中学受験コンサルティング タカベル

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高学年女子の反抗期vs中学受験

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルです。

 

本日は高学年女子の反抗期の中学について記したいと思います。

 

小学校の先生が最も気をつける存在、それが「高学年女子」であるかと思います。

 

学校では特定の集団を形成し、集団内での人間関係・集団同士での人間関係・先生との人間関係など、さまざまな局面でトラブルが発生しやすく、扱いに苦慮している先生も多いでしょう。

 

では、なぜ人間関係のトラブルが発生しやすいのか。

これが中学受験での接し方のヒントになると思い、まずこの視点で記したいと思います。

 

男子と比較し、精神的発達が早いため、社会性を身につけるのも早いことが特徴です。

どのテストを受けても女子の方が国語の平均点が高いのは、この社会性を早い段階から身につけていることに他なりません。

自分ファーストではなく、集団ファーストで動いているからこそ、他人の気持ちに敏感なのでしょう。だから、国語が得意。

 

しかし、社会性を身につけるということは、男子ほど「自分の色を出せない」「自重しないと村八分になる」という意識がはたらき、自分を押し殺しているお子さんも少なくありません。

 

また、女子は「共感したい」・「共感されたい」という深層心理で集団を形成します。

これ自体は悪いことではないのですが、集団を形成するということは「周囲との比較」という視点が必ず入り、自己肯定感が低かったり、自信を持てないお子さんが多いのも大きな特徴です。

 

ここまでをまとめてみますと、高学年女子の特徴は、

 

・社会性を身につけていることから、自分を押し殺している。

・社会性を身につけていることから、自己肯定感が低い。

・共感したり、共感されたりすることで、人間関係を構築している。

 

こういう特徴を持っていることが多いという視点で接してあげることがまずは重要です。

 

だからこそ、

 

・家ではある程度、羽を伸ばさせてあげる。

・存在ややっていることを認めてあげる。

・マイナス言葉を吐いたときは、一旦は共感してあげる。「大変だよね~」など。

 

では、具体的にどのように中学受験に落とし込んでいけばよいのか。

下記のチェックポイントが参考になりましたら、幸甚です。

 

✅やっていることの目的や目標に常に立ち返らせる

 

教員時代に学んだ言葉がけがあります。

 

「ごみを拾いなさい」では動かず、「みんなが気持ちよく過ごすために、ごみを拾います」という言葉がけでないと、動かない。

 

今やっていることの目的や目標に常に立ち返らせるという言葉がけが重要になります。

 

娘「朝勉強めんどくさい」

母親「めんどくさいよね。毎日よく頑張ってると思うよ」→共感する

  「でも、何のために勉強してるんだっけ?」→目的を引き出す

娘「成績をあげるため」

母親「成績をあげるためだよね。つらいと思うけど、一緒に頑張ろう。」→共感+同じ目線で

 

男子は目先の楽しさやわくわくに目が行くのでテンションの上がる学習という視点が重要ですが、女子は精神的に発達している分、やっていることの意味に立ち返らせることが重要となります。しかし、これも伝え方が重要です。

 

✅子ども扱いしない伝え方

 

高学年女子が最も嫌がること。それは、「子ども扱い」です。

 

家庭教師で高学年女子を受け持ったときに、2人に1人から聞いたことあるのが、「うちの親はいつも子ども扱いをするんだよね」です。

 

では、子ども扱いとはどういう対応なのか。

 

それは、上からの指示出しです。「要点チェック終わったの?」や「早く4まとをやりなさい」など。

 

男子ももちろん嫌がりますが、女子は特に嫌悪感を示します。

 

親御さんにとってのお子さんはまだまだ未熟な部分も多く、子どもと感じるシーンも多いでしょう。

 

しかし、高学年女子を1人の大人に接するつもりで対応しないと、過度な反発を招きます。

 

ひどい暴言が発せられる傾向があるのも特徴ですが、これは「自分を下に見ないで」「大人として扱って」というある意味の反作用なのです。

 

指示を出したいのを思い切って我慢し、「今しんどい?」や「大変だよね」と共感・傾聴をこころがけ、「目標に向かって頑張っていこう」と声かけをする。

 

