中学受験コンサルティング タカベル

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2021年3月の記事:ブログ

重要な4月

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルです。
 
さて、中学受験の季節替わりは2月ですが、学校は4月から。
なぜ、このようなことを書くかというと、2月と4月はとても重要な月だからです。
この時期に家庭学習の在り方やルールを見直す絶好の機会だからです。
 
新たな節目の時期は子どもが最もモチベーションが高い時期です。
1学年上に上がったことによる自覚、新たな仲間との出会い、新学年で学ぶ学習内容…
子どもにとっても気分転換を図ることのできる絶好の機会です。
 
私立小学校の教員時代に「黄金の3日間」という言葉を学びました。これは1学期スタートの最初の3日間をどう過ごさせるかが1年間の学級の状態を左右しますという言葉です。新学年の期待に胸を膨らませている子どもたちが最も素直な3日間で、どうルールを徹底できるか。私はこの3日間を本当に大切にし、春休み中に策を練って新学期に臨んだものです。
 
それは家庭学習においてもとても大切です。今一度、ルールとやり方を見直してみましょう。そして、それを子どもと共有することです。以下の点を行ってみるとよいかもしれません。
 
① 学習計画をしっかりと策定すること
② 生活リズムを見直すこと(計算や漢字は朝に行う等、ルーティン化)
③ 叱るポイントを共有化すること→とても重要です(丁寧にタスクを行わなかった時に叱る等、ポイントを1つに絞る)
 
これを1年間、親御さんも貫きます。新学年になったということを口実に、家族会議を行ってみましょう。
 
さて、学習面も夏期講習までの期間はとても重要です。大手塾ですと、夏期講習になると講座と宿題に追われてしまいます。したがって、春までに積み残しがあると、夏の学習効果が薄れてしまいます。
 
したがって、以下のポイントを意識して、新学年を過ごしましょう。
 
・新6年生
いよいよ最高学年になりました。勝負の1年ですね。現在、成績低迷に悩んでいる方は以下に注力しましょう。
 
① 算数
「割合」「比」「平面図形」「速さ」
この4点は入試でも必須分野です。日々のタスクで、5年生に習った教材を用い、原理・原則をもう一度入れなおしましょう。
 
② 国語
「言葉・漢字」は塾の教材を毎日少しずつ。「読解」は前学年の教材を用い、説明文と物語文を1題を3日ずつ交互に行いましょう。
6年生は読解の学習速度を2倍にして行います。
 
③ 理科・社会
算数と国語が苦手なのであれば、1学期は宿題のみにとどめましょう。
ところが、理科の「水溶液」「てこ」「ばね」「振り子」「浮力」「電気」は算数と同様、原理・原則をもう一度入れなおしましょう。
 
夏までは徹底して、算数の重要分野・国語・理科の計算分野の基礎固めを徹底的に行っていきます。
 
・新5年生
受験で最も差がつく重要な学年です。6年生の今頃になったときに、積み残しをしてはいけません。
ところが、5年生は学習の内容と量が最も多く、ここから受験断念という話が聞こえ始めてきます。
各教科の前に、最も学習スケジュールの確立が重要な学年です。
すべての教科を毎日少しずつ行い、家庭内テストをしっかりと行わせる。このルーティンの確立が成否を握ります。
無理に詰め込んではいけません。ただでも、詰め込まれますので。
 
① 算数
塾にもよりますが、1学期に学習する「平面図形」「割合」「速さ」は重点的に取り組みます。
入試に頻出ということもありますが、2学期からこれらを「比」を用いて解きます。
「比」という中学受験の超抽象事項に立ち向かう前に、よりイメージしやすい1学期の原理・原則をマスターしておくことが重要です。
 
② 国語
再三、前記事にも記しましたが、5年生の前半は精読に徹するべきです。1週間に1題、小分けにして文章をじっくりと読む習慣を家庭で身に着けさせることが重要です。
 
③ 理科・社会
6年生同様、算数と国語が苦手なのであれば、後回しです。理科も1学期まではどちらかというと、暗記的要素の強い学習です。
もちろん、取り組めればベストですが、まずは算国です。知識は詰め込んでも忘れます。6年夏以降での追い込みがききますので、最低限のタスクのみで大丈夫です。(要点チェックのみ)
 
