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偏差値ごとにおける国語の課題①

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

Twitterで反響の大きかった題材で、ブログ記事にするように要望がありましたので、本日は偏差値ごとにおける国語の課題について記したいと思います。

 

※国語は乱高下の激しい科目であることから、偏差値は毎回の平均値ということでお考えいただけると幸いです。また、偏差値は四谷大塚のものを想定しています。

 

・偏差値40以下

 

課題…語彙力・音読・集中力

 

このゾーンは上記3つに課題を抱えています。そもそも活字嫌いで、読むことを放棄している可能性があります。そこで、まずは1日1分でもいいので音読を行う機会を設けましょう。

1日1分ができたら、2分、3分と徐々に伸ばしていきます。そして、目一杯褒めてあげましょう。「そんなに上手なんて知らなかった」「もっと聞きたいな」等…

頑張ったら評価されるという成功体験が苦手克服には最も重要な要素です。

褒めながら、音読に対する抵抗感を取り除いていきます。加えて、語彙力の強化も必須です。言葉を知らなければ当然ですが、文を読むことはできません。音読をしていて意味の分からない言葉を調べること、日ごろ出されている宿題は読解ではなく、漢字と知識にウエイトを重く置きながら、行っていきましょう。焦って読解の宿題に手を出しても、意味をなしません。

 

・偏差値45以下

 

課題…語彙力・精読力

 

 このゾーンは上記2つに課題を抱えています。音読は好きな子が多いのもまた事実です。

ところが、深い読み取りと線引きの作業が足りていません。実は、国語の読解は線引きのポイントをしっかりと抑えることができていれば、そこを手掛かりに解答できる問題が大半を占めます。少なくとも偏差値50を下回ることはありません。そこで、以前から再三記しているように3日分け学習法で読解の精読トレーニングを行ってみてください。

日ごろのタスクの中に音読と質問対話、線引きを必ず盛り込みます。線引きの箇所については下記の「文章読解の鉄則」という書籍をご参照いただければと思います。これを3日分けで1週間2題扱うことができるとベストですね。問題を解くことではなく、文章を深く読み取ることが偏差値50にのせるための近道かと思います。したがって、このゾーンは日ごろ出されている漢字と知識、文章精読に重きを置いたカリキュラムを組んでいきましょう。

 

・偏差値50以下

 

課題…速読力

 

 精読もやった。音読もこなすことができている。漢字や知識も平均点以上の得点をできている。でも、偏差値50まであと一歩。このゾーンの課題は速読力であると考えます。他の科目は時間が余るくらいなのに、国語だけは時間が足りないというお子さんも多くいます。

精読トレーニングは絶対にやらなければならないのですが、一方で難点もあります。それは、スピードがついてこないという点です。そこで、精読トレーニングの土台が整ってきた段階で速読の練習へと移行しましょう。時間制限を設けて、前述の精読の作業をこなすことができるか。これのトレーニングを積むことです。そのためにも、まずは毎日の音読と精読の作業が土台として必要になるわけです。

 

語彙力の強化+音読→精読→速読

 

これができたのち、ようやく設問へと移れるのです。つまり、結果が出ないからと言って、こうした地道な作業を怠ってはいけません。また、国語が苦手な子は日ごろ出されている設問メインの宿題を改める必要があります。上記のようなベースが整わずして、設問を行っても仕方がありません。割り算を習っていない子が割り算の計算問題を繰り返し解くのと同じことを行っているのです。

 

次回以降はより1段階上に行くための課題をまとめてみたいと思います。

 

 

 
2021年05月11日 13:03

家庭教師と個別指導の賢い使い方・選び方②

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

さて、組み分けテストや育成テスト、大変お疲れさまでした。

遠出ができないゴールデンウィークとなったために、勉強重視の日々を過ごされ、さぞかし苦労したことと思います。

 

これはあくまでも私の考え方です。1週間のスケジュール立てがしっかりとなされていれば、テスト前に詰め込みや追い込みで勉強をする必要がなくなります。現に、私共の担当するご家庭はテスト前の勉強は軽めに、6年生は入試に向けた4まとやコアプラスに取り組ませていました。

