中学受験コンサルティング タカベル

家庭教師 × コンサルティング 学習指導と効果的家庭学習で成績アップ!!

ホームブログ ≫ 2021年 ≫

2021年の記事:ブログ

捨てる勇気

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日は「捨てる勇気」について、論じたいと思います。

 

捨てる勇気と言っても、教材を捨てるわけではありません笑

 

テストで1点でも多く点を取るために、捨てる問題を作るべきということです。

 

テストは限られた制限時間内の中で、1点でも多く積み上げる勝負。

 

この、「限られた制限時間内」というのがミソです。

 

時間無制限のテストであれば、1~すべてを解いてもよいのです。

 

ところが、そんなテストはどこにも存在しません。

 

したがって、制限時間内の中でとるべき問題をしっかりととることができたかで、成績や合否は決定されます。

 

そこで、このような視点を持ちましょう。

 

①とるべき問題をミスなく、確実に得点する

②解けそうだけど、時間がかかりそうな問題は後回しにする

③全く歯が立たなそうな問題は思い切ってあきらめる

 

この作業が自然に行えているお子さんが実は合格へとたどり着くのです。

 

難しい問題の思考に固執してしまい、時間だけロスし、得点もできなかったら元も子もありません。

 

こうした「捨てる勇気」=「テスト戦術」を実行することが重要です。

 

※5年生以下には不向きです。あくまでも6年生対象の記事とお考え下さい。5年生以下に上記のようなテクニックを植え付けてしまうと、「難しい問題」は解かなくていいんだと誤学習させることにつながります。したがって、6年生の身につけておくべき視点ということでお考え下さい。

 

さて、このテスト戦術について、初回のwebセミナーを開催したいと思います。

 

<テーマ>1点でも多く稼げるようになるテスト戦術

<対象>小学6年生の保護者(5年生以下でも参加は可能です)

<日時>6月12日(土)14時30分~15時

<形態>zoom(顔出し、発言は一切不要)

<申し込み方法>5月30日~HP上にて

 

塾ではあまり教えてくれない内容も含まれています。多くの方のご参加をお待ちしております。

2021年05月21日 12:20

中学受験のドロップアウト

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日は実際にあった、やや恐ろしいエピソードをご紹介したいと思います。

 

私は学生時代の4年間のアルバイトを集団授業、家庭教師と中学受験のサポートに捧げてきました。

 

実はこのビジネスを立ち上げたきっかけも今から記すエピソードがずっと心に残っていたことと、自身の中学受験経験がフラッシュバックして、一人でも多くの中学受験生を救いたいという想いが重なったことが原因です。

 

その子は御三家を目指し、中学受験塾に1年生のころから通っているお子様でした。

成績は常にトップクラス。5年生までは1回も最上位クラスを譲ることなく、多くのご家庭から見ると順風満帆な中学受験生活を送っていました。

ところが、あまり自分では多くを語らないお子さんで、心に何か深い闇やつかえたものを抱えながら、生活している様子でした。

 

塾長に聞いてみるとやはり、親御さんの締め付けがかなりきつく、1年生のころからカフェで怒られながら勉強を行ったり、成績が悪くなると激しい叱責をうけたりと、かなりのプレッシャーを受けながらの生活だったようです。人の価値基準も成績で判断するような子だったようで、友達も多くはいないタイプでした。悩みを打ち明けられる人もいなかったのでしょう。

 

私はアルバイトでしたので、最上位のクラスを受け持つことはなかったのですが、ところかまわず子どもに絡む講師だったので(笑)、この子にも相当程度コミュニケーションをとっていました。

 

6年生になりたての頃だったでしょうか、その子の目つきが急に変化し、言葉もかなり乱暴になってきたという変化が見て取れました。

親御さんも手が付けられないほどにあれている様子で、授業もまったく上の空の状態だったようです。

 

結末は、表題の通り。公立の中学校に進学しました。

 

私は幸い、この子ほど賢くはなかったのと幼さも相まり、中学受験を続けることができましたが、一歩間違えていたらどうなっていたかは分かりません。

 

私はこの原因が下記の点である考えています。

 

