難化してくる夏期講習以降の鍵を握る。 

 

①インプットに偏らず、アウトプットも取り入れる 

②間違えた問題の振り返り日を設ける

③朝学習の習慣化 

 

・4年後期→算数特に注力を 

 

4年後期は算数入試頻出分野の導入を扱うケースが多いフェーズ。

 

算数の優先順位を特に高く持ってきましょう。この段階での他の科目の偏差値は正直当てになりません。しかし、算数だけはこの時点で優位性を確保しておかなければ、他の科目の量が増えてくる5年生でキャッチアップや復習ができなくなり、この導入段階での解法が分かっていること前提で5年生の授業は進みます。

 

①算数の学習比率を高め、理社はまだサラッと。 

②国語の精読トレーニングを段階的に。 

③漢字だけでも自走の習慣化。

 

 ・5年生前期→2科目偏差値を大切に 4年後期のベースを整えた上で、算数・国語の優先順位を高めるフェーズ。 

 

算数は5年前期で学習した内容を後期から比を用いて解く。前期の学習が入っていなければ、比どころの話ではない。5年後期が転塾やリタイアの相談のピークになるが、実は5年前期の過ごし方や定着度に原因があることが太宗。 5年後期から算数と国語は単元と題材に抽象度が増し、理科は暗記ではなく、原理・原則の理解を伴う単元のオンパレード。歴史嫌いな女子も多い。 中学受験で最も高い壁である5年後期につなげるために、5年前期は2科目で安定した結果を残すことがまずは大切。 同じ偏差値50でも、算国55理社40なら将来性高し。算国40理社60なら危険信号。 

 

①算数の学習計画の見直し(予習をするなど)

②語彙・要約・精読トレーニングなど、国語の学習法の工夫や必要アイテムの追加 

③理社のタスクを必要なものだけに整理

 

 

6年生過去問分析の2次募集の受付が開始となりました。また、今年度の家庭教師の空きゴマが人気講師は埋まってまいりました。ご興味のある方はお早めにお問い合わせください。

2025年08月25日 13:47

逆転を呼ぶ過去問の進め方

業務多忙につき、久々のブログ更新となります。

本日はこれから始まる過去問のやりかたマニュアルをご紹介します。

 

タカベルでは9月の模試の結果を踏まえ、面談にて受験校の第一案を固め、過去問に取り組んでいただきます。

この過去問の取り組み次第では、良い意味でも悪い意味でも最終盤の逆転が起こる最重要タスクであると位置づけています。私どもは下記のように進めておりますので、ご参考になりましたら幸いです。

 

①    分量

 

・第一志望        約10回分

・第二志望・第三志望   約5回分

・第四志望・第五志望   約3回分

 

②    順番

 

・第二志望→第三志望→第一志望→第四志望→第五志望の順番に最新年度から実施。

 

③    ペース

 

・9月末から12月末までの13週間で上記の計26回分。1週間で2回分。

 

④    行う日

 

・水曜日など学校が早く終わる平日1日+土曜日の半日。

 

⑤    時程

 

・4科目制限時間を遵守し、休憩時間も本番と同様の間隔で行う。

 

~解き終わった後の手順~

 

1、〇付けをする。

2、解説を見て、その場で直しを行う。

3、分からない問題は家庭教師や個別指導に聞く。

4、3番についてここまでやってもらえたらベター。

  合格平均点と実際に取った点数の乖離を見て、

  ・基礎的で確実にとらなければならないレベルA問題

  ・差がつきやすいが、手が届かない問題ではないB問題を中心に解説してもらう。

  ・そこが取れても二度と同じ問題は出ないので、触らなくてよい難問のC問題はカット。

  要は、合格平均点に乗ればよい。

  そして、A問題やB問題をとるための今後の学習計画が示されたら最高。

5、1週間の中で、過去問間違えた問題DAYを設け、その週で間違えたA・B問題を再度解く。

6、解きなおしは各科目・各学校1冊ずつ直しノートを作成。問題を貼っておけるとなおよし。

 

7、解きなおしノートに反省点と次回同じ学校の過去問を解く際に気をつけるポイントをまとめておく。

 

8、次回同じ学校の過去問を解く前に、前回の反省点を見返してから解く。

 

9、1月に志望度の高い学校の過去問を制限時間を厳しくして再度解く。

 