 

あくまでもテストは現状の立ち位置をはかるためのもの。それに向けて勉強するのではなく、入試で成功を収めるためのツールと捉えていくと、子どもも親御さんも毎月、苦しまなくて済むと思います。その代わり、毎日のタスクを濃密にこなすことは必要ですよということです。

 

本日は家庭教師と個別指導の賢い使い方について紹介したいと思います。

 

②個別や家庭教師に丸投げ

 

私共も家庭教師としてのサービスを展開しています。また、コンサルティングを通じて個別や家庭教師の使い方の相談を受けることがあります。

その際に感じることなのですが、個別や家庭教師に対するオーダーが抽象的ということです。

 

よくない例を紹介したいと思います。

 

・算数の成績を上げたい

・読解が伸び悩んでいるから、解決してほしい。 

・分からない問題を解決してほしい       などなど…

 

確かに、こうした悩みがあるから、利用を検討しているのでしょう。しかし、これは賢い使い方とは言えません。

 

本当に成績を上げたかったら、下記のようにオーダーを行うべきです。

 

・速さに関して課題がある。この単元は基礎も全く分かっていないので、1から指導してほしい。

・場合の数をもう1段階上に引き上げたい。基本は分かっているから、中級クラスの問題で指導してほしい。

・分からない問題を教えてほしいのだが、教えている中で、基礎が抜けているなと思ったら、そこに返って指導してほしい。

 本人のレベルをみて、分からない問題の中で本当に解くべき問題を選別してほしい。

・読解の偏差値が35で困っているため、設問ではなく、線引きの仕方や要約などの指導をしてほしい。

 

ここまで伝えられると、指導する側も大変助かります。それに向けた準備を行えるからです。

 

家庭教師や個別指導は、先生×子ども、先生×親御さんという具合に、対人で成り立っているサービスです。我々もスーパーマンではありません。どこに課題を抱えていて、何の単元が苦手なのかをはじめて出会って、1回目の授業だけで完全に見抜くことは極めて難しいです。(特に範囲が多岐にわたっている算数は…)

教える人間が学生であれば、なおのこと準備が必要になるでしょう。

 

そこで、こうした具体的なオーダーがあると、大変指導がしやすくなり、指導を受ける側も質の高い授業を受けることができます。

事前情報が具体的であればあるほど、よいですよということです。

 

要は賢い使い方とは「コミュニケーションを密にとる」こと。

 

丸投げするのではなく、目的意識をもってこうしたサービスを利用すると、得られる効果がはるかに大きくなります。

 

逆にここまで伝えて、対応してくれない会社は切りましょう。

 

2021年05月10日 12:30

個別指導や家庭教師の賢い使い方・選び方①

んにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

昨日から本日にかけて、多くのお問い合わせありがとうございました。

 

オンライン家庭教師プランは、本日までに無料面談のお申込みを頂いたお客様をもって一旦入会待ちを検討しています。

 

立ち上げ当初ということで、システムの慣れも含めて質の高いサービスとしたいため、ご理解賜れば幸いです。

 

さて、本日はこれに関連して賢い家庭教師と個別指導の使い方について、記したいと思います。

 

いくつか論点がありますので、カテゴリーに分けて説明したいと思います。

 

①「どこの会社がいいの?」

 

本当にこの質問、多く頂きます。おそらく多くのご家庭が塾ナビなどの口コミサイトを見て、最終決定するのだと思います。

私は、この質問に対しては全員に対して同じ回答をしています。

 

「どこがいいかどうかは一概には言えません。」

 

なぜなら、個別や家庭教師は1対1か多くても1対2。たとえ、その会社の評判が良くても、その子と合わなければ全く通わせる意味をなしません。

 

例えば、塾ナビで評価4.5の会社があったとします。しかし、通わせたものの子どもが浮かない顔。

「どうしたの?」と尋ねると、「分かりづらい…」「先生が好きじゃない…」

 

これ、本当によくあるケースなのです。「どうしたの?」と尋ねて、答えてくれればまだいいです。

 