悩んでいる友人に接するつもりで声掛けをする視点でいくと、良いかと思います。

 

✅フリートークの時間を設ける

 

前述しましたが、高学年女子は心の中に様々な感情を抱えている状態。

しかも、中学受験を行っているお子さんはどちらかというとマイナスな感情であることの方が多い。

周りと比較するシーンも受験をしない子と比べて多いでしょう。

 

なにかを解決してほしい状態ではなく、解決できるとも思ってもいなく、とにかく吐き出したい、聞いてほしい状態。

 

こうした時に、勉強のことばかりを話すと、もう信頼関係は築けません。

 

勉強に行き詰まったら、勉強外の話題を話すことで、突破口が開けるかもしれません。

 

とにかく、コンサルではなく、コーチングです。

 

それも、受容・共感・傾聴。これに尽きます。

 

以上、2回に分けて反抗期対応について記してきました。

 

今のご時世、性差について語るのはやや憚られますが、やはり脳内構造も異なることの方が多い。

性差なしには中学受験対応は語れないと考え、筆を執りました。

 

まとめると、

 

男子→ライバル・数字の重要性。

女子→内面に働きかける重要性。

 

そして、大切なのは子どもと同じ目線に立つこと。

 

上から目線では反発を招き、下から目線ではなめられる。

 

勝負重視の男子には同じ目線で、自らも子どもになって勝負する。

コミュニケ―ション重視の女子には同じ目線で、大人として接する。

 

中学受験はお母様が女優になることが大切と言いますが、演じる必要はありません。

視点を上からではなく、子どもに合わせるという意識が何よりも重要であると思います。

2026年06月11日 07:05

受験校選択マニュアル

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルです。

 

6年生の受験校プランニングをはじめています。 

 

私どもは下記の観点で、1月~2月4日までの第一案を固めています。 

ご参考になりましたら幸いです。

 

 ~大枠~ 

 

・安全校を自分の持ち偏差値―5より下(80偏差)と定義。

 

 ・埼玉・千葉に通えるご家庭は1校安全校をセット。

 

 ・埼玉・千葉に通えないご家庭は2月1日午前・午後・2日午前のいずれかで安全校をセット。 

 

・第一志望は本人がギブアップというまでは偏差値・過去問の点数問わず変更なし。モチベーションに大きくかかわる。 

 

・併願校は算数・国語のいずれか苦手な科目の問題傾向を重視。第一志望と大きく変わらない傾向の学校をチョイス。 

 

・併願校は自分の持ち偏差値+5までの範囲(50偏差)でチョイス。

 

 ・併願校は極力複数回受験できるところを中心に検討。できれば、対策を分散させたくない。

 

 ・上記はあくまでも第一案。過去問を解く中や直前の志願者状況で往々にして変動はあるので、各試験日程1つずつは予備の学校を用意しておく。(頭の中で)

 

 ~細部~ 

 

・過去問を9月下旬から始めなければならないので、持ち偏差値は9月と10月の模試の平均値を重視。

 

 ・併願校の過去問を3年解いて、1度も合格最低点-1割(300点満点なら30点)以内に乗らなければ、再考。第一志望はこれに当てはまらない。

 

 ・Y偏差値50以上の学校は日能研・四谷の偏差値を重視。Y偏差値50未満の学校は首都圏模試の偏差値を重視。冠がついている学校はSOを重視。 

 

ご参考になりましたら、幸いです。

 

 

 
2026年06月10日 09:54

成績アップには科目の優先順位と1日の優先順位づけを

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルです。

 

さて、前回から複数回にわたり、中学受験「個別最適化」を考えています。

一番の想いである「後悔しないために、個別最適化」という理念を皆さんに広げていきたいからであります。

 

第2回は科目の優先順位について。

 

昨今の中学受験を過ごすご家庭はあれもこれもとまさにお腹いっぱいの状態に陥っています。

 

これを改善するために、私共は学年・成績を踏まえて、1日のタスクの優先順位をつけて、ご提案をしています。

 