・中学受験の目的を見失っている

 

本人が御三家に入りたいと言って始めた中学受験ではありません。1年生で御三家に入りたいという小学生がいたら、恐ろしいです。

このケースの問題点は、「親御さんが御三家に入れたい」という想いが強すぎたことにあると考えています。みなさんの考える、中学受験をさせる目的って何でしょうか。

 

「子どもに幸せな人生を送ってほしい」

「子どもに将来つける仕事の選択肢を増やしてあげたい」

「のびのびとした環境で、人間性を伸ばしてくれるような学校に通わせたい」

「進学実績のある学校に行かせたい」  などなど…

 

このようなところでしょうか。

 

よーく見てみてください。

 

子どもに幸せな人生を送ってほしい→いつ?

子どもに将来つける仕事の選択肢を増やしてあげたい→いつのはなし?

のびのびとした環境で、人間性を伸ばしてくれるような学校に通わせたい→なんで人間性を伸ばすの?

進学実績のある学校に行かせたい→なんのため?

 

これらすべて、活躍できる社会人、立派な大人になってほしいということにつながっているのではないでしょうか。

 

要は、多くのご家庭は「将来、他人に恥ずかしくなく、誇れるような仕事をしているわが子」そして、何よりも「幸せな毎日を過ごすことのできるわが子」になってもらいたいと思っているのではないでしょうか。そう願わない親御さんなどいないはずです。

 

 

であるならば、偏差値ってそこまで重要な要素でしょうか。それがあれば、幸せな社会人に絶対になれるのでしょうか。

私はそうは思いません。

 

ですが、いつしか大手塾の激しいクラスの昇降に惑わされて、ここを見失っているご家庭が多くいることもまた事実。

 

もちろん、学力は最低限必要です。

ところが、学力よりも、自分の力で考えて問題を解決する力、自分で新たなものを生み出す力、そして、人と円滑なコミュニケーションが行える力が活躍できる社会人の要素なのではないでしょうか。

 

偏差値の高い学校に入ることを目的とするのではなく、本来中学受験をさせた目的に立ち返り、こうした力を蓄えるための中学受験と捉えると見方が随分と変わってくると思います。

 

少なくとも、私共はこうした考えを事業の出発点としています。

 

自分で考えて問題を解けた喜び(問題解決力)、他人に解法を説明して伝わったという喜び(コミュニケーション力)を植え付けさせることを目標にしています。もちろん、それを自己肯定感につなげていき、勉強って楽しいと感じさせることを中学受験の目的と捉えています。だって、それこそがまさに社会に出た時に求められる能力だから。

 

どうか、目先の結果にとらわれすぎることのない、中学受験生活を送らせてあげてください。

 

お困りの際は、最大限寄り添います。

 

※5月20日現在、家庭教師プランは訪問型、オンライン型ともに入会待ちとなっております。オススメプランお申込みの方、無料面談のお申し込み順にご案内となりますので、ご希望の方はお早めにお申し込みください。6月より、順次ご案内となります。

2021年05月20日 12:24

子どもとの接し方で心掛けていること②

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

さて、体験授業も一段落し、1週間のルーティンが落ち着きそうになりつつあります。

 

自分のスケジューリングでも実感していますが、何事も詰め込みすぎると質が悪くなります。

ですから、私も極力詰め込まないように意識して、仕事を行うようにしています。

なので、土日は基本的に、家庭教師は休みとさせていただいています。

 

子どものスケジューリングも同じ。タスクを詰め込みすぎると確実に質の低下を招きます。

あれもこれもやらせたい気持ちは痛いほどわかります。でも、それは親御さんの気休めにしかなりません。

大切なことは、質を高めるためにスケジュールを詰め込みすぎないこと。

これに重きを置いて、毎日を過ごしましょう。

 

さて、今日は子どもとの接し方で心掛けていることの続編を記したいと思います。

 

③ とにかく自己肯定感を高めることを意識する

 

中学受験特有の事情があるのかもしれませんが、指導していて感じることは「日ごろからあまり褒められていないんだな」と感じます。

中学受験の大手塾は熾烈な競争社会であるため、親御さんはどうしても結果が気になります。結果が良かった時にほめ、結果が出なかった時にイライラして怒ってしまう。こうした構図が最も多いパターンかと思います。