高学年になると、自分のことは話さなくなります。「どうしたの?」「別に…」というやり取りを繰り返しているうちに時間だけが過ぎてしまいます。

 

子どもは、特定の塾から教わりたいわけではありません。特定の自分に合う先生から教わりたいのです。

 

親御さん目線に立てば、プロから教わりたい。大手なら安心…こうした目線で選択すると思います。当然です。

 

ところが、子どもは若い元気のある先生から教わりたい。年が近い先生で、時には悩みも相談できる先生から教わりたい…実はこうした願いや想いであることが多いのです。

 

つまり、親御さんが個別に求めるニーズと子どもが求めるニーズには大きな乖離がある。

 

しかし、私の経験上、子どもが好きな先生、いいと言っている先生から教わらなければ、結果は出ません。

 

どんなに教務力が高くても、子ども目線に立てない指導者は子どもからの支持は集まりません。

 

子どものレベルに応じた目線や人間性をもって、指導できる先生でないとうまくいかないことが多いのです。

 

子どもから「分かりやすかった」「楽しかった」という言葉がきければ、まず安心ですね。

 

こうした視点で見ると、個別や家庭教師においては評判や規模はあまり意味をなさないことがお分かりいただけたかと思います。

 

要は「運」と「縁」です。

 

そこで、以下のような対応をしてくれる会社がお勧めです。

 

1、体験の機会を設けている

2、先生の入れ替えが可能

3、2で見つかったいい先生から習い続けることが可能

 

この3点の基準で個別や家庭教師を検討されることをおすすめします。

 

大手であれば、いい先生と出会える確率は高まる。ところが、出会えない場合も多々ある。

そこで塾をコロコロ変えるのは時間とお金の無駄。

 

であるからこそ、上の3つの基準が選択には重要な要素となるわけです。

 

次回は、賢い使い方について記したいと思います。

 

 

 
2021年05月09日 12:13

新プラン発表!!

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

この間、アメブロのメッセージやTwitterのDMなどを通じ、多くのご要望を頂いた関係で、新たに2つのプランをご用意いたしました。

本当に貴重なご意見を頂戴しまして、誠にありがとうございました。

 

①オンライン家庭教師プラン

 

算数、理科の限定にはなりますが、オンライン家庭教師プランを導入します。書籍お申し込み者限定で先行案内を行った関係で、残りの空きは5名様限定となります。こちらは教育現場で15年の指導歴を持つ人間が指導いたします。

ご好評につき、無料面談は1週間後くらいの対応となりますこと、ご承知おきください。

 

②LINE相談プラン

 

分からない問題やスケジューリングは対象外となりますが、日頃の勉強法や子どもとの接し方、志望校選択、塾選びなどをLINEチャットにて24時間以内にトータルサポートいたします。

 

これら新たなプランを仲間に加え、新生タカベルは4つのプランで始動します。下記が概要となります。

 

1、訪問型家庭教師プラン

 

こちらは代表高畑が担当。LINE相談が無料でつき、60分の学習指導を軸に、残りの30分を学習指導かスケジューリングに使えるサービスとなります。

 

2、オンライン家庭教師プラン

 

こちらは上記の通りです。LINE相談やスケジューリングは対象外なので、他のプランと併用をおすすめします。

 

3、おすすめプラン

 

こちらはスケジューリングつきで保護者面談をズームにて実施します。学習指導以外の機能はLINEを含め、すべて有しています。

 

4、LINE相談プラン

 

上記の通り、学習指導やスケジューリング以外の相談をチャットにて受け付けます。1発信1質問、24時間以内の返信となること、ご承知おき下さい。

 

中学受験トータルサポートの機能を充実させ、より多くのご家庭の悩みを救いたい。そんな想いから、この度サービス改定に踏み切りました。

 

 

LINE相談ご希望の方はお問い合わせフォーム、それ以外のプランは無料面談をお申し込みください。

 

2021年05月08日 12:12

大谷翔平の目標達成ノート

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

大谷翔平選手、目覚ましい活躍ですね。もちろん、才能もすごいと思うのですが、それ以上に努力を重ねた人だからこそ、今の地位が築けたのだと思います。

 