前回の宿題号でも記しましたが、算数偏差値60国語偏差値40のお子さんと、算数偏差値40国語偏差値60のお子さんが同じ宿題・同じ優先順位で良いわけがないからです。

 

しかし、何が何でも算数が重要という情報が出回り、まずは算数をやらせようとするケースも少なくありません。

 

誤解のないように記すと、算数が重要であることに全く異論はありません。

 

ところが、入試の配点は算数も国語も同様。

 

2科目受験の場合、算数がいくら得意でも国語がかなり足を引っ張るようでは、事実上諦めなければなりません。

 

したがって、算数偏差値60国語偏差値40のお子さんが取るべき戦略は、算数の応用問題を優先順位1位にもってくるのではなく、国語の読解に対する家庭学習を1日15分でも行うことの方が喫緊の課題なわけです。(算数1科目受験の場合は、ご放念ください。)

 

もちろん得意なことを極めるという視点を否定しているわけではありません。どんどんと取り組むべきでしょう。しかし、全てのタスクが終わった後のご褒美的な位置づけにしておかなければ、成績アップに寄与する度合いは下がりますということです。

 

なぜなら、シンプルに偏差値60の科目を上げるよりも、40の科目を上げる方が簡単だからです。

 

1日のタスクを行う順番にまで拘る。

 

やや暑苦しい提案ですが、これも「個別最適化」につながると信じ、今日もコンサルティング・コーチングに邁進してまいります。

2026年06月09日 09:57

成績低迷中の塾の宿題への向き合い方

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルです。

 

さて、本日から複数回にわたり、中学受験「個別最適化」を考えていきたいと思います。

 

第1回は塾の宿題について。

 

現在、大手塾で成績低迷に苦しんでいるご家庭は、この宿題について少し疑問を持つ必要があるという視点を投げかけます。

 

クラスの中には国語は得意だが算数を苦手とするお子さんもいれば、その逆も然り。

そして、志望校は十人十色。

偏差値幅10弱の子たちが混在する。

 

こうした中で、全員一律の宿題で良いわけはないという考えです。

 

日ごろのコンサルティングの中でよく聞くお悩みは、クラスが上がった瞬間に基本を飛ばされ、応用を扱うようになった。

算数に支えられてのクラスアップではなかったので、ついていくのが大変で、行き渋りを起こすようになってきた。

 

こうしたお声をよく耳にします。

 

勉強は建築と同じであると常々考えます。

 

土台や地盤がしっかりとしていない状態で、上物を立ててもすぐに崩れます。

 

それと同様で、基礎なくして応用はなしです。

 

理解するのに時間がかかるお子さんは、例題・類題の理解をしっかりと行い、基本問題を反復して腹落ちさせてから、練習問題に移行する形が大切です。

 

しかし、上のクラスの宿題では練習問題を中心に行うように指示が出る。

 

これこそがまさに個別最適化が必要なケースです。

 

無理についていかせようという視点ではなく、長期的にそういう問題ができるようになればよいという視点をもつことが極めて大切です。

 

そこで、私共をご活用いただいているご家庭には、塾に宿題は勘弁してほしいと申し出ていただき、その子に合った課題を私から提示をさせていただいています。

 

しかし、4・5年生で副教材を提案することはほとんどなく、予習シリーズや栄冠テキストなど基軸の教材の1週間の内容とやり方を抜本的に見直していただいております。

 

このやり方で塾ありコンサルでは成績アップを数多く実現してまいりました。

 

誤解のないように記すと、成績も安定して良く、親御さんもお子さんも前向きに取り組めている方は通われている塾の方針に従って全く問題ありません。

 

しかし、成績低迷が続いているということは何かを見直さなければなりません。

 

塾を変えることも手段なのでしょうが、お子さんが塾に通いたいと言っているのに無理に取り上げてしまうことは、逆にモチベーションの低下を招きます。

 

したがって、今通っている塾の「宿題」を見直すという視点が突破口の第一歩かもしれません。

 

2026年06月08日 10:52

組み分けの時間配分と戦術

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルです。

 

本日は四谷生の組み分けテストが1週間前に迫ってきたということで、戦術と時間配分について記したいと思います。

 