繰り返しになりますが、5年生で受験の結果の大勢が判明してしまいます。理科と社会を得点源でクラスを維持している方は危険です。算数と国語の家庭学習の戦略、これに尽きます。
 
・新4年生
 
新4年生の1学期はまず、塾のルーティンと家庭学習のルーティーンの確立です。
朝に計算、漢字。
塾のない日に宿題。
土日に家庭内テストの実施や生活体験も交えながら、アウトプット型学習で理科・社会を入れていく。(暗記にしない)を行う。
 
通塾日数もまだ2日程度と、十分に習い事も両立できます。5年生になったときに、違和感なく臨めるように生活習慣の確立が1学期はポイントでしょう。
 
塾の新学年から2か月が経とうとしています。この2か月で家庭学習の過ごし方やお子さんのモチベーションはいかがでしょうか。
4月が立て直す、最後のチャンスと言っても過言ではありません。ご参考となれば幸いです。
2021年03月29日 09:00

なんとしても成績アップしたい方へ…

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルです。

前記事で、成績が上がらない子に共通する特徴について記しました。
成績が上がらない子は、自分に自信がありません。そこで、自信をつけさせることが本当に重要です。
ポイントは、「勉強での成功体験」と「ほめること」と記しました。
今回はその続編です。

授業→宿題→テスト→授業…
ほとんどのご家庭が、このようなサイクルで1週間を過ごすかと思います。では、ほとんどの子が同じサイクルで過ごしているのに、なぜ差が生まれるのか。1つ1つ見ていきましょう。

授業の理解度が不足
新しい内容は授業を受けて習うわけですから、成績低迷のきっかけの出発点は間違いなくここです。
集団授業はどうしても、一定のレベルのポイントに絞って授業を行う必要があります。それが上位30パーセントなのか、50パーセントなのかは塾の方針によりけりです。つまり、おのずとそのレベルからこぼれてしまう子が出てくるわけです。成績不振のきっかけはここから始まります。ですから、ご家庭は個別指導や家庭教師で補強をするという手段をとります。

宿題のやり方がまずい
ここが最も重要なポイントです。たとえ、授業で理解ができなかったとしても、宿題の取り組み方が正しければ、成績低迷にはなりません。理解できなかったものに対してのアプローチが誤っているので、成績アップにつながらないのです。ここで、関連するのが前記事のトピックです。子どもにやる気がなければ、「答えを写そう」「早く終わらせよう」という意識が働きます。つまり、学習者のモチベーションを高めなければ、ここがおろそかになり、成績不振へとつながってしまうという構造なのです。
ところが、宿題を出して終わりの教育サービスがほとんどであるため、この重要な点が見過ごされてしまいます。
ここのやり方とやる気の高め方までを提案するのが、我々のサービスです。

勉強計画がまずい
とはいうものの、こういうケースもあるかと思います。授業の理解度は不足していたが、宿題もしっかりやったし、分からないところは個別の先生や家庭教師でしっかりと補強をしてもらった。なのに、成績アップにつながらない…
これは、勉強計画のまずさに原因があります。たとえば、5年生で規則性の単元を学習しました。
4年生までに学習した植木算に積み残しがあった場合、いくら頑張っても規則性を完全に理解することはできません。

つまり、前学年の内容を振り返って、学習する必要があるのです。
6年生ならなおさらです。割合の演習授業を受けました。来週、テストがあります。6年生でもらった問題演習の教材をひたすら解いても、成績にはつながりません。5年生で初めて習った原理・原則にかえる必要があります。
こうした目先の宿題をこなすだけの学習をしていたら、その問題はその場では解けるが、時がたつと分からなくなり、その問題以外に対応ができなくなるという事態に陥ります。であるからこそ、我々が提唱するスケジューリングという考え方は学習において、非常に大切なのです。

成績をあげる重要なアイテムは以下の通りです。
① 適切な学習計画
② 子どものやる気
③ 宿題の効率のよい進め方
④ 各科目の効果的な勉強法

ここまで踏み込まなければ、成績アップにはつながりません。
授業をやって、宿題を出すというのが当然の流れになっていますが、学習はその先が最も大切です。
タカベルは家庭学習に徹底的に踏み込みます。
2021年03月28日 09:00