さて、大谷選手。高校1年の時に以下のような目標達成ノートを作っていました。

才能が怪物級な15歳でこの意識の高さですから、今の活躍も当然ですよね。

 

しかも、これを作成する視点がまたすごい。

 

一番大きな目標設定をドラ1で8球団と設定し、それに必要なものを

①体づくり

②コントロール

③キレ

④メンタル

⑤人間性

⑥運

⑦変化球

⑧スピード160キロ

 

この8つを必要な要素と設定。

 

そして、この8つの1つ1つを達成するために必要なものをさらに広げていくという81マスノートを完成させたそうです。

 

 

 

これを試験的にあるご家庭で実践してもらいました。

 

一番真ん中に据えた目標が「マンスリー算数10点アップ」

 

これを達成するために、

①基礎トレ毎日満点

②基礎力定着の直しを行う

③デイリーチェックの直しを行う

④授業をしっかり聞く

⑤わからないところを放置しない

⑥デイリーサポートのDまでを解く

⑦解法を説明できるようにする

⑧計算ミスをしない

 

一番大きな目標は親子で考えてもらいました。

 

そのための策の8つは子どもが考えたものです。

 

8つの策を達成させるためのこの先の行動は、これまた親子で考えました。(これは8つも必要ありません。むしろ、絞ったほうが良いです)

 

そして、ここででてきた行動を日々の目標設定とするのです。

 

このご家庭は、例えばこのように行動を行ったそうです。

 

⑧計算ミスをしない→ノートの升目を使って式や筆算を書く、字は大きく書く、見直しをする、大人が読んでもわかる字を書く

 

これらの中から1つを選択し、1日の目標としてもらいました。

 

達成できたなと思ったら、次の目標設定という具合に…

 

この一連の作業のポイントはすべて子ども自身で目標設定と行動を決定していること。

 

人から言われた目標や行動はモチベーションにつながりません。

 

また、書きだしたからと言ってあれもこれも求めないこと。

 

あくまでも、1日にクリアするハードルは1つと決める。

 

これを繰り返していくことで、少なくとも計算ミスは激減しました。

 

この続報はまた後日…

 

ぜひ、お試しください。

2021年05月07日 12:11

集中力に課題がある子の対処法②

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

前記事において、集中力に課題がある子の対処法は

 

①短時間×複数セット

②全科目を少しずつ

③今やるべきことに意識を向ける言葉がけを行う

 

この3つが重要であると記しました。本日はその続編です。

 

④百人一首やカルタを取り入れる

 

これは私が教員時代に取り組んでいた手法です。百人一首は読み手の言葉を集中し、目前にあるカードに全集中を注がなければいけません。これを学習前に行うことで、勉強に対する集中力を高めた状態で学習に臨むことができます。

 

⑤アウトプットの作業を増やす

 

話を聞くことや、目の前の課題に向き合うことが苦手なこうした子はアウトプットの作業を増やしましょう。白地図のまとめノートや算数の解法説明などを駆使し、教える比率を下げることです。学習の自由度を高めることで、勉強を苦痛にさせないことが重要です。

 

⑥学習環境を整える

 

職業柄上、ご家庭の勉強環境が否が応でも目に入ります。すると、近くにマンガが入った本棚が入っていたり、勉強に使わない文房具が大量にあったりと、集中力が低下する環境下で勉強をしている子も多いと感じます。これも教員時代の取り組みですが、教室の前方には集中力を妨げる掲示物は一切、貼らないことを意識していました。すべて教室の後方に掲示物を固めていました。集中力に課題がある子は少しのきっかけで、急激に集中力がダウンしてしまいます。無機質な状態くらいで丁度良いので、環境に配慮しましょう。

 

⑦ほめる

 

色々書きましたが、一番はできたことを認めること。ほめること。集中力に課題がある子は成熟度が低い傾向が強いです。こうした子はその反面で素直な子も多いです。(私の経験則ですが)

 

少しでも集中して取り組めたことをほめること。達成したら認められるんだ、だから次も頑張ろうという意識を持たせることです。ほめることと叱ることではどちらが労力を使いますでしょうか。叱ることですよね。望ましい行動をとらせたい場合は、ほめることを一義的に考えるべきです。親子のストレスも軽減されます。