 

ですが、こうした褒め方や怒り方はかなりまずいです。こうした育てられ方だと、子どもも他人への価値基準が「成績」だけで判断するような子になってしまいます。中学受験で結果を残せたとしても、これでよいのでしょうか。

 

私は、円滑な対人関係が求められる社会人になったときに、かなりまずいと思います。

 

そして、結果が良かった時に褒め、結果が悪かったときに責めるというスタンスだと、子どものプレッシャーは計り知れないものだと思います。

ですが、親御さんがそういう状況になるのも十分にわかる。そして、今の受験業界のシステムだとそうなっても仕方がないなとも思います。

 

であるからこそ、私たちのような家庭教師に求められている最大の役割は、成績ももちろんそうですが、子どもの自己肯定感を高めることにあると考え、日々指導に当たっています。そもそも、自己肯定感が高まれば、勝手に成績につながってきます。

 

指導を行う前に、無料面談などを通じて親御さんと面談を行います。そこで「読解ができない」「計算ができない」などの事前情報を頂くのですが、実際に指導してみると全くそんなことはなく、100%近く、私は頂いた情報よりもできているという認識です。

 

これは、親御さんが子どもに求めているハードルが高いことに原因があります。だから、あまり褒められていないのでしょう。

 

私が常に指導中に意識していることは、褒めのポイントを見つけること。褒めようと思って接すれば、いくらでも褒めポイントは見つかります。

 

「計算が先週よりも早くなった」…他人との比較ではなく、前の自分との比較で褒める。

「音読の天才」…読解としてとらえるのではなく、視点を音読に捉える。

「このノート、貼っておいたら?宝物だよ」…成果物を褒める。

「補助線をよく引こうと努力したね」…実際は間違っているのだが、頑張ってやろうとしたプロセスを評価する。

「本当に苦手なの?またまた御冗談を。」…苦手と感じさせない言葉がけ。 などなど…

 

親御さんではなかなか難しい、こうした自己肯定感を高めることを意識して、毎授業に臨んでいます。

 

やる気がないないという声をよく聞きますが、それは褒めが足りないからです。

我々が90分の授業で質問をひたすら浴びせる授業を行うのは、この褒めのチャンスの機会を作り出したいからです。

教え込み、詰め込み授業では、褒めることができません。

 

今日もひたすら褒めまくります。

 

※5月19日現在、家庭教師は一旦入会待ちとなっていますが、6月から5程度の枠をご用意できるようになりました。

無料面談のお申し込み順にご案内となりますので、お早めにお申し込みください。

 

 

2021年05月19日 13:21

子どもと接するときに心掛けていること

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

連日のお問い合わせにはじまり、多くの体験授業にお申込みいただき、ありがとうございます。

嬉しい反面、体が若干悲鳴を上げているので、自己管理に気を付けながら日々邁進していければと思います。

さて、体験授業ということは当然ながら、はじめて出会った子。

いくら授業がうまくても、その子との相性が良くなければ、成績にはつながりません。

そこで、私が体験授業の際に心掛けていることを本日はご紹介していきたいと思います。
 

①子どものプライベート話をとにかく引き出す

私の前職は私立小学校の教員でした。1クラスに35人もいると、全員の話をじっくりと聞くことはなかなか難しい。

しかし、子どもは基本的には遠慮しない。他の子と話をしていようが、お構いなしに割り込んでくる。

つまり、子どもは「自分だけをみてほしい」「自分の話を聞いてほしい」こうした欲求に満ち溢れているのだ。

おそらく、どの子も日ごろの学校生活だけでは話足りないくらい、話し相手を求めている。

だから、私は子どもの学校の話や好きなものをとことん吐き出させてから、授業に入る。時には、一緒に解いている問題の題材を用いて、プライベートな話につなげていく。

学校の授業は1コマ長くても50分。90分も椅子に座った経験など、ほとんどないだろう。しかも1対1だから、常に集中していなければならない。これほど、子どもにとって苦痛なことはない。集団授業であれば、多少手抜きをしていても許される側面もあるが、家庭教師の前ではそうはいかない。