効果的な読解学習法

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルです。
こういうご時世なのでゆっくりと花見はできませんが、四季のすばらしさを感じながら生きる今日この頃です。

さて、今回は効果的な読解学習法の続編を記したいと思います。
前回、読解が苦手な子は一日一題に取り組むのではなく、一週間に一題とし、最初の3日間は設問を解かないというやり方について記しました。
これは、精読を促すためです。一度見たことのある文章がもう一度出題される可能性は低いです。したがって、どの文章がでてきても対応する力を身につけるためには、本文をじっくりと読む習慣やクセが必要になってきます。
このトレーニングを繰り返すことで、語彙の増加と読むスピードの向上、線引きのポイントをつかませていきます。

しかし、読解とは、「読んで解くこと」。
読めただけではいけません。問題も解けるようになる必要があります。したがって、残りの4日間で設問を解く作業を行います。なぜ、設問も小分けにするのか。1日に課されるタスクが1~2問であれば、じっくりと考えて解くようになるからです。そこで、以下のようなやり方をお勧めします。
読解ノートを一冊作ります。ノートを上下半分に切り、上の段に解答を記入。下の段にその根拠を記入します。勉強とは「なぜ?」を問いかけることが極めて重要です。選択肢のアやイだけを答えられても、それは勉強ではありません。なぜ、アが正しくて、他の選択肢が誤っているのかまで踏み込んで記入することが大切です。

加えて、国語が苦手な段階はすべての設問を扱いません。
「記号問題と書き抜き問題」に絞るべきです。なぜなら、この2題は本文中に答えが書かれてあるハードルの低い問題だからです。「文中の言葉を使って」や「50字以内で説明しなさい」などの問題は、自分の言葉で説明を行ったり、文中の言い回しを若干アレンジしなければならない、苦手な子にとっては負荷の高い問題です。ある塾はすべて記述の課題を課していますが、得意な子にとっては最も伸びる勉強法です。
ところが、苦手な子にとってはやる気すらも奪ってしまう、諸刃の剣なのです。
(上位にターゲットを絞っている塾なので、こういう方針なのかもしれませんが…)

苦手な段階で負荷をかけないことは学習において、王道の勉強法です。
これを「スモールステップ学習」といいます。

算数が苦手な子が、計算や基本問題を飛ばして、練習問題を扱っても学習効果は0です。
読解も同様です。1つできてきたら、次。それもできてきたら、次が原則です。
音読→意味調べ→質問対話→線引き→記号・書き抜き問題→文中の言葉を使った記述問題→自由記述問題という具合に、スモールステップで進めることが学習においては鉄則です。
国語が苦手な子はぶつ切りに毎日行うことが、一番の近道です。
2021年03月27日 09:00

家庭学習の重要性

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルです。

さて、成績が上がらない原因が教育サービスの構造的な問題点であると記しました。
学習指導ももちろん重要です。指導を受けなければ、すべて自習で行うことになるので小学生には酷な話です。

しかし、裏を返すと、学習指導を受けている時間以外はすべて自習の時間なわけです。
特に中学受験の世界では、この自習時間=家庭学習の時間の使い方に踏み込んで提案する機関は少ないです。
授業を受け、「宿題をやってください」でおわりです。

そうなると、このような疑問が出てくると思います。
「計算や漢字などの家庭で行うものの取り組み方は?」
「読解ってどのように子どもに教えればよいの?」
「暗記が苦手なんだけど、家ではどのように覚えさせれば良いの?」
「そもそもテストで結果を残すためには?」
「子どものやる気が出ない…」 などなど…

親御さんの悩みは尽きないと思います。家庭学習の時間の方が指導を受けている時間よりも長いため、当然です。
そうした悩みを解決するために、この度家庭教師での学習指導プランに加え、オンラインでスケジューリングや家庭学習の取り組み方をコンサルティングするサービスの追加も行いました。プランを変更して10日が経とうとしていますが、改めて学習計画の策定が本当に重要であると、痛感させられる今日この頃です。

成績を上げるポイントは2つ。
① モチベーションの上がる学習指導を受けること。
② 家庭学習の正しい取り組み方をすること。

どの受験生も時間は平等です。学習指導+家庭学習での時間の使い方で差がつくわけです。
1つだけでもダメなわけです。この2つがそろわなければ、いくら頑張っても成績アップにはつながりません。
どんなに素晴らしい授業を受けても、家庭学習の復習が足りないと、成績にはつながりません。
家庭学習でどんなに頑張っても、やる気と知的好奇心を刺激する授業を受けなければ、やらされ勉強となります。
この2つを実現すべく、タカベルは今日も頑張ります。
2021年03月26日 09:00

成績が上がらない原因

中学受験において成績が上がらない原因は子どものせいではありません。教育サービスの構造的問題があります。
 
では、成績が上がらない原因は何なのでしょうか?
 