 

できることから一歩一歩。着実に積み上げていきましょう。

2021年05月06日 14:10

集中力に課題がある子の対処法①

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

中学受験は成熟度が大きく影響するのが現状です。

 

中には高校受験の方が向いている子も多くいるのが実態。

 

ところが、それをいったら身もふたもないので、集中力に課題がある子の対処法を何点かご紹介したいと思います。

 

①短時間×複数セットで学習に取り組む

 

集中力のない子は特に終わりのない作業を嫌います。

そこで、30分×複数セットに分けて、学習に取り組むことをお勧めします。

30分終わったら休憩、そして次の30分。30分という時間設定はあくまでも例。

 

「どれぐらいだったら集中できそう?」と投げかけ、本人に決定させましょう。

 

そして、1週間ごとに徐々に時間を増やしていくのです。

 

②1科目を続けてやらない

 

集中力のない子は1つのことを続けてやることが苦手です。

1科目を続けて行うのではなく、前述の複数セットは可能な限り、全科目行うようにしましょう。

30分×算数、30分×国語、30分×理科、30分×社会のように組み立てることができたら、最高ですね。

 

③集中しなさいとは言わない

 

これ、よくやりがちです。集中力というのは、ある意味でその子の個性。

できる子は自然と集中して取り組むことができます。しかし、できないから今の状態なわけです。

ある意味、能力や生まれつきなものなので、言葉による指示だけでは行動を変えることはできません。

また、こうした子は高い可能性で、学校や塾でも指導を受けていることがあります。

指導であればいいのですが、場合によっては叱責を受けているケースもあります。

そうなると、以前記した自己肯定感にも影響が出てきます。

 

そこで、「集中しなさい」という言葉は極力控えるようにしましょう。

 

「あれ、約束は?」

「今の時間は何の時間だっけ?」等…

 

こうした言葉がけを通じ、今やらなければならないことに意識を向けることが重要です。

そして、できたら目いっぱい褒めてあげるのです。

 

集中力というのは成績と同じで、他人と比較しても何の解決にもつながりません。

そもそも、成熟度の高くない子は勉強に対するモチベーションが他の子よりも低いのです。

なんのために目の前の課題に取り組んでいるのか、周りの子はあそんでいるのにという心理状態です。

 

何よりも、幼少期の私がそうでした。

 

したがって、学習のタスクをぶつ切りにし、多くの科目を1日に盛り込むスケジューリングでメリハリをつけた勉強を行うことが解決策への道であると考えます。

 

続く…

2021年05月05日 12:10

テスト戦術の一端

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

GLAYのメドレーを聞きながら出勤する。最高のひと時です。

 

さて、本日はテスト戦術の一端について紹介していきたいと思います。

 

模試になるとできなくなる原因については前記事で6点ほど紹介してきましたが、最も重大な原因は「経験値」であると思います。

 

では、経験値とはどのようなことを指すのでしょうか。

 

2点あると思います。

 

1点目は「問題に対する経験値」 2点目は「テストに対する経験値」

 

1点目は、前記事にも記した通り。同じ問題を何度も繰り返す反復学習だけで終わっていたら、初見に対する抵抗力が低くなりますよということです。

 

本日、メインに記すのは「テストに対する経験値」

 

テストは限られた時間の範囲内で、得点をとる勝負。

 

限られた時間というのがミソなのです。

 

時間無制限のテスト(そんなものは存在しませんが…)や1回見たことのある問題が出題されるテストは1から解いて問題ありません。

 

ところが、範囲の定められていない初見の模試や入試のようなテストは戦術が必要です。その一端をご紹介します。

 

例えば、算数の一端。

 

 

・大問の(2)は(1)の条件を使うことがほとんどであることを意識する。

 

・1分考えて全く分からなそうな問題には、問題用紙の番号に×をつける。

 

・少し考えればわかりそうな問題に△をつけ、2分たっても答えが出なかったら飛ばす。

 

・答えは出せたが、自信がない問題には△をつける。

 

・筆算、途中式は丁寧に書く。

 