しかし、これは成績帯によって全く異なる側面もあるので、BからCを目指す向けで記しますし、あくまでも参考程度にしてください。

急な変更はお子さんが混乱するので、くれぐれもご注意を。

 

【算数】(50分、大問約8つ)

 

・大問1(2分×3問)

 

・大問2(2分×8問)

 

・大問3(2・5分×2問)

 

・大問4(2・5分×2問)

 

・大問5の1(3分)

 

・大問6の1(3分)

 

・大問5の2(3分)

 

・大問6の2(3分)

 

・大問1と2の自信のないところの見直し(5~6分)

 

※大問7と8は避け、大問1と2の失点をいかに防ぐかが肝。

 

【国語】(50分、大問約4つ)

 

・大問1と2(5~6分)

 

・大問3(22分)7分~8分で読了。

 

・大問4(22分)7分~8分で読了。

 

※大問3と4(物語・説明)の順番は得意な題材から着手。

 

※抜き出し問題をスパッと諦められるかどうか、記述を白紙で提出しないかどうかが時間と点数を大きく分ける。

 

※特に抜き出し問題は、あたり(キーワード)をつけて探し、そこ周辺になければ後回し。

 

理科と社会は時間が足りなくなるという話はあまり聞かないので(BからC層では)、参考程度に注意点を。

 

【理社】

 

・漢字で答えなさいと言われていないものは欲張らない。

 

・理科の大問2以降は生物・地学分野からさばいていく。

 

・社会はリード文をすべて読んでから解いてはいけない。傍線部周辺だけで解く。

 

・理科・社会ともに2択で迷った場合は、次の問題に行き、最後に戻ってきて考える。(即決しない)

 

・グラフの読み取りは理社ともに時間を取られるので後回し。

 

ご参考になりましたら、幸いです。

 

タカベルではこのようなテスト戦術を授け、うまくいったことといかなかったことをコンサルティング内で振り返りを行います。

過去問では特にこうした戦術が大変重要になります。

 

 

2026年06月07日 10:47

国語の学習で意識してほしいポイント(後編)

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルです。

 

前号に引き続き、国語の学習で意識してほしいポイントをお伝えしていきます。

 

前回、国語の学習についてステップ別に記載し、第四ステップまで記しました。

今回は第五ステップ以降について記していきたいと思います。

 

第一ステップ:漢字と言葉の積み上げ

第二ステップ:漢字と言葉の意味を確認・理解する

第三ステップ:音読練習を毎日継続

第四ステップ:本文で重要なところを線引きする

第五ステップ:要約の練習を行う(説明文は小見出しづけ)

第六ステップ:本文の重要なところとそうでないところで読むスピードに強弱をつける(文章の重要なところとそうでないところをとらえる)

第七ステップ:選択肢の問題の切り方や引っ掛けポイントを学ぶ

第八ステップ:記述の型を身につける

(同時並行:語彙力を積み上げる)

 

要約の習慣はつけたいところです。

物語文は「変化前の心情+理由、変化後の心情+理由」で記す。

先生に叱られて落ち込んでいたが、親に慰められたことで少し気分が晴れやかになった。という具合です。

 

説明文は最初の段階では形式段落(段が落ちているところ)に10字程度でよいので小見出しを付けることを推奨します。

第一段落は繰り返し使われているキーワードが二酸化炭素。第一段落の上に二酸化炭素と記載します。

具体例の段落は、具体例というまとめかたで構いません。

 

この作業が第六ステップにいきてきます。

例えば、具体例の段落は軽く読み流しで構いません。読むスピードに強弱をつけることが時間が足りなくなるということを防ぐことにつながります。この勘所を身につけるためには、本文の構成(意味段落や心情の変化)をしっかりととらえることが必要になります。なので、第五ステップは意識して家庭学習に盛り込みたいところです。

 

ここまでの下ごしらえを整え、第七ステップや第八ステップに移行します。

国語は二度と同じ文章の題材は出ませんから、問題を解くことにフォーカスをあてても、成績にはつながりません。

まずは第六ステップまでのプロセスを地道に実行していくことが重要になります。

 