①学習計画に問題がある
②やる気が上がらない
③分からない問題が山積
④家庭学習の進め方に問題がある
 
大きく4つに大別されます。こうなってしまうのも仕方ありません。その理由が以下の通りです。
 
①学習計画に問題がある
 
多くの教育サービスは授業をして、宿題を出して終わりです。個別にカリキュラムを策定してくれません。子どもによっては、レベルにみあった宿題となっていない場合があります。前学年の内容まで遡ってやらなければいけない子も多数います。オーダーメイド型になっていないために、成績にはつながらないのです。
 
②やる気が上がらない
 
集団授業スタイルだと、個人のやる気まで踏み込むことは困難です。これは1対1で学習意欲を高めたり、親御さんがやる気を高める工夫をしなければなりません。しかし、その手法は教育サービスでは教えてくれません。言葉がけや家庭学習の進め方を工夫するだけで、やる気をあげることは可能です。
 
③分からない問題が山積
 
分からない問題が山積すると、成績とモチベーション低下を招きます。これは個別指導や家庭教師で解決できますが、分からない問題がその場で分かるようになるだけでは意味をなしません。長期に渡って定着するような指導が必要です。そのためには「教える」のではなく、「分かっている」かを確認する指導が必要なのです。これには豊富な経験と子ども目線までへりくだることが必要なのですが、実現されていないのが現状です。
 
④家庭学習の進め方に問題がある
 
多くの教育サービスは計算や漢字などの基礎学習は家庭に丸投げです。「やることが重要です」と言うだけで、「どうこなすか」までは踏み込んでもらえません。家庭学習の方が授業よりも長いわけなので、家庭学習の質が高まらなければ、成績にはつながりません。
 
この視点でタカベルは解決するサービスを展開しています。
 
①スケジューリング
 
オーダーメイド型の勉強計画を作り、今その子に必要な勉強計画をその子のペースに合った形で提案しています。
 
②学習指導
 
教えることを主眼とせず、理解させることを主眼にした学習指導を行っています。「何で何で星人」と言われる所以ですが、子どもが解法を説明するため、理解度が長期に渡り、深まります。
 
③子どもの接し方
 
小学校教員経験を生かしたコーチング術を親御さんに伝授しています。接し方や勉強のやり方を少し変えるだけで、やる気は高まります。
 
④家庭学習の進め方
 
4科目の効果的な勉強法を伝授します。宿題をやみくもにこなすだけでは、成績にはつながりません。計算や漢字の基礎学習の勉強法にもやり方を誤ると、点数にはつながりません。家庭内テストなど、効果的な家庭学習のやり方を余すところなく伝授します。
 
業界の問題点によって、成績の上がらない子を救いたいという想いから、タカベルは存在します。少しでも子どもが自己肯定感のもてる中学受験生活を送りましょう。
2021年03月25日 09:00

効果的な読解学習法

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルです。
 
さて、前々回の記事において、読解学習は一日一題ではなく、一週間に一題を毎日取り組むことが重要であると述べました。
今回は読解家庭学習を具体的にどのように取り組むべきかについて記していきたいと思います。読解は疎かにされがちな領域です。したがって、本文の内容が易しいときは感覚で解けていても、本文の内容が抽象かつ難解になってくると、太刀打ちができなくなってくるご家庭が非常に多いのが現状です。
 
そこで、苦手な子や文章を読むことがアレルギーと感じる子は設問を解かせることにフォーカスをあててはいけません。まずは、本文をじっくりと読む習慣を身につけるために、精読に取り組むべきです。
 
まず、毎日のタスクの中に必ず音読を盛り込みます。毎日音読をさせることで、読むスピードが向上してきます。初日にやった音読と7日目にやった音読ではスピードがかなり変わってくると思います。すると、そこが褒めるポイントにもつながるわけです。また、読解の音読にはまだまだメリットがあります。
 