タカベルでは毎年、過去問分析メニューを用意しております。多くの逆転合格を呼んできたこのプランを今年も行います。

本日より2次募集を開始ししました。1次募集で多くのお申し込みをいただき、担当講師を増員中ですが、9月初旬には定員が埋まることが予測されるため、お早めにお申し込みください。

 

 
2025年08月24日 12:12

【4・5年生向け】Y偏差値50~55のお子さん向け勉強法

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

昨日に引き続き、本日は偏差値別勉強法をご紹介いたします。

本日はY偏差値50~55向け。(全科目同様の偏差値と仮定します)

 

このゾーンはCの壁にぶち当たっている層かと思います。

 

AからBの壁よりも、かなり高い壁と認識しておいた方が親子ともにストレスなく進められるかと思います。

 

このゾーンのポイントはずばり2つ。

 

1つは、「得意科目を作る」

2つは、「前単元の復習」

 

一つ目の「得意科目を作る」はできれば配点の高い算数が望ましいのですが、何でも構いません。

というのは、モチベーション面が大きく左右するからです。

 

壁が高く、なかなか乗り越えられない→勉強のやる気が上向かない→どうせ、無理だ。→遊ぼう

 

このような層も一定数いるのも特徴。そこで重要なことはやれば返ってくるという成功体験。

何か得意科目を見つけ、次は別の科目にもチャレンジしていこうという原動力を生み出すことが重要となります。

 

二つ目は「前単元の復習」

組み分けは、70%が今回の4回分。30%が前回の4回分という形で前単元の内容も問われます。

このゾーンは今回の単元に注力しすぎ、忘れている前単元での失点が目立つことも事実。

したがって、効果的なスケジューリングを組み、記憶を想起させることが重要となります。

 

いずれにしても大切なことは一喜一憂せず、次のテストに向けて振り返りと戦略を練ること。

これに尽きます。

 

下記にCの壁を乗り越える勉強法の一例をご紹介します。

 

①全体観

 

・得意科目を作る。(算数が望ましいが、何でもよい)

・前単元の復習も学習計画に盛り込む。(そのためには、今回でいうと春休みが重要)

 

②算数

 

・練習問題左ページ・総合回の練習問題はマスト。

・正答率の低い□の計算や単位換算を毎日の計算に盛り込む。

・線分図・情景図・長さの条件の書き込みなどのディテールをさぼらない。

・少々やりかたが分からなくても、手を動かして解くクセをつける。

 

③国語

 

・言葉の学習では例文を作り、真の言葉の意味の理解を。

・選択肢問題はフィーリングで解かない。傍線部の前後に特に注目し、選択肢の後半で切って、前半で釣る。

・要約の副教材を導入していく。

・時間配分と解く順番に意識し、制限時間付きトレーニングも適宜実施。

 

④理社

 

・白地図を導入。サロマ湖だけでは点がとれない。サロマ湖・ホタテ・北海道・場所の4点セットでないと点が取れないテストになっている。

・グラフやデータには要注意。昨今の入試や模試では無視できない。

・理科は4単元のうち、点の取りやすい2単元の学習比率を高める。(生物・地学がおすすめ)

・百聞は一見にしかず。理科実験教室やnhk for school など生の教材を副教材に。

 

 

以上となります。

前回ご紹介したゾーンよりも求められることのハードルがかなり高まったかと思います。

それほど、偏差値56の壁は高いということです。


やれることからコツコツと頑張っていきましょう。

次回は45以下向けの学習法をご紹介します。

 

29日のテレビ東京さん放送後にLINE登録者限定で人気メニューの先行配信を予定しております。

一般募集を待たず締め切りになることも予測されるので、ご興味のある方はお早めにご登録ください。

2025年06月27日 06:27

【4・5年生向け】Y偏差値45~50のお子さん向け勉強法

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日から成績を3段階に分けて、各段階に合った勉強法を示していきたいと思います。

 

まず、テストの準備段階とテスト中のチェックポイントは下記の通り。

 

~テスト前まで~

 

・学習スケジュールの組み方(特に直しのタイミングや科目間のバランス)は適切であったか。

・お子さんのモチベーションはしっかりと維持できたか。

・計算や漢字などの基礎学習の徹底は毎日図れたか。

・勉強時間以外の自由時間のタイムマネジメントは行えたか。

・テスト前とレギュラー週の学習スケジュールの使い分けはできたか。

・インプット作業ではなく、アウトプット作業を重視したか。

・算数と国語を最優先に取り組めたか。

・プレッシャーをかける言葉やマイナス言葉を使わなかったか。

 