選択肢の切り方や記述の型については塾技をはじめとして、素晴らしい参考書が多く出版されていますので、1冊扱いやすいものをお買い求めいただければと思います。

 

しかし、国語が厄介なのはここまでやっても点数に結びつくとは限らないということ。

 

国語は究極語学なので、語彙力がなければ対応ができません。

英語でもappleやbikeを知らないと当然長文が読めないのと同様、国語も語学ですから、語彙力が必須となります。

 

選択肢の切り方を学んだとしても、その選択肢に知らない言葉が含まれていたら、切ろうにも切ることができません。

 

なので、語彙力は同時並行で積み上げていくことが重要なのです。5年生後半から国語の点数が伸び悩んでくるのは文章の題材が固めになり、言葉が難しくなることも一因として挙げられます。したがって、時間がない中だとは思いますが、語彙力の増強も同時並行で取り組んでいきましょう。5年生から1日3個でも意味を把握できれば、塵もつもればで、6年生になったときに大きく花開きます。

 

国語は算数と配点が同じです。そして、国語力は全科目に通ずる必須能力として、昨今の中学受験は問題が構成されています。(理社のリード文にヒントを仕込むなど)

 

組み分けテストだけにフォーカスをあてると、理科・社会に勉強がよりがちですが、入試全体を考えると5年上期までは算数・国語の優先順位を高くもってくるべきです。

 

そして、国語の偏差値が45を切るお子さんは素材文の学年を1つ落とすことも有効です。

 

国語力の強化で活路を見出す。地道な努力ではありますが、頑張っていきましょう。

2026年06月06日 11:13

国語の学習で意識してほしいポイント(前編)

おはようございます。

中学受験コンサルティングタカベルです。

 

本日は、国語の学習で意識してほしいポイントを段階別で記していきたいと思います。

 

各偏差値に応じた国語の課題は下記の通りです。

 

40以下…集中力、音読練習、語彙力

45以下…語彙力、精読力(線引き)

50以下…速読力

55以下…問題慣れ

60以下…記述力

 

これに基づき、ステップ別に記していきたいと思います。

 

第一ステップ:漢字と言葉の積み上げ

第二ステップ:漢字と言葉の意味を確認・理解する

第三ステップ:音読練習を毎日継続

第四ステップ:本文で重要なところを線引きする

第五ステップ:要約の練習を行う(説明文は小見出しづけ)

第六ステップ:本文の重要なところとそうでないところで読むスピードに強弱をつける(文章の重要なところとそうでないところをとらえる)

第七ステップ:選択肢の問題の切り方や引っ掛けポイントを学ぶ

第八ステップ:記述の型を身につける

(同時並行:語彙力を積み上げる)

 

まず、国語は漢字が出発点です。漢字→熟語→熟語と助詞→文節→文→文章という構図です。

 

語彙力とも関係しますが、つまり、漢字ができなければ読解のスタートラインには立てませんし、その意味を理解しながら行うことが重要です。「講演」はみんなの前で喋るから、ごんべん。「公演」はみんなの前で披露するから、公。という具合に、ほぼこじつけレベルでよいので、意味とリンクした理解が必要です。

 

次に音読です。黙読では日頃どのように読み進めているのかが把握できません。知らず知らずのうちに読み飛ばしたり、すでに読んだ行を読んでいるかもしれません。そして、意味の分からない言葉は間違いなくつっかえるので、そういう言葉をあぶりだすという意味でも音読は有効です。

 

そして、線引きの作業です。

中学受験の問題作成者の聞きたいポイントはたいてい同じです。

正しい箇所に線引きを行えていれば、そこを手掛かりに答えを探せばよいので、時間の短縮につながります。

このプロセスをぜひ身につけてほしいところです(線引きのポイントは過去ブログをご確認ください)

 

第五ステップ以降のお話はまた別ブログで言及いたします。

2026年06月04日 08:50

理科の学習で意識してほしいポイント

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルです。

 

 

さて、本日は理科の学習で意識してほしいポイントを段階別に記していきたいと思います。

社会と似ているポイントが多くありますので、ご了承ください。

 