それは、意味の分からない言葉や読み方が曖昧な言葉をあぶりだせるという点です。音読をしているときに、読み方が怪しいものや、つっかえてしまった言葉は十中八九、意味を理解していない言葉か知らない言葉です。これを辞書で調べ、語彙ノートにまとめる作業を行いましょう。この作業を積み重ねていき、6年生になったときにオリジナル辞典ができていれば最高ですね。
最初の2日間は音読・語彙ノート・質問対話形式により、精読を進めていきます。つまり、語彙ノートをまとめる時以外は一切、ペンを持たせません。
 
2日間で文章を2つに区切り、初日は前半の精読。2日目は後半の精読を行っていきます。質問対話形式は、文章に書かれている内容を事細かく質問をしていきます。
「主語、述語は?」
「太陽がどうなった?」
「接続語はどれ?」
「前の文と後の文はどちらが大切?どうしてそう思った?」
「この段落で一番重要な部分はどれかな?」
「そのって何を示している?」などなど…
 
線を引いてテストを解いてこないという相談が多いのですが、当たり前です。練習でやる癖がみについていない人は本番ではできるようになりません。そして、国語が苦手な子の大半がどういう箇所に線を引けばよいのか、理解できていません。また、読むことに対しても慣れていません。
 
であるからこそ、音読と質問対話形式によって第一段階として、読むことに対する抵抗を取り除き、線を引くポイントを一緒になって確認をすることが重要なのです。
 
そして、三日目に2日間の質問対話形式の内容を確認する意味で、音読を終えた後に線引きを自力で行わせます。
 
レベル感にもよります。1週間に1題と記しましたが、これは本当に読むことに対して、拒否感を感じている子向けの勉強スタイルです。読むことは好きだけど、読解は嫌いという子は学習スピードを速めても構いません。いずれにしても、国語の読解はいきなり結果には出ません。いきなり結果につながるという勉強法を提唱している理論は、国語を公式に当てはめて解かせようとしています。
 
しかし、本番の国語は選択肢すら難解で、テクニックだけで解けるほど甘くはありません。まずは、書かれてある内容をじっくりと読み込むトレーニング。これにつきます。
2021年03月24日 09:00

言語学習のポイントは

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルです。
 
最近のマイブームはラーメン屋巡り。味も勿論なのですが、雰囲気を観察するようにしています。よいラーメン屋は味に限らず、社員・アルバイト教育も行き届いています。店主がいなくても、元気のいい接客・きめ細かいサービスが行われています。一方、店主がいないときはサービスが悪くなるラーメン屋も数多くあります。これこそが「教育」と「人柄」なんだなとしみじみ感じています。店主がいい人柄だと、社員やアルバイトは「いいお店」にしようと一生懸命働きます。親身に教育してくれたら、「この人のために頑張ろう」となります。やはり、教育は人が行うもの。AIにはとってかわることのできない分野であることをつくづく感じます。
 
さて、今回は中学受験における言語学習のポイントについて記したいと思います。前回、国語の力を上げるためには漢字や言葉などの語彙力を強化することが必要であると記しました。言葉学習において必要なポイントは映像化です。
 
四字熟語や慣用句を覚えることは苦痛です。「一石二鳥」や「百聞は一見にしかず」など、数字が入り混じるものも数多く存在します。こうしたときに有効な手立てが映像化です。
 
例えば、男の子は学校で習っていないにもかかわらず、勝手に戦国武将や歴史に関する知識を蓄えています。これはどこで興味を持ち、覚えてくるのでしょうか。それはずばり、学習漫画です。映像の中から興味を持ち、大人以上の知識を身につけるのです。これを応用すると、言語学習でも映像化が有効であると考えます。前述の「一石二鳥」をGoogle画像で検索すると、一つの石を投げた少年が二匹の鳥を追い払っているイラストがヒットします。
 
子どもに学習を促すとき、知識のインプットだけでは頭に入りませんし、モチベーションは低下するばかりです。しかし、ここでも「子ども目線」に立ってイメージしやすい次元にまで落とし込んで指導することが重要なのです。
 
大人は年齢を重ねているため、自分自身の小学校時代の記憶は薄いです。なので、記憶の新しい大学受験の時に行った勉強法で指導しがちです。まさか、大学受験の勉強でいちいち画像検索などは行っていなかったでしょう。私であれば、赤シートで隠しながら、参考書で勉強していました。しかし、小学生に同じ勉強法を要求しても短期記憶にしかつながりません。ましてや、勉強が苦手な子であればなおさらです。子ども目線にへりくだることが重要です。
 
知識のインプットをさせたければ、映像化。これに尽きます!
 