~テスト中~

 

・各科目、時間配分や捨て問などの戦略をもって臨めたか。

・余った時間の使い方は適切か。

・解く順番を意識できたか。

 

などなど…

 

このいずれかができたらよいのではなく、成績アップにはどれも必要という認識を持ちましょう。

返却されたら、結果に喜び、悲しむのではなく、次に向けてどのように策を講じていく必要があるのか。

これを考えなければ、また同様の事象が発生します。上記チェックポイントでできていなかった点を重点強化し、次につなげていきましょう。

 

さて、偏差値45~50のゾーンのお子さんの効果的勉強法は下記の通りです。

全科目45~50であることを仮定して、記します。

 

①全体観

 

・算数4国語3理社3のバランスで。

・直し専門日を作る。

・アウトプット学習を取り入れる。

・週テストのための勉強にならない。(前週の学習内容もスケジュールに一定、落とし込む)

 

②算数

 

・1日0計算ミスを目標設定に。

・基本問題までは全て解けるように。(偏差値50の目安)

・練習問題左ページに着手できると望ましい。

・間違えた問題は解説を読んで終わりではなく、解法説明をさせる。

 

③国語

 

・漢字のとめはね払いに気をつける。

・言葉は穴抜きになっていないところも答えられるか、勉強法を工夫する。

・1週間に1題(1日15分、4日分け勉強をタカベルは推奨)は読解問題の精読を取り入れる。(設問よりも音読と線引き、要約が重要)

 

④理社

 

・いきなり問題から解かない。テキストの音読が一番重要な勉強。

・要点チェックとまとめてみようは完璧に。

・組み分け1週間前までは漢字は捨てる。

 

以上が45~50の偏差値帯のお子さんが取り組むリストになります。

次回は50~55の偏差値帯向けに記します。

 

※TOKYO FMさんに出演後、問い合わせが急増しております。今週末のテレビ東京さん、来週のTOKYO FMさん(後編)の放送によっては一部プランを締め切ることが予測されます。ご興味のある方はお早めにお申し込みください。

 
2025年06月26日 06:27

中学受験vs高校受験論争で思うこと

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日は趣向を変えて、昨今話題になっている「中学受験がよいのか悪いのか」論争について、私見を述べたいと思います。

(あくまでも中学受験と高校受験生の指導経験による私見が多分に含まれているので、ご容赦ください。)

 

中学受験と高校受験を比較検討する際に、中学受験に向いている子と高校受験に向いている子という視点で記す必要があるかと思います。

 

まず、私が中学受験生を多く見てきた中で思う中学受験に向いている子は、

 

①学習に対する興味・関心の幅が広い

 

②周りに流されない(楽をするほうに流されない)

 

③小学生対比、精神年齢が高い=国語力が高い(読解ではありません。読む力・聞く力・書く力・表現力という総合力での国語力という意味です)

 

率直に、この要素があると中学受験には間違いなく強いと思います。

 

一方、高校受験に向いている子は小学生の時にある程度の勉強習慣が身についていること前提で、

 

①実技科目の内申もとれるオールマイティーさ

 

②勉強以外に打ち込んでいるものがある

 

③学校での活動に積極性がある

 

公立の高校を目指すことを前提としたときに重要なことは、英・数・国・理・社以外の要素。

 

そして、小学生時代~中学生を通じて、スポーツや習い事など、何か1つに打ち込んできたものがあるお子さんはテスト前の馬力が違いますから、向いているのかなと思います。高校受験生を指導していた時に、この傾向は多く見受けられました。スポーツで学んだことを勉強にも応用している様子でした。

 

ただ、この判断軸だけで中学受験がよいか高校受験がよいのかを争うのはやや乱暴だと思います。

 

あくまでも向いているかどうかの問題であり、どちらのフィールドであれ、偏差値帯を問わなければ、上記の3つずつを備えていなくても戦えるからです。

 

事実、先ほど記した中学受験に向いている3つの要素を持っている子は一握りで、そういうお子さんが御三家に合格した子に比較的多く持っているという特徴というだけで、ほぼ多くのお子さんは持ち合わせていないのが実情でしょう。

 

かくいう、私は全く持ち合わせていない中で、中学受験を送りましたので。。。

 

であるならば、向き不向きだけで、論じることはできないと思います。

 

 

そうなると、重要な視点は

 

「親御さんがどう育てたいのか」「お子さんが何を望んでいるのか」

 

これに尽きると思います。

 

親御さん目線だけで考えると、

 

最終学歴を第一に考えるのであれば、中学受験の方が選択肢は広いのかもしれませんし、

勉強以外の1つのことを打ち込んでもらって、そこから何か大切なものを学んでほしいということであれば、中学受験を行う必要はないと思います。中学受験で失うものもありますので、、、

 

ただ、大切なことはお子さんの意思です。

 

最悪なことは、親御さん主導で行った中学受験を「成績が上がらないから」「やる気がないから」という理由で、お子さんが「やめたくない」と言っているもしくは意思を確認せずに、辞めさせること。

 

これでは何のための中学受験なのかということになってしまいます。

 

スポーツも同様。

 

「上達しないから」「やる気がないから」という理由で、お子さんが「辞めたくない」と言っているもしくは意思を確認せずに、辞めさせること。

 

これでは中学受験をやっていた方がよかったのではということにもなります。

 

重要なことはお子さんの人生はその先もずっとずっと続いていくということです。

 

子どもたちはいずれ親御さんから独立をして、自らの力と人脈だけで生きていかなければなりません。

 

何かのイベントを通して、少しでもよいから成功体験を積むことが、「生きる力」になるのだろうと思います。

 

その観点で考えれば、大切なことはお子さん不在の「中学受験vs高校受験」という視点ではなく、1つ1つのイベントを通して「生きる力」を身につけさせること。

 

それが早期教育であっても、スポーツでも、両方を少しずつでもよいのです。

 

目先の成績や試合の結果やコンクールでのパフォーマンスばかりを追い求めると、断念もよぎり、原点を見失いがちですが、「何のためにやっているのか」という視点を忘れないでほしいと思います。

 

その際に忘れないでほしいことは、お子さんの意思と想い。これに尽きます。

 

TOKYO FMさんの出演に伴い、お問い合わせが増加しております。

週末にはテレビ東京さん、来週にはTOKYO FMさんの後編が放送予定となっておりまして、プランによっては早めに埋まることが予測されます。

ご興味のある方は塾あり・なしを問わず、お早めにお申し込みください。6月29日にLINE登録者限定での新サービス先行配信も予定しております。

2025年06月25日 16:51

6年生が夏休みまでにやっておくべきこと

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日はTOKYO FMさんの生放送に出演をさせていただきました。

生出演は初めてでガチガチに緊張しっぱなしでしたが、ユージさんと吉田明世さんのフォローとスタッフの方々の支えにより、なんとか乗り切ることができました。貴重な経験をさせていただきました。

 

そして、ありがたいことに番組の反響もあり、6年生を中心に多くのお問い合わせを頂戴しております。

プランと学年によっては締め切ることが予測されますので、お早めにお申し込みください。

 

さて、6年生は今週から来週にかけて、夏休み前の最後の模試が予定されております。

 

すべてはこの結果を踏まえてということになりますが、本日はこれらの模試が終わり、夏休み前までにやっておくべきことを記していきたいと思います。(模試までは模試に向けた準備をしていきましょう)

 

夏期講習にフル参加されるご家庭は、夏期講習がない日の方が圧倒的に少ないかと思います。

また、夏期講習日も長時間に渡る拘束時間のため、帰宅してからはその日の復習に終始することになるでしょう。

 

その観点で言えば、6末から7頭の模試が終了してから、夏休みに突入するまでの期間は非常に重要な期間になります。

 

そこで、下記の✅ポイントをご参考に、夏休みまでのスケジュールを組み立てていきましょう。

 

~算数~

 

優先順位1位 割合・平面図形・速さのなかでの苦手分野の潰しこみ

優先順位2位 場合の数・数の性質・規則性のなかでの苦手分野の潰しこみ

優先順位3位 単元まぜこぜ教材で苦手分野の洗い出し

 

この3つが大きなポイントであると考えます。

 

まず、割合・平面図形・速さを出さない学校はないと言っても過言ではありません。

 

ここに苦手を抱えた状態で夏休みを迎えたくはありません。

 

そして、女子を中心に場合の数・数の性質・規則性は苦手なお子さんが非常に多いです。

 

この苦手分野の潰しこみが最優先タスクになります。教材は副教材ではなく、塾の教材で構いません。

 

これが終わってなお余力があれば、単元ごとにまとめられたテキストではなく、各単元がまぜこぜになった教材で真の苦手を洗い出していく作業を行い、見つかった単元を夏休み中につぶす。このような流れが作れると理想的ですね。

 

~国語~

 

優先順位1位 夏休み終了までで漢字・語句文法テキストを8割の習得率

優先順位2位 語彙を積み上げられるだけ、積み上げる

優先順位3位 過去問に取り組んでみる

 

国語は基礎学習の積み上げを図っていきましょう。夏休みまでで8割の習得率を目指したいところです。

漢字・語句文法系の基軸テキストを1冊決め、ひたすら繰り返すやり方で問題ありません。

 

また、前述のように夏休みは時間がとれませんから、語彙の積み上げを図りましょう。

意味を答えられるようにすればよしです。例文を口頭で言わせるやり方で確認をすると良いかもしれませんね。

 

余力があれば、過去問に取り組んでみましょう。

 

国語は新出事項をほとんど終えてますから、腕試し的に解いてみて、現状の立ち位置を確認すると夏期講習のモチベーションが上がるかと思います。

 

~理科~

 

優先順位1位 夏休み終了までにメモチェ・コアプラ・4まと・マステキ知識(地学・生物・化学知識)などを8割の習得率

優先順位2位 マステキ演習・演習問題集・サピックス確認問題・日能研栄冠(物理・化学計算)の苦手潰しこみ

優先順位3位 実験・考察系問題の着手

 

理科は9月の模試を見据え、知識系の8割の習得率を夏休みまでに目指したいところです。

 

また、算数と同様、力学・電気・光と音・燃焼・中和・気体・溶解度の計算分野の苦手を夏休みまでにつぶす。

 

余力があれば、実験・考察系の問題を数題触れると理想的ですね。

 

~社会~

 

優先順位1位 夏休み終了までにメモチェ・コアプラ・4まとなどを8割の習得率(漢字で)

優先順位2位 地理統計・年表・条文などの差が付きやすいポイントを取り組む。

優先順位3位 表・グラフ問題の着手

 

社会も理科と同様。知己系の8割の習得率を夏休みまでに目指したいところです。

 

また、差が付きやすい地理統計・年表・条文あたりの整理も行えると良いですね。

 

表やグラフ系への対応は余力があれば。ただ、後期は時事問題対策も入ってくるため、他科目優先で本当に余力があれば取り組みましょう。

 

 

6月29日にテレビ東京さん、7月1日にTOKYO FMさんの2度目の出演が予定されております。

6月29日の放送終了後には、LINE登録者限定での毎年人気のサービスの先行案内を予定しております。

ご興味がある方は、お早めに登録をお願いいたします。

 
2025年06月24日 19:18

家庭学習効果の上がるチェックリスト

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日はタカベルのご家庭にお渡しをしている家庭学習のチェックリストを公開いたします。

 

これと併せ、日時の学習管理表も組み合わせ、効果的な家庭学習を実現しています。

 

本チェックリストを完遂できると、学習効果がグングン伸びていきますため、ぜひ、ご活用ください。

 

ポイントの計算が大変な場合、◯か△でもよいかと思います。使いやすいように運用いただければと思います。

 

なお、メディア出演のお知らせ後、ありがたいことに問い合わせが増加しております。

 

実際の放送が始まると、さらに多くのお問い合わせが予測されるため、ご興味のある方は下記よりお早めにお問い合わせください。

 

 https://lin.ee/njza0Lh

2025年06月23日 08:29

テレビ東京さん出演のお知らせ

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

ついに、タカベルが地上波テレビ放送初登場になります。

 

6月29日(日)17時15分~テレビ東京さん『全力イノベーターズ』という番組に出演いたします。

 

こちらは、SDGsに貢献をしている企業の特集となっておりまして、SDGs17項目の4番目「質の高い教育」に貢献している企業として取り上げていただきました。

 

過去のメディア出演・掲載はラジオや新聞やネット記事が中心でしたので、テレビという違った視点でタカベルを知れる機会となるかと思います。合不合の中ではございますが、ぜひご覧いただけますと幸いです。

 

なお、再放送も予定されており、再放送は7月6日(日)21時54分~BSテレ東さんで放送となります。

 

6月24日のTOKYO FMさんの生出演とともに、ご期待ください。

2025年06月22日 18:37