そんな90分をひたすら学習指導をして終わっても、子どもにとってはつまらない時間。それが余計勉強嫌いへとつながる。だから、私は題材を用いて子どもとの会話を楽しむ。そして、子どもにはたくさん喋らせる。ここをまずは念頭に置いている。
 

②学習指導はとにかく考えさせる

答えは言わない。答えを言う授業など、しない方がましである。

まずは、目の前の問題を解くために必要な要素を考えさせる。

言ってみれば、ケーキを作るときに必要な材料を考えさせる作業だ。

そして、その材料を求めるために必要なヒントを問題から探させる。

答えに誘導させるようなことは絶対にしない。とにかく、自分の頭で考えさせ、考え方のヒントだけ与える。

この繰り返し。なぜ、このようなスタイルをとっているのか。

本番に家庭教師がついていられるのならよい。でも、そんなことをしたら、試験会場から追い出されてしまう。

そう、本番は一人で問題と闘わなければならないのだ。答えをささやいてくれる人などいない。

問題を解くために必要な思考プロセスを本人に身につけさせなければ、合格は勝ち取れない。

一度やったことのある問題が出題されるテストなら、解法を教え込んだ方が効率がよい。ところが、目的は入試。

教え込みの教育では、自力につながってこない。
 

だから、私が助太刀して解決した問題は必ず解法を説明させる。「太郎先生、私に教えていただいてよろしいでしょうか。」という具合に。

お話好きな小学生は張り切って説明してくれる。そして、解けた喜びや大人に伝わった喜びを感じさせる。

家庭教師が問題を解けても仕方がない。子どもが解けるようにならなければならない。

だからこそ、教育者に学歴は関係ないと思っている。
 

コミュニケーション力×思考させる授業を思考する力
 

この2つが大切なのではないかと思う、今日この頃です。

今日もテンションマックスで頑張ります!!
 

※5月18日現在、家庭教師プランはいずれも入会待ちとなっておりますが、6月より家庭教師サービスを提供できる環境が整いました。(曜日による)無料面談お申し込み順のご案内となりますので、お気軽にご連絡ください。

2021年05月18日 11:32

無料webセミナーを実施します

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

入会待ちとなっている家庭教師プランは、人の採用の目途が立ちそうですので若干名ずつ定員が増やせそうな状況となりました。

 

現在、中学受験にお困りの方はお気軽にご連絡くださいませ。

 

さて、6月から約1か月に1回のペースで無料のwebセミナーを実施する予定としています。

 

初回は6月12日(土)14時30分~15時の時間帯で予定をしています。

 

対象学年やテーマは最終の詰めの段階ですので、追ってご連絡いたします。

(対象学年以外の参加も可能ですが、話の内容が特定の学年に偏る可能性があることはご承知おきください)

 

zoomで行うことを予定しています。顔出しや発言は一切不要。定員に限りがありますので、ご承知おきください。

 

申し込み方法やセミナーの詳細が決まりましたら、随時このブログにてご紹介していきます。

 

塾では教えてくれない内容を毎月発信しようと考えていますので、多くの方のご参加をお待ちしております。

 

 

 
2021年05月17日 11:44

成績が上がらない原因

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日は成績が上がらない要因を大枠でご説明したいと思います。

 

私が考える成績の上がらないメカニズムは以下の通りです。

 

① 学習環境のミスマッチ

 

学習環境とは中学受験を乗り切るにあたり、メインで使っているプラットフォームを指します。

大半のご家庭が「集団塾」なのではないでしょうか。モチベーションとも通ずる話なのですが、その塾の先生が厳しすぎるなどの対人の側面、その塾のカリキュラムの進みが速すぎて、ついていけなくなってしまうなどの対塾の側面。当然ですが、ここでミスマッチが起きていると成績の低迷を招く第一要因となります。

 

 

 

② 家庭学習

 