2021年03月20日 14:00

効果的な漢字学習

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルです。
花粉症が本当につらいです…おすすめの食事などあれば、教えてください(笑)
 
さて、成績低迷からの脱却を図るためには、「子ども目線」に立つことが重要であると記してきました。算数では、基本問題の定着を図るために、「なぜ?」「どうして?」と解法を説明させることやそうした指導を行うこと、抽象概念ではなく、具体概念で指導する重要性を述べてきました。
 
今回は「子ども目線」での漢字学習について記したいと思います。
国語力といわれると、読解をイメージされる方も多いと思いますが、これは大きな間違いです。日本語は漢字が積み重なり、熟語となります。熟語と品詞が積み重なり、文となります。文が積み重なり、文章となります。入口の漢字が理解できないと、文章を読むことはできません。
 
英語に照らし合わせると、
漢字→アルファベット
熟語→単語
文→文法(this is a pen など)
文章→長文読解
みなさんも、大学受験の時は必死に単語帳を覚えたのではないでしょうか。
アルファベットや単語を知らなければ、長文読解を解くことは不可能。
 
国語も同じです。
漢字や熟語を知らなければ、文章を読み解くことは絶対にできません。
そこで、国語力の強化には漢字と熟語は必須アイテムなのです。
しかし、漢字学習は大手塾の授業では扱われません。家庭学習に任せっきりです。なので、漢字学習に苦戦しているご家庭は意外と多いです。
 
では、どのようにして漢字学習を効果的に進めていけばよいのでしょうか。その一端について、ご紹介します。
 
まず、重要なのがここでも「子ども目線」に立つこと。
大人が思っている以上に、子どもは書くことが苦手です。
大人は言葉を知っています。文章を読んだ経験も豊富なので、書くこと対するアレルギーが少ないです。しかし、子どもは言葉を知りません。文章を読んだ経験もまだまだ足りないので、書くことに対するアレルギーがあります。そのような状況で、いきなり30回練習しなさいという指導は乱暴です。
 
そこで大切な学習法が、「音読」と「指書き」です。
子どもは読むことは好きです。そして、読むことで脳が活性化され、学習効果にもつながります。また、音読が上手だと褒めることもできます。まさに、一石二鳥なのです。また、書くことに対する抵抗感を取り除くために、漢字を覚えるまで指で書く練習を繰り返します。こうすることで、30回も書き練習せずとも、スムーズに覚えることができます。
 
この2つの作業を行ったうえで、確認テストの意味合いで本番の書き練習をさせてみてください。この勉強法は30回書かせて練習する学習法よりも、長期の定着につながります。指書き学習法で1か月後に同じ問題を解かせたときの正答率が80パーセントであるのに対し、30回書き練習法では50パーセントしか正答率が確保できませんでした。まさに、長期記憶にも有効なのです。
 
2021年03月20日 09:00

成績下位からの中学受験 逆転合格術⑦

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルです。
今回は算数学習の最終回として、前述のお子さんに対して行った学習法をご紹介したいと思います。
 
計算、一行問題、新出単元の基本問題を丁寧に行うことの重要性について述べてきました。最終回は新出単元に対する我々のアプローチの実際を記します。
さて、中学受験といえば王道の「つるかめ算」を例に説明しようと思います。このような問題がつるかめ算ですね。
 
「つるとかめが5匹います。足の本数が合わせて14本の時、つるとかめはそれぞれ何匹いますか。」
 
この問題、中学生なら簡単に解けます。なぜなら、方程式を使って解けるからです。つるの足の本数は2本、かめの足の本数は4本。つるの数をa、かめの数をbと置くと、
a+b=5
2a+4b=14
 
連立方程式ですぐに解けます。このような算数を抽象概念といいます。ところが、aとbは架空の数字。小学生には理解できませんし、小学校では教わりません。したがって、方程式を用いることはタブーとされています。
そこで、小学生は面積図という手法を用いて、このつるかめ算を解きます。
 
面積図
 
これに数字を書き入れて、解くという解き方が王道とされています。一見よさそうに思います。ところが、この教え方には苦手な子が陥る重大な落とし穴があります。それは、理解というプロセスがないという点です。機械的に「ここは2」「ここは14」という形で数字を埋めて解こうとします。おそらくこの教え方で行えば、苦手な子でもその場ではほとんどの子が正解するでしょう。ところが、こうしたやり方で行っていくと、いわゆる暗記算数となります。算数を理解するのではなく、覚えるという勉強法になってしまうために、学年が進むにつれて覚える量も積み重なり、算数嫌いとなってしまいます。なにより、理解しなければならない問題に太刀打ちができなくなります。
 
タカベルでは、抽象概念ではなく、具体概念で指導することを意識しています。先ほどのケースであれば、なぜ面積図が誕生したのかというルーツから導入で指導します。こうすることにより、算数が理解しやすくなるだけでなく、暗記算数を防ぐことにつながるためです。これは、近日中に出版予定の書籍に詳しく記してありますので、興味のある方はご一読いただけると幸いです。こうした指導を通じ、偏差値35だったお子さんが60の学校に合格することができました。
 
次回は、国語について記していきたいと思います。
 
 
2021年03月19日 09:00

よい先生とは

さて、一旦逆転合格術シリーズからはなれて、我々が定義する良い先生の特徴を記していきたいと思います。
我々は小学校教員・塾講師・家庭教師の現場経験から、数多くの先生を見てきました。皆さんも小学校から大学まで、さまざまな先生に出会ってきたことと思います。「優しい先生が必ずしもいい先生とは限らない」「自分のことを見てくれる先生がいい先生」この辺りは万人に共通する「いい先生」の定義かと思います。
 
我々は現在、中学受験を生業としています。そうなると、やはり気になる視点が「授業」です。今回は「授業」を視点に我々が思う「いい先生」の定義について説明したいと思います。
 
私が学生時代に勤めていた塾では、定期的に他校舎のベテラン先生が授業を採点しに来るという機会がありました。また、小学校教員時代には定期的に勉強会が開催され、模擬授業を見せ合うという機会がありました。家庭教師時代には様々な指導法を試したことがあります。これらの経験を通じて、授業のうまい先生の定義にはある「共通点」があることがわかりました。
 
それは、「口数の少なさ」です。
 
授業の上手くない先生はまず、口数が多いです。言ってみれば、ワンマンショーです。すべての大学の先生がそうとは言いませんが、大学の授業は比較的こうした授業が多かったように感じます。
 
では、口数が多いとなぜまずいのでしょうか。
 
それは、学習者が「考えなくなる」ためです。知識のインプットや教え込みももちろん、必要です。しかし、そこで得た知識をどのように生かすかが勉強では重要なのです。中学受験でも一問一答形式の問題は少なくなりつつあります。また、センター試験が廃止されたことに伴い、中学受験でも今後はより一層考えを表明する力や資料を分析する問題が多く出題されてくると予想されます。そうしたときに、知識を学んだだけでは太刀打ちができなくなりつつあるのです。
 
ここで試されるのが指導者の力量です。指導者の一番大切な役割は、限られた授業時間の中で「何を教えたか」ではなく、「何を身につけさせたか」が極めて重要なのです。自分だけが満足して教えた気になっていても、学習者がその知識を生かせるようになっていなければ、意味を成しません。
 
口数の多い先生は知識を教えることに一生懸命になっています。口数の少ない先生は「なぜ?」「どうして?」などの質問のシャワーを浴びせ、子どもに答えさせるので、自然と口数が少なくなります。
 
私は教員時代と塾講師時代に自分の授業を撮影し、喋った時間を測っていました。これを減らすことを目標に授業を組み立てていました。
 
そうした理念をタカベルに持ち込み、考えさせる学習指導を徹底しています。人間は考える頭脳を持っているから、人間なのです。
 
今日も考えさせる授業案を考えます。
 
2021年03月18日 21:00

中学受験コンサルティング
タカベル

電話番号
090-9366-8695
受付時間
月〜金 10:00~21:00
土日・祝日 10:00 ~15:00
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