第一段階…生物・地学分野と化学の基礎知識についてはテーマの音読と図鑑を併用。

 

第二段階…上記分野についての要点チェックやまとめてみようを解く。

 

第三段階…上記問題の聞かれていないところも答えられるかを確認する。(陽性植物:桜・□・ナラ・栗とあったら、桜・ナラ・栗も答えられるかどうかを確認する)

 

第四段階…化学の計算分野と物理分野は算数と同様、例題・類題等の原理原則の理解を重視し、実験動画と併用。

 

第五段階…上記分野の基本問題(サピックス生は確認問題半分を目安)を解く。

 

第六段階…上記問題で間違えた問題の解法説明をさせる。

 

第七段階…表とグラフの読み取り方を学ぶ

 

推奨…理科実験教室に通う

 

こんなところでしょうか。

 

 

昨今の受験生の傾向として、理科に苦手を抱えているお子さんが非常に多くなっております。

 

それは、第七段階のような問題傾向が増えたということもありますが、理科が苦手なお子さんの共通点として、「学習が座学にとどまっていること」が挙げられます。

 

ここで気になるのが、社会は苦手なお子さんが少ないのに、なぜ理科は多いのか。

 

社会は「行ったことがある」「歴史漫画を読んだことがある」など、具体的なイメージがわきます。

しかし、公民や理科は最近の子は特に、なかなか実体験と結びつきません。

なので、学習が座学にとどまってしまうと、イメージがわかないのです。

 

これを払しょくするための処方箋を上記のようにまとめました。

 

まず、図鑑と実験動画は必ず副教材として準備しましょう。

図鑑はなるほど理科図録、実験動画はNHK for schoolがもっともおススメです。

 

そして、実体験に勝るものはありませんので、理科実験教室やプラネタリウムや科学館などに積極的に連れて行ってあげましょう。

 

好奇心の刺激こそが成績アップの一番の近道です。

 

さて、勉強面に話を戻します。

 

理科の難しいところは算数的な学習と社会的な学習が混在しているところです。これは単元によってアプローチを変更しなければなりません。

 

暗記系が多い生物分野と天体を除く地学分野と水溶液・気体・金属の性質などの化学知識分野は「社会型勉強」で。

計算が多い化学分野(燃焼・飽和水溶液・中和・気体)と物理分野は「算数型勉強」で。

 

このメリハリをつけるとともに、「社会型勉強」分野では図鑑を見せながら。「算数型勉強」分野では動画を見せながら。

これが重要です。分野を問わず、重要なのはとにかくイメージです。

 

そして、最後の難関が表とグラフの読み取り問題。

学力の高いお子さんでもこれに苦しむお子さんが続出です。

 

5年生前半までは、グラフに印をつけさせることが重要です。横軸の単位、縦軸の単位にチェックをつけ、まずは縦横が何を示しているのかを可視化させることが重要です。一番良いのが、「状態変化のグラフ」や「湿球温度計と乾球温度計」で練習することが有効です。どこからどこまでが氷で、どこからが氷+水の状態なのか。縦軸と横軸で確認しながら、練習してみましょう。

 

5年生後半からは、積極的に「比」を使って解くようにしましょう。中学受験の理科のグラフの問題は「比」を使えば対応できるものが多くあります。もちろん、算数の「比」がしっかりと頭に入っていて、比例式を使いこなせることが大前提ではありますが…

 

最近の傾向を見ていると、理科で差が生まれている傾向もあります。理系に力を入れている女子校ではこの特色が顕著です。

 

無視できなくなりつつあるので、「副教材」と「勉強法の使い分け」と「グラフ」と「体験」

 

この4つをキーワードに頑張りましょう。

2026年06月03日 07:46

算数の学習で意識してほしいポイント

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルです。

 

 

さて、本日は算数の学習で意識してほしいポイントについて、記していきたいと思います。

 

第一ステップ:計算問題は毎日解く(可能なら、バラエティ豊かに)

第二ステップ:原理・原則の理解を疎かにしない

第三ステップ:自分のレベルに合った問題を解く

第四ステップ:間違えた問題の解法説明をさせる

第五ステップ:その週の学習計画に、「間違えた問題」を直す専門日を設ける。

第六ステップ:その週の学習計画に、前週の単元の学習を盛り込む。

 