①を解決するための手段の第一が、家庭学習の質を高めること。

適切な勉強計画を策定し、適切な勉強法で宿題をこなしていけば、①の問題の大半は解消されます。

しかし、目先のテストに集中した勉強計画や勉強法を行ってしまうがために、範囲が定められていないテストや毎回が模試みたいになる6年生になったときに、大苦戦することになります。

 

 

③ 追加オプションの選び方・使い方がまずい

 

②もうまく機能しなくなったときに頼るのが、個別指導や家庭教師。ですが、ここでの使い方を誤ると、これまた成績が上がりません。

ここでも①で前述のように、対人の側面と、対塾の側面がありそうです。

個別だから、より子どもとの相性が問われる。そして、分からない問題をぶつけるのだが、その分からない問題自体が本人が解くべき問題のレベルでないケースがある。(難しすぎる)

場合によっては、一から単元丸ごと学びなおした方がよいケースがある。そこを臨機応変に対応できる指導者であればいいのだが、学生がやっているケースもあり、そこまでを求めることはなかなか難しい。

個別や家庭教師をつけても結果が出ないのは、ご家庭と個別・家庭教師の双方に原因があることが実態。

 

 

④モチベーションの低下

 

ある意味での最終手段である③も機能しなくなると、モチベーションの皆無につながります。(そもそも①の段階からモチベーションは落ちている)

どんな組織もそうですが、「今やっていることが楽しい」と感じなければ、いい結果は生まれません。やらせれ勉強ではいけないのです。

であるからこそ、①~③のプロセスを経て、④に陥った子に対して我々は、本人ができそうな1科目に絞り、そこにコミットして勉強すれば結果が返ってくる喜びを感じさせる指導やスケジューリングを組みます。1科目にしぼるので、その科目の結果しか出すことはできません。しかし、これが長い目を見た時には有効なのです。6年生でもこの手法を取り入れます。したがって、目先の結果に拘るご家庭はお断りをしているのがタカベルのスタイルです。

 

こうしたプロセスが進行すると、最悪の場合、中学受験をドロップアウトすることにつながります。ドロップアウトすること自体は一つの決断なので尊重しますが、懸念されるのがその子の先の長い人生です。負けたという経験を背負って、長い人生を歩むことがどうなのか。その逆境をバネにできる子はよいのですが、引きずる子は心配です。

 

今、どのプロセスにいるのかを紐解き、効果的な提案を繰り出す。これがタカベルの存在意義とお考えいただければ幸いです。

2021年05月16日 14:33

偏差値ごとにおける知識事項の課題

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

算数、国語と偏差値ごとにおける課題を紹介してきました。

 

残すところ、漢字や社会、理科の生物・地学などの暗記分野。

 

あえてタイトルを「偏差値ごとにおける」シリーズで算数と国語に揃えましたが、私はこうした分野は偏差値ごとの勉強法はないという考え方です。

 

どのステージでも、以下のような勉強法で多くは偏差値が取れてしまいます。(社会の記述問題は例外ですが…)

 

手順1、その週に習った漢字・理科・社会の宿題を7分割する

 

手順2、手順1をいきなり解くのではなく、音読を行う

 

手順3、まだ解くのではなく、書ける段階になるまでインプットする(漢字なら指書き等)

 

手順4、ノートに解く

 

手順5、答え合わせをする

 

手順6、間違い直しをする(ここで間違えた問題に△をつける)

 

手順7、確認の意味を含め、家庭内テストを行う(ここで間違えた問題に〇をつける)

 

手順8、翌日、前日に印が付いたところを復習し、その日のタスクに取り掛かる

 

この手順1~8がうまく回せるかどうかに尽きます。そして、印が付いたところだけ、大きなテストの前に再度復習を行えばよいのです。

 

要は、日々のタスク量を極力少なくし、質を高く毎日行えるか。これこそが知識系科目攻略の一番の近道です。もちろん、記述問題やグラフの読み取りなどの問題はこうした勉強法では対応できません。60が限界でしょう。しかし、これら知識がなければ当然ですが、記述などのアウトプット型問題に対応することはできません。

 

個人差があるのは手順3のスピードでしょうか。

 