・△を付けた問題のみ、見直しと解き直しを行う。

 

こうしたことを意識せずに1から解いてしまうと、解ける問題が時間が足りなくて解けなかったり、焦ってしまって絶対に落としてはいけない問題で失点するという事象が発生します。

 

人間が行うことですから、どうしてもヒューマンエラーは起きます。少しの意識でこうしたエラーを防ぐことができます。

 

このほかにも、テスト戦術は各科目で10個ほど、約30個存在します。(理社はあわせて10)

 

しかし、こうした戦術を一気にやらせようとすると、戦術ありきになってしまいます。

 

1テスト1科目1つのテーマを定め、入試までに30個すべてが自然に行えるようになってくることを目標に行っていただければと思います。少しでも、ご参考になれば幸いです。

 

2021年05月04日 10:42

組み分けや模試になるとできなくなる要因②

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

範囲の広い組み分けや範囲が無制限の模試になるとできなくなる要因を3つほど記しました。

 

①理解系科目で、量をやらせすぎ。

②暗記系科目で、穴埋めや記号に留まっている。

③読解を行っていない。

 

これらを挙げました。中堅校レベルであれば、上記のような勉強法でも対応ができます。

ところが、難関校以上となるとこうした勉強法では太刀打ちができなくなります。

すると、大手塾の模試は難関校向けに作られているので、成績につながらない。

こういう構図になっているわけです。

 

さて、本日はこれらの原因の後編として、残り3つを紹介していきたいと思います。

 

④ テスト直しを行っていない

 

テストとはクラスに一喜一憂するためのものではなく、次なるPDCAを策定するための指標です。

「〇クラスに上がった」「○○君より下だった」などで終わってはいけません。

テストは直しをするまでがテストです。(家に帰るまでが遠足みたいになりましたが…)

そこで、解きなおしノートを必ず1冊作りましょう。これが6年になったときの、自分なりのオリジナル教材になっています。

 

ところで、この解き直しを行う問題の選別ですが…まずは、正答率50パーセント以上で間違えている問題は必ず解き直しを行います。正答率が50パーセント以上ということは、「絶対に落としてはいけない問題」「合否を分ける問題」がほとんどです。

 

特に、70%以上の問題は「絶対に落としてはいけない問題」に該当します。ここで落としている問題は確実に基礎が抜けていますので、その単元全体の基本問題の復習を行いましょう。

 

次に、50~70%以上の問題は「合否を左右する問題」に該当します。これを軽微のミスで落としているのか、全く歯が立たなかったのかで大きく変わってきます。軽微のミスで失点している場合は、日ごろの計算トレーニングや漢字を丁寧な字で行うことを意識づけさせることが重要です。

全く歯が立たなかった場合は、日ごろの学習計画や勉強法を見直す必要があります。半分以上の子ができている問題に歯が立たないということは基礎はできているのだが、もう1段階上のレベルがカリキュラムに組まれていないか、考える癖が身についていないかのどちらかです。

 

偏差値50ある子は、正答率40%台の問題も解けるとよいですね。これらは「差をつけられる問題かつ、少し考えればできる問題」です。

ここからもう1段階上に行くためには、経験値が重要であると述べました。テストはその経験が積める絶好の場。差をつけられる良問にどんどんとチャレンジしましょう。

 

⑤ 基礎を疎かにしている

 

これは理解度が高く、マンスリーや月例偏差値がかなり高い子に見られる傾向です。こうした子は毎週のタスクは理解度高く、こなすことができます。なので、マンスリーや月例では爆発的に結果を残すことがあります。しかし、模試では取れなくなる。これ、日々の一行問題のトレーニングや計算を疎かにしている傾向があります。マンスリーで出る問題は1回見たことがあるために、練習問題レベル以上でも素早くとけます。しかし、模試は初見の問題。理解度の高い子はこうした模試での一ひねりある問題も解いてきます。しかし、初見のためとにかく時間がかかります。

普段の基礎を疎かにしていると、問題処理スピードが遅く、最初の方の問題で時間を費やしてしまします。そして、ミスも多い。周りがとけない問題がとける可能性もあるのですが、周りが絶対に解いてくる問題で落とす傾向があるのもこうした子の特徴。課題は明白ですね。