ここまで固めれば、文句なしです。

 

計算問題は、四則計算・□の計算・分配法則(計算の工夫)・単位変換の4点セットで。

 

原理・原則の理解は、例題・類題(予習ナビも含む)の勉強をとことん重視する。

理解が不足している場合、繰り返し視聴する。タカベルの家庭教師はこの例題・類題をとにかく重視しています。

 

自分のレベルに合った問題。偏差値50に満たない場合、トレーニングと基本問題を中心に回します。偏差値55を目指す場合は、練習問題の左ページまで解きます。偏差値60を目指す場合は、練習問題まですべて解きます。

もちろん、一足飛びに次のステップに向かうことはやめましょう。偏差値50の水準に達してから、練習問題の左という具合に負荷をかけていきます。

 

そして、これが重要。間違えた問題の解法説明。

当たり前ですが、1+1の計算ばかりをしていても学力は上がりません。

学力向上には間違えた問題へのアプローチが重要です。

算数において、重要なアプローチは「本当に理解しているかどうか」を確認すること。

そこで、解法説明を取り入れてください。しどろもどろの説明になる問題は真の理解が不足しています。

 

ここまでできればというのが、解法説明をさせた問題が自力で解けるかどうかを確認。

1週間の中でその週の間違えた問題を振り返る専門日を設け、自力で解けるかどうかを確認する。

 

ダメ押しで、前週の問題を小刻みにスケジュールに組み込む。(基本問題大問4つを1つずつ塾なし日4日に組み込む)

 

ここまでできれば、算数の学習は盤石と言えるでしょう。

 

中学受験で最も差を分けるのが算数であることは、昔も今も変わりません。一番時間を要する科目であるからこそ、戦略をもって、上記の留意点に気をつけながら、学習を進めていきましょう。

 

 

 

 
2026年06月02日 09:51

進学くらぶ等、塾なし中学受験算数のポイント5選

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルです。

 

親御さんがある程度教えられる。

習い事との両立。

カリキュラムについていくのがキツイ。

4科目利用しない。

英語併用。

こうしたご家庭は塾なし中学受験を行っていたり、検討中というご家庭もあるでしょう。

そこで、塾なし中学受験で気を付けておきたいポイントをまとめておきます。

 

✅ 算数の基礎固め教材を利用する

 

塾なし中学受験の最大のメリットは、時間が担保されること。

そうなると、前単元のキャッチアップを行う時間を確保することができます。四谷系列の基礎トレや下剋上算数や原田式プリントなど、基礎固め教材を毎日の学習の中に組み込むようにしましょう。

 

✅ 算数の計算はジャンル混ぜこぜで

 

算数の計算問題は、四則計算・分配法則・□の計算・単位換算・約束記号の5ジャンルを1日1題ずつ組み込むと最高。

 

✅ 理解に時間のかかる単元は2週間に1単元で

 

メリットその2はカリキュラムにのる必要がないこと。理解に時間のかかる単元はゆっくり、理解に時間のかからない単元は1週間で消化。など、お子さんの実情に応じて学習ペースを調整していきましょう。目安は四谷でも新演習でも基本問題の7割理解(理解度ベースです)がなされなかったら、翌週も立ち止まるのも手です。

 

✅ 一旦、立ち止まって関連単元の補強

 

四谷系列でいえば、

 

4下1回→4下6回→5上3回→5上6回→5上7回→5夏1回→5夏2回→5下1回→5下11回→5下16回

 

これらはすべて関連単元です。

 

5下16回を学習するときに異常に理解に時間がかかる場合、前段階の内容に抜け漏れがあることも。一旦立ち止まって、前単元に返ることも勇気です。

 

✅ 週テスト問題集や外部模試の活用

 

塾なし中学受験のデメリットは、制限時間付きトレーニングが不足になりがちなところ。

その週に学習した週テスト問題集や外部模試を積極的に活用するようにしていきましょう。

 

 

2026年06月01日 08:13