ここを改善するさらなる勉強法はありますが、まずはある特定の教科の勉強に絞ることが成功への近道であると考えます。暗記科目が苦手な子は、漢字も理科も社会も苦手です。ここを解決するには、勉強計画とさらなる勉強法の両輪で改善していくことが重要です。勉強計画という意味で考えると、3つの中でもまだ本人がとっつきやすい1科目にしぼって勉強を行うこと。

 

ここで手順1~8の勉強法が定着してくれば、他の科目にも応用ができます。

 

しかし、暗記が苦手な子は上記の勉強法を用いても対応できないことがあります。それはなぜか。自習の習慣が身についていないのです。

 

こうした子は親子で一緒に暗記科目に取り組む必要があります。丸投げではだめなのです。質問対話形式を用いて、親子で一緒に学ぶという姿勢が本当に苦手な子にとっては重要であると考えます。

 

ここまで、5回にわたって各科目の課題や勉強法について述べてきました。タカベルはその子のレベルにあった、その子だけの勉強法を提案しています。苦手を克服する手段は必ずしも量ではありません。

苦手な食べ物を大量に食べても、克服にはつながらないのと同じです。苦手な食べ物は好きな料理に混ぜると食べられるようになります。勉強も工夫が必要です。

 

※5月15日現在、家庭教師プランは訪問型、オンライン型ともに入会待ちとなっております。無料面談お申し込み順にご案内となりますので、無料面談のお申込みを行い、空きをお待ちください。オススメプランは若干名ですが、空きがあります。

2021年05月15日 14:26

偏差値ごとにおける算数の課題②

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

さて、本日は算数の偏差値50~60までのゾーンの課題を挙げたいと思います。

 

④偏差値55以下

 

課題…ケアレスミス、細部のチェック

 

計算力もある。基本的な解法も理解している。ある程度の問題までは、解法を説明することができる。なのに、55の壁を突破することができない。この原因はケアレスミスや、解いているときの細部のチェックが弱いお子さんが多いように思います。

 

要は、「実戦力」に課題があるタイプであると言えそうです。

 

このゾーンからの脱却を図るには、日ごろ出されている宿題を丁寧にこなすことが課題であると言えそうです。

 

実は、私の担当しているご家庭で最も多い層はこのゾーン。わりと共通してみられるのが、ケアレスミスや細部のチェックの詰めの甘さ。

 

日ごろの学習課題を下記のような手順を踏んで行うと、テストのときにも同じ要領で取り組むことができます。

 

1、聞かれていることに線を引く→例:速さ

2、聞かれていることを求めるには何が必要かを書く。→例:時間、距離

3、立てた式の横に単位と今、何を求めたのかをメモする→例:300÷(15+20)=10分… 二人が出会った時間

 

元来聞かれていることを見失ってしまい、まだ途中式なのに回答してしまうケースが散見されます。

扇形のまわりの長さも典型例です。弧の長さだけ求めて、満足してしまう。そして、失点へとつながる。

 

日ごろの学習習慣を少し見直すことが、偏差値55の壁を脱却するポイントかと思います。

 

⑤ 偏差値60以下

 

課題…問題慣れ

 

四谷大塚は2冊の基本問題と練習問題を完璧にこなせ、計算ミスさえしなければ、偏差値60弱にはのるようにできています。

60をこすためには応用問題にも積極的にチャレンジをすることで改善を図っていくのですが、努力型で50後半を勝ち取った方にはあまりおすすめをしていません。私共は、5年生までの間は練習問題までができていれば十分であるという考え方です。大手塾の太宗が、5年生までにカリキュラムを終えます。6年生からは完全に復習・演習中心の授業となります。したがって、5年生までの解法がしっかりと身についていれば、否が応でも多くの問題と触れる機会は6年生に用意さえているのです(これが大手塾の強みです)

 

したがって、5年生の段階では難しい問題に対応できるような力をつけるのではなく、難しい問題を6年でチャレンジできるような立ち位置に立っておくことが重要なのです。算数が本当に大好きで、自分から難問を解くことが好きな子はどんどん解けばよいのですが、そうではなく、努力で今の地位にいる子は手を出さない方が賢明です。

 