 

⑥ テストの戦術が不足している

 

最後にテストの戦術不足。要はテスト慣れです。範囲が決まったテストではとくにこうした戦術は不要です。時間も十分に足りるし、見たことのある問題がほとんど。記憶も新しいので、素直に1から解いても十分に対応できます。しかし、模試はほとんどが初見かずいぶん前に見た問題。

問題の取捨選択やどこから解くか、問題番号のチェックなど、入試本番では確実に身につけておかなければならない「テスト戦術」が必要になります。我々はコンサルティングや家庭教師を通じ、5年生から意識的にテスト戦術は重視して教えています。

 

以上、6点が模試で結果にならない原因となります。これを反面教師に日々の学習計画を進めていっていただければと思います。

 

2021年05月03日 14:33

組み分けや模試になるとできなくなる要因①

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

私の中学・高校時代は中間テストや期末テストではできるが、模試になると出来くなる病にさいなまれていました。

 

これを中学受験に照らして合わせてみると、マンスリーや日々の確認テストでは高得点を出せるが、範囲が広がる組み分けテストや範囲が全範囲の模試になると、成績が落ちるのと同義かと思います。

 

さて、その要因について本記事で紹介したいと思います。

 

①量をこなしすぎている

 

これは特に算数で見られる傾向です。マンスリーや月例テストにコミットしすぎると、該当の範囲の問題を繰り返し解いているご家庭が非常に多い。これ、算数ロボットを養成しているのと同じことなのです。「考えなくなる」

何度も同じ問題を繰り返し解くことにより、式を覚えてしまっています。子どもの記憶力を侮ってはいけません。

計算や基礎トレは解法を丸暗記でも構いません。むしろ、大切です。その基本的解法が身についていないと、その先のステップに進めません。

しかし、マンスリーや月例テストで問われる問題は、まさにその先のステップの問題。これらは、解法を暗記してはいけない性質の問題です。

こうした癖が身につくと、何が問題か。

初めて見る問題に対するアレルギーが増してくるのです。

入試問題や模試は、今まで見たことのある問題に一つスパイスが加わっています。これが思考力というやつです。

こうした問題に対して対応するためには、反復ではなく、経験値。どれほど多くの問題と触れてきたかということです。

マンスリーでは取れるけど、模試になるととれなくなる問題を抱えている方は勉強を見直した方がよいかもしれません。

 

②理社のテキストを音読していない

 

これも模試になるとできなくなります。日本海側で冬に雪が多いのは、冷たく湿った北西の季節風が日本海を越え、越後山脈とぶつかるために雪が多く発生します。マンスリーや月例テストにコミットした勉強法をとると、「北西」や「日本海」の穴埋めだけで勉強が終わっているご家庭を見かけることがあります。この勉強法の問題点は大きく分けて、2つ。

 

一つ目は「短期記憶」でとどまる。二つ目は「記述に対応できなくなる」。

 

穴埋めだけの勉強は間違いなく短期記憶に留まります。脳内にはキャパがあります。地理・歴史・公民・生物・地学・言語・漢字と多岐にわたる知識事項を中学受験では覚えていかなければなりません。積み重なると、忘れます。また、難関校以上の入試問題は単純な知識だけを問われることは少ないです。それをグラフや記述と絡めて出題してきます。知識だけを入れても、因果関係を理解していなければ対応できなくなるのが昨今の中学受験。詰め込みだけでは限界があるのです。

最低限、音読はしましょう。絵や図も案外ばかにならないですよ。

 

③読解を日ごろ取り組んでいない

 

月例やマンスリー対策を優先させると、読解が後回しになりがちになります。しかし、読解の入試での配点は国語100点満点であれば、ほとんどの学校が70~80点以上。算数の苦手分野よりもはるかに配点が高いのです。これを疎かにしてよいのですかという話。日ごろ取り組んでいなければ、当然、模試では結果につながりません。勉強法は本ブログをご確認ください。

 

つづく…

2021年05月02日 10:26

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