それでもということであれば、4つの単元のうち、得意な1つだけに手をだすとか、条件を設けた方がよいです。逆に自信を失うのもよくありません。今は解けなくても、発達段階と経験が追い付き、6年になったときに解けるようになるケースも往々にしてあります。受験は今解けるかどうかの勝負ではなく、入試の時にできるかどうかの勝負であること。この視点を絶対に忘れないでおいてほしいものです。

 

※5月14日現在、訪問型、オンライン型ともに家庭教師プランは入会待ちとなりました。タカベルとコンタクトを取りたい方は、オススメプラン・LINEプランのご検討を行うか、お問い合わせフォームより家庭教師希望と記していただき、入会待ちをご検討ください。オススメプランの契約者・無料面談申込者の順にご案内となります。

2021年05月14日 12:15

偏差値ごとにおける算数の課題①

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
 
家庭教師プランでやはりメインになってくるのは算数の学習指導。一方で、オススメプランで保護者面談を担当していると、国語に関する悩み相談がかなり多いなと感じています。
 
今回は実際に学習指導をしてみて感じた、偏差値ごとにおける算数の課題について記したいと思います。
 
①偏差値40以下
 
課題…計算力、前学年の内容の抜け
 
偏差値40に満たない子は国語と同様。前学年の内容が完全に抜け落ちています。加えて、計算力の欠如も見受けられます。どんな単元を学習するにしても当然ですが、計算を行わない問題はありません。ここでの計算ミスや計算のスピードがテストでは大きな差になって表れてきます。加えて、5年生から学習する内容は4年生で学習した特殊算の考え方を用いて行う問題が多くなってきます。前学年の内容が抜け落ちている状態であると、新しい内容を学んでも仕方がありません。つまり、現在の学習環境がその子にあっていない可能性があります。このゾーンのお子さんは計算力を積み上げ、1学年前の内容に立ち返って学習を行う必要があります。
 
②偏差値45以下
 
課題…前学年の内容の抜け、演習量不足
 
このゾーンの子は「計算は得意だけど、他の問題に対する対応力」に課題がある層と言えます。計算は「工夫をして行う」タイプの問題以外は特段の思考力を求められません。ところが、計算以外の問題は学習した原理・原則をどのように用いていくかを求められます。ややハードルが上がるのです。まず、偏差値45以下の子はこうした原理・原則が抜け落ちていることが課題としてあげられるので、基本問題を活用して繰り返し、インプットすることが大切です。例えば、相似形には主に4パターンあります。この4パターンを自分で書けるようになるまでトレーニングを積まなければ、入試で求められる複雑な相似形に対応することが困難になります。相似形を見つけることができません。このゾーンからの脱却を図るためには原理・原則を用い、ひねりの少ない基本問題を繰り返し解くことが求められます。
 
③偏差値50以下
 
課題…解法丸暗記
 
②までのような原理・原則は頭に入りました。計算力も世の受験者相応のレベルの水準に達しています。しかし、これだけでは偏差値50にはのりません。本当に厳しい世界です。こうしたゾーンに最もみられる課題は「解法丸暗記」となっていること。少しひねられたら手も足も出なくなってしまうのがこのゾーンの特徴です。したがって、日ごろの宿題の内容を親御さんに説明させるというタスクを加えましょう。理解したかどうかを図るのはあっているか間違っているかではありません。偏差値45以下の子はこのあっているか間違っているかが重要です。計算力・基本概念の取得が課題だからです。しかし、偏差値50の壁を越えるためには解法丸暗記からの脱却を図ることが重要です。解法を説明させることで、理解しているかしていないかをはかることを意識して、日ごろのタスクをこなしてみてください。
 
国語の際にも述べましたが、日ごろ出されている宿題とその子の現状のミスマッチが起きている限り、いくら頑張っても結果にはつながりません。その子にあった薬を処方していく、これがタカベルの役割であるとお考えいただければ、幸いに思います。
 
※5月13日現在、訪問型家庭教師は入会待ち。オンライン家庭教師は残り1。オススメプランは残り3程度。LINEプランは空きがあります。講師の採用を含め、多くのご家庭とコンタクトをとれる環境を整備している段階です。満席のプランでお申込みご希望の方は、無料面談のお申し込み順にご案内となりますので、お早めにお申し込みくださいませ。
 
 
 
2021年05月13日 13:06

偏差値ごとにおける国語の課題②

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

昨日に引き続き、偏差値ごとにおける国語の課題について記したいと思います。

 

前記事において、偏差値50に満たない段階の子は音読+語彙力強化→精読トレーニング→速読の流れにつなげていくことが重要であると記しました。

 

ここからはより1ランク上に行くための課題について記したいと思います。

 

・偏差値55以下

 

課題…問題慣れ

 

50~55のゾーンの子は問題を解いてよい段階と言えます。ただし、安定して50~55で推移していることが一つの条件となります。

この段階の子は本文の要旨をとらえることに関しては基礎学力がついています。あとは線を引いた箇所を得点に結びつけることができるかどうかの段階。

したがって、まずは国語の中でもハードルの低い「抜き出し」と「記号問題」にしぼって、課題をこなすようにしましょう。

特に、記号問題においては「ア」や「イ」で終わらせるのではなく、文章中のどこの行から根拠を引っ張てきたかをメモするようにしましょう。32行目の「急いで家を飛び出した」という表現から、花子の気持ちは「遠足に早くいきたい」という気持ちが類推される等…。

このように、なぜその選択肢が正しくて、なぜその選択肢が不適当なのかまで追究を行うと、力がついてきます。

また、繰り返し記号問題を解いているうちに、どこのポイントでひっかけをしてくるかが分かってきます。本文を作成しているのはもちろん作者ですが、問題を作成しているのは塾の教務や、中学校の先生なわけです。どのポイントで国語力をはかっているのかが、問題を解いているうちに見えてきます。この段階の子は塾の宿題の「抜き出し」や「記号」に力点を置いて行うように取り組みましょう。

 

・偏差値60以下

 

課題…記述力

 

四谷大塚偏差値60にのるかのらないかの段階のお子さんは、前述のような総合的な国語力は高い状態にあります。あとは記述式の課題でどれほど部分点を稼げるかの段階です。

しかし、この段階の子でよくある特徴が「読むことは好き。問題を解くことも苦ではない。だけど、書くことに抵抗がある…」こうした特徴を持っています。

したがって、いきなり書かせるのではなく、段落ごとの要点をまずは口で伝えさせることから始めてみます。そして、その口で伝えた要旨を、今度は書いてみるという作業に移行します。いきなり問題を解かせるのではなく、ここでもスモールステップの手法を用います。そして、次の段階として、本文全体の要約を行います。つまり、流れとしてはこのような感じです。

 

1、口頭で段落要約(物語は場面要約)

2、手書きで1の作業を行う

3、全体要約(物語は5W1H、場面と心情の変化をのせて)

4、記述問題(文中の言葉をつかって記しなさいという問題を扱う)

 

上記を踏まえると、記述問題は偏差値55を60にのせるための課題であることが分かります。当然です。言葉を表現するときに最も難しいのはアウトプットの作業。

であるからこそ、上位生向けのサピックスは記述問題を中心に課題として出すのです。

しかし、これは諸刃の剣。苦手な子にとっては、こうした課題は根本解決にはつながりません。学習において最も重要なのは、その子に応じたその子に一番効果的なカリキュラムで学習を進めること。

国語に限らず、他の科目でも同様です。ご参考になれば幸いです。

 

※5月12日現在、訪問型家庭教師は入会待ち。オンライン家庭教師は残り1~2。オススメプランは残り3程度。LINEプランは空きがあります。講師の採用を含め、多くのご家庭とコンタクトをとれる環境を整備している段階です。満席のプランでお申込みご希望の方は、無料面談のお申し込み順にご案内となりますので、お早めにお申し込みくださいませ。

 

 

 
2021年05月12日 13:21

中学受験コンサルティング
タカベル

電話番号
090-9366-8695
受付時間
月〜金 10:00~21:00
土日・祝日 10:00 ~15:00
定休日
なし

ブログカテゴリ

モバイルサイト

タカベルスマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら