中学受験コンサルティング タカベル

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2022年12月の記事:ブログ

年末の御礼

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日3件のコンサルティング・3件の無料面談・1件の採用面接を行い、2022年の私の業務は終了いたしました。

 

今年度ものべ70組以上のご家庭と接点を持たせていただき、前年を上回る業績を残すことができました。

 

タカベルをご信頼頂き、今年度は1組あたりに関わらせていただく時間が大幅に増加しました。

本当にありがとうございました。

 

6年生はあと1か月もすれば受験に突入、3~5年生は学年が1つ上がり、通塾日や学習内容が増してまいります。

 

2023年の最初の1カ月は各学年の総仕上げ、2月からは1組でも多くのご家庭の家庭学習を支えるべくメンバー一同、より精進してまいります。

 

さて、タカベルも創業3期目にさしかかりました。来年度は新たなメニューを仲間にいれることで、より家庭学習にコミットをしてまいります。

 

その目玉が「コーチングプラン」

 

ずっと温めていたプランではありましたが、私自身が家庭教師とコンサルティングに動いていたため、ご要望を頂いていたにも関わらず、なかなかメニュー化ができませんでした。

 

従来のコンサルティングは、親御さんへ1週間の学習計画の提示と各科目各タスクの勉強法を提案するにとどまっていました。

 

2023年2月~はそこにお子さんが関わることで、お子さんとともに1週間の目標設定をし、一緒に学習計画を組み立て、毎日ラインによりタスクの提出を受けるという具合に、とことん家庭学習に踏み込んでまいります。

 

いわば、親御さんが介入をせずとも、自主的に勉強を行うようになるサービスとお考えいただけますと幸いです。

 

本ブログでも再三記してまいりましたが、どんなによい授業を受け、どんなによい勉強法を知っていても、それをお子さんにやらせることができなければ、成績につながってきません。家庭学習の質が中学受験の勝負を分けるからです。

 

お子さんのモチベーションを最大限高め、勝手に勉強をしてくれ、親御さんは情報収集に徹する。これが本来あるべき「受験勉強」の姿であると思います。やる・やらないなどの親子喧嘩を頻繁に繰り返してまで行う中学受験に大きな疑問を感じます。

 

私たちの理念は「中学受験をきっかけに生涯学び続ける子に」を大切にしています。

都市銀行・私立小教員・経営者の経験を通して、大人になっても勉強はし続けなければならないものと痛感しています。

中学受験で納得のいく成果を収めたとしても、燃え尽き症候群になってはそれは私共は成果とは思いません。

 

2023年は理念をより具現化し、勉強に対してお子さんの自己肯定感と自主性を高められるように導いてまいります。

 

末筆ではございますが、2023年という年が中学受験生活を送るすべてのご家庭にとって、実りある一年になりますことを心より祈念申し上げております。

 

中学受験コンサルティングタカベル 代表

 

高畑 洋平

 

追伸:激動の2023年になることが予想されるため、年末年始は日本酒と山崎で充電をおこないます(笑)

2022年12月30日 20:13

かしこい個別指導の使い方

こんばんは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

最近、コンサルティングを行っているご家庭から、過去問を解いているときの様子を撮影いただいたものを動画で送っていただくということを行っています。

 

1問に時間をかけすぎていないか、解く順番は正しいか、余った時間の使い方は適切か等…

 

受験において偏差値通りの合否結果にならないことは往々にしてあります。

 

私の母校でも1次試験に落ちたけど、難易度が上がる2次試験には合格したという同級生も数多くいました。

 

その学校に向けた細部の対策がわずかな1点、2点の積み上げとなり、合否を分けます。

解いているときの様子の分析までしっかりと行っていきましょう。

 

さて、本日はかしこい個別指導の使い方を記したいと思います。

 

私共はコンサルティングやコーチングで成績を上げることを優先しメインサービスに据えており、その延長線に家庭教師サービスを展開しております。

 

家庭教師の案件を多数引き受けてまいりましたが、この使い方次第で成績の上がる・上がらないが決まるとある程度公式化できてきたので、記したいと思います。

 

~成績の上がる個別指導の使い方~

 

①家庭教師・個別指導任せにしない

 

成績の上がる使い方は指示を具体化することです。

本日は「95ページの2番の問題を図を用いて説明してあげてください」や「国語の読解の線の引き方が適切かどうかを見て、選択肢の切り方や釣り方を指導してください」など…

 

まれに、「この単元全体をお願いします」という指示をいただくことがありますが、よくよく指導してみると基本的な概念はしっかりと頭に入っていたなどと、指示が抽象的だと時間が無駄になってしまう場合があります。

 

プロですとその辺の目利きを素早く判断できますが、学生講師や経験の浅い講師ですとそのあたりの引き出しが少ないために本当に必要なことを教わっている時間が少なくなってしまいます。

 

オーダーは具体的に。これが一番大切な要素です。

 

②可能ならば、1対1で。

 

私は中学受験、大学受験ともに1対1の指導と1対2の指導双方を経験しました。

80分授業で1対2の場合、指導を受けられる時間は40分となります。

これでもよいとは思いますが、最も重要な点は「解いているときの時間、他の生徒の指導に時間を注がれている」という点です。

成績の上がらない原因は、単元の根本的理解という場合もありますが、解いているときのプロセスに課題があることの方が多いです。

計算に無駄はないか、聞かれていることを導き出すために無駄な立式をしていないか、図を書いて解いているか等…

冒頭の過去問でも記しましたが、この解いているときの様子がいわば本番のテストや入試に姿・形として出てきてしまうわけです。

1対2の指導だと、この解いているときの様子を講師が把握することができません。

ですから、可能であれば1対1の指導をお勧めいたします。

 

③終了報告を具体的に受けているか

 

個別での指導を受けると、終了報告レポートもしくは口頭での報告があるかと思います。

そこで聞かなければならないポイントは、何に課題を抱えていて、それを解決するために次の1週間は何を行うべきかです。

終了報告が「今日は56ページから58ページまで行いました。よく出来ていました。」で終わっているようであれば、より詳細な報告を求めましょう。

 

これ以上あげるときりがないので、本日はここで打ち止めにします。

 

中学受験は親の受験であるとよく言われます。

そういわれる所以は、子の学習環境のマネジメントが一番大切な仕事だからです。

小学生ではどうしても面白い先生、楽しい授業が判断軸として優先されてしまいます。

これももちろん重要なのですが、どちらかというと集団授業でその要素が必要かもしれません。

しかし、個別指導はなんといっても「得点化」することが最も重要です。楽しい授業、面白い先生が点数につながるとは限りません。

この目利き力が親御さんが大切にしなければならないポイントでしょう。

 

上記3点がご参考になれば幸いです。

しかし、まずはお子さんのモチベーションと正しい学習計画・勉強法があって初めて、家庭教師や個別指導の効果が高まります。ここに着手していきましょう。

2022年12月28日 18:13

成績低迷からの脱却を図る3つのポイント

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

我が家ではクリスマスパーティーを夜にひかえておりますが、午前中は妻も駆り出して、書籍の発送手続きを進めておりました。

お陰様で多くのご家庭からのお申し込みがあり、一人では手が回らない状況でした。

 

幸いなことに、少しお値の張るクリスマスケーキを注文しておりましたので、夫婦関係に亀裂が入らずに済みそうです(笑)

 

さて、入試が本格的に近づいてきたということは、裏を返すと学年が一つずつあがることを意味します。

 

やや不本意な結果で進級を迎えそうなご家庭、今よりも1段階上のレベル感に向上したいご家庭は、新学年になることを機に下記のチェックポイントを参考に日ごろの見直しを図ってみてはいかがでしょうか。

 

①学習計画の見直し

 

量をこなせば成績が上がるという言葉はもはや死語となりつつあります。

もちろん、一部の科目や単元ではそれが当てはまりますが、様々な角度・視点から出題されるのが中学受験です。

中学校の定期テストのような決められた範囲の中から数違いの問題が出題されるわけではありません。

 

つまり、日ごろの家庭学習の「質」がものを言います。現在、成績不振にお悩みのご家庭は少し「量」に偏っているのかもしれません。

 

・宿題の多い某大手塾で成績を上げたい場合は、量を絞って、本当に必要なことへの質を高める必要があります。

理社に2冊も演習用テキストは必要ありません。

 

・予習スタイル中心の某大手塾で成績を上げたい場合は、予習と復習の力配分を考えなければなりません。

復習の量のウエイトを重くしなければ、定着が図れてきません。

 

・進度はゆったりだが、拘束時間の長い某大手塾で成績を上げたい場合は、授業を間引くことも視野に入れなければなりません。集団授業の時間内で60を理解できる子は構いませんが、そうでないことの方がほとんどかと思います。

それを考えると、時間の使い方がカギを握りそうです。

 

・進度が早く、家庭学習のウエイトが重い某大手塾で成績を上げたい場合は、過去の単元を補強する時間も家庭学習の中に盛り込んでいく必要があります。進度が早い分、ふるい落とされてしまいます。幸いなことに、毎日行う教材の質がこの塾は高いので、そこで理解の濃い・薄いが判別できますね。

 

このように、今通っている塾の環境を踏まえた学習計画の見直しを行いましょう。

もう2月からは通塾日が増えます。成績不振の原因は家庭学習の質です。スタートダッシュを切りましょう。

 

②モチベーションの向上

 

よい学習環境とよい学習計画があっても、それを行う本人のモチベーションが低ければ、やっても無駄になります。

やや残酷なことを記しますが、モチベーションの高い子は個別や家庭教師で成績が伸びます。

ところが、モチベーションの低い子はこれを高められる講師の指導を受けない限り、成績は伸びていきません。

なぜなら、「やらされている」「通わされている」意識で勉強を行っているからです。

 

親子のコミュニケーションがとれる冬休み。先日の「学習モチベーションを上げる5要素」がご参考になりましたら、幸いです。

 

③各科目の勉強法の見直し

 

学習計画の作成もおこないました、モチベーション維持にも努めました。ここまでできたら、各科目の勉強法を抜本的に見直します。

 

・算数は解いて終わりになっていませんか。一番重要なのはその後です。

直し、解法説明までがタスクです。「理解させ、本当に理解ができたかを確認する」

算数はここまでが重要です。

 

・国語は宿題を行うだけにはなっていませんか。5年生までで重要なことは「解ける」ではなく、「読める」です。

音読、正しい線の引き方、小見出し付け、要約。ここまでが「読む」作業です。

断言します、これがしっかりできているお子さんは6年生になったときにテクニックを身につければ「解ける」ようになります。

さらに、これを「時間内」に解けることが入試では求められるので、毎日の音読が物を言ってきます。

 

成績不振の原因は①~③のいずれか、もしくは複数該当することがほとんどです。

今いる塾の環境が悪いのではないかと考える前にやるべきことはたくさんあります。(本人が塾を変えたがっている場合は別ですが…)

 

2022年も残り1週間。2023年が実りのある年になるように、残り1週間と新学年になる前の1月で上記3点に着手しましょう。

 

※書籍無料CPを1月9日(祝)まで実施中です。上記をより詳しくまとめました。予定冊数に達しましたら終了となりますため、12月で締め切りになる可能性がございます。ご興味のある方はHP上にてお早めにお申し込みください。

 

2022年12月24日 14:55

入試直前期の社会

さて、埼玉入試までは2週間あまり、千葉入試までは1か月を切りました。

 

本日は入試直前期の社会の重点強化事項について執筆いたします。

もうこの時期になると、用語や知識に関する内容は大方頭に入ったかと思います。

 

このことを前提に、直前期に取り組むべき事項4点を挙げていきます。

 

①地理の資料問題

 

大手塾では夏休み明けに「統計資料」に関する教材が配布されているのではないでしょうか。

 

果物・野菜・魚・畜産などの農業分野でのランキング、工業地帯・工業地域毎の工業生産額グラフ、空港・港ごとの製品別輸出入ランキング、人口・面積に関するデータ。

 

これら「数字」が絡む地理の資料問題は最近の入試ではもはや必須事項となっております。

 

データの整理、資料問題が絡む問題集を活用して強化していきましょう。

 

②歴史の史料問題

 

「なれやしる 都は野辺の夕雲雀 上がるを見ても 落つる涙は」

「百姓は麦・粟などの雑穀を食べ、米を多く食べてはいけない」

 

こちらも差がつく史料問題ですね。

上は応仁の乱のもの、下は慶安のお触書と答えられるように強化していきましょう。

 

③歴史の年号トレーニング

 

某大手塾のお子さんは年号テストが実施されているので問題ないかとは思いますが、年表トレーニングは重要です。

 

なぜか。

 

入試問題の歴史は一筋縄ではいきません。

 

先ほどの史料が4つほど出題され、「古い方から数えて2番目はどれですか。」と聞かれる場合や、

「満州事変は図の年表中のどの出来事とどの出来事の間に入りますか。」と聞かれる場合や、

「太平洋戦争開戦の前に起こった出来事を次の中から選びなさい」など、史実の順番は必須事項となっています。

 

直前期に年表を丸暗記してしまえば即解くことができます。

 

タカベルでは家庭教師サービスのみならず、コンサルティングサービスをお申込みの方にも「これだけ覚えておけば問題ない年表プリント」を自作し、配付しております。

 

④時事問題

 

社会の過去問を解くと、当時の時事問題が出題されていますよね。

 

今年は下記のラインナップの順番がよいかと思います。

 

1、ウクライナ情勢

2、1と円安がもたらす物価高

3、沖縄返還50周年

4、相次ぐ災害

5、参議院選挙

6、西九州新幹線

7、18歳成人

8、こども家庭庁

 

もちろん、これらの勉強を行うことは重要ですが、周辺知識も問われます。

ウクライナ情勢では、世界地理が効かれる可能性が高いですよね。

ヨーロッパをはじめとし、各国の位置や時差についても補強しておきましょう。

沖縄返還に伴い、戦後の条約や共同宣言の整理も重要ですね。

 

 

入試直前期で最も伸びる科目が社会です。

重点強化していきましょう。

 

※書籍無料CPへの数多くのお申込みをありがとうございました。1月9日(祝)までとしておりますが、予定冊数になり次第、締め切りとさせていただきます。なお、発送は3段階に分けて行います。12月27日(火)までにお申し込みの方は、30日(金)に発送。1月3日(祝)までにお申し込みの方は、4日(水)に発送。以降は1月11日(水)に発送とさせていただきます。

2022年12月23日 15:32

学習モチベーションを上げる5要素

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

「過去問で一喜一憂しないでください」が最近の口癖になっている今日この頃です。

 

さて、本日はお子様の学習モチベーションを上げる5要素について紹介したいと思いますが、その前にまず私の体験談から記させていただければと思います。

 

私は新卒で4年間都市銀行・4年間私立小学校教員としての勤務を経て、独立・起業を行い、創業3期目を迎えております。

 

この間、様々な業務や数多くの上司の方と共に仕事をさせていただきました。

 

私が勤務していた8年間は当然、「組織人」として仕事をしてきたことになります。

 

多くの経験をさせていただきましたが、組織で働いているとお客様や子どものためになっていない仕事が舞い込んでくることも当然あります。なぜなら、そこには組織の論理が働くからです。こうした仕事はモチベーションが上がるかと言われれば、まあ上がらないことの方が多いです。なぜなら、パワーの行き先がお客様や子どもたちなどの「外」ではなく、「内」だからです。

 

ところが、信頼できる上司からその仕事を振られれば納得感がありますし、気持ちよく仕事を行うことができます。

そうでない上司からの場合のモチベーションについては言わずもがなですよね。

 

なので、現在私が日ごろ行っている仕事は完全に保護者の方やお子様にエネルギーが向いたものですので、毎日が充実しております。(税理士さんはついていますが、決算業務は内の仕事なので、煩わしいです…)

 

つまるところ、人間のモチベーションとは「誰から言われたか」という点と「やっていることの意味」を見出せるかどうかという点が大きなウエイトを占めるのだと考えています。

 

この点をお子様の学習モチベーションという点に落とし込むならば、「今勉強を行っている意味」を「日ごろ学習を見てくれている人」から言われなければ、高まらないと考えています。

 

そして、難しいのは血のつながっている親御さんの言う事は聞きたくないものであるという点です。

反抗期と中学受験期が重なるから難しいのだと思います。

 

そのために、タカベルでは来年度から「コーチングプラン」を導入し、学習計画の策定から学習管理までをお子様とタカベルで行うサービスを実現しました。

 

お子様のモチベーションというのは上げるのが難しく、すぐ下がるものです。

じわじわ上げていく要素というのは何なのでしょうか。

 

私は以下の5点に大別されると考えます。

 

①中学校での明るい未来を見せること

 

モチベーションが低いお子様にとって、勉強は地獄です。終わりの見えない迷路にはまってしまったような感覚に陥っています。そこで、有効なのは中学校での楽しい学校生活をイメージさせること。ですから、学校見学は時間の許す限り、積極的に足を運ぶべきなのです。

 

②小さな目標を立て、その達成感を積み重ねること

 

「次の模試で偏差値50」などという目標は大きな目標です。モチベーションの低いお子さんは「次の模試」までが長く感じ、「偏差値50」がハードルが高いのです。ハードルが高いと、やる気を失います。

したがって、コーチングプランでは「来週のノート提出は立式を丁寧に行う」等、スモールステップの目標を課し、達成したら褒めるということをとにかく繰り返していきます。

 

③プロセスを褒めること

 

結果で褒めることは簡単です。しかし、結果が悪いと褒めることができません。モチベーションが下がっている子は「褒められたいけど、頑張れない」状態です。そこで、プロセスを評価することが重要です。長い人生を歩んでいると、結果が残さない時もあります。結果ばかりを追い求めさせると、お子さんを追い込むことになります。

問題が解けなかったとしても、1本でも立式を行おうとした姿勢や記述が書けなくても、書こうとた努力を認めてあげましょう。

優れた指導者は常に褒めるポイントを見つけようと努力します。学歴の高い先生よりも人柄重視でタカベルの家庭教師は選考しております。

 

④ライバルの存在(大人でも可)

 

私は来年度家庭教師は行いませんが、過去受け持った生徒は計算や年表トレーニング等、毎授業競争をしていました。

人間は基本的に「勝ちたい」生き物です。「勝つ」と成功体験となり、「次も勝つ」ために努力を行います。

最初のうちは手加減をし勝たせてあげていましたが、最後の方は本気でやっても勝てなくなりました(笑)

朝の計算学習や理社の知識問題はあえてお子さんと競争をしてみるといいかもしれませんね。

 

⑤ポイント制

 

1タスク丁寧に終わったら2ポイント、1タスク終わったら1ポイント等、モチベーションを上げる最終手段としてポイント制をご検討ください。積みあがる喜びから行動がかわることもあります。

しかし、①~④でモチベーションアップが理想的ですね。

 

長々と記しましたが、中学受験はどのご家庭も下記のプロセスをたどっていることと思います。

 

授業→家庭学習→テスト

 

どんな良い授業・どんな素晴らしいテストテクニックを持ち合わせていても、家庭学習の質が高まらなければ、成績にはつながりません。

 

そして、この家庭学習が効果的に進められるかどうかはそれを行う本人の「モチベーション」がなによりも重要です。

 

より詳しくご覧になりたい方は、1月9日(祝)までHPトップページ上で著書の「書籍無料キャンペーン」を実施しています。

ぜひ、ご一読ください。

 

2022年12月22日 14:55

タカベルの過去問分析

こんにちは。本日はタカベルの過去問分析班より、一筆記したいと思います。

 

私共は2023年度から新サービスで稼働をしてまいりますが、目玉の一つとして過去問分析に力を入れていきたいと考えています。

 

具体的には、

 

1、その学校の平均点分析から、特に力をいれなければいけない科目(合否を分ける科目)を選定。

2、特に力を入れなければいけない科目(合否を分ける科目)の中で、頻出の単元を選定。

3、採点済み過去問解答用紙を受け取り、苦手分野で頻出の単元を絞り込み。

4、3の単元でその学校の同レベルの教材と進め方をコンサルティング。

 

一見当たり前の作業のように感じますが、まず1ができていないことが多いように感じます。

 

全科目過去問を解くことはとても大切です。時間配分や捨て問を確認する上で、重要です。

 

ところが、同じ問題は二度と出題されません。解いて解き直しをした後は、その学校の合否の分ける科目にウエイトを重くした勉強をとることが、他の受験者と差をつけるないしは差をうめることになります。

 

本日は我々が行っている1の作業の一端を、芝中学を例に示したいと思います。

 

芝中学の直近3年間のデータは下記の通りです。

 

・算数

 

2022(1回)

合格者平均67

受験者平均52

不合格者平均46(推定)

合格者-不合格者21(推定)

 

2021(1回)

合格者平均69

受験者平均53

不合格者平均46(推定)

合格者-不合格者23(推定)

 

2020(1回)

合格者平均67

受験者平均54

不合格者平均48(推定)

合格者-不合格者19(推定)

 

私共が重要視している指標が「合格者平均-不合格者平均」の指標です。

これの大きい科目が言わずもがな、「合否を分ける科目」となるからです。

 

合格者平均と受験者平均はオフィシャルで発表がありますから、不合格者平均はその年の受験者数から割り出すことができます。

 

上記の例をもとに、今度は国語を見てみましょう。

 

2022(1回)

合格者平均76

受験者平均71

不合格者平均69(推定)

合格者-不合格者7(推定)

 

2021(1回)

合格者平均49

受験者平均44

不合格者平均42(推定)

合格者ー不合格者7(推定)

 

2020(1回)

合格者平均59

受験者平均55

不合格者平均53(推定)

合格者ー不合格者6(推定)

 

いかがでしょうか。芝中は毎年、算数で合格者と不合格者で20点の開きがあるのに対し、国語は6~7点前後に留まっています。

 

国語はすべて記述式。私共の予想ではパーツさえ踏み外していなければそれなりの加点がもらえる一方、よほどの解答でないかぎり高得点はもらえないと予想しています。

 

ともすれば、国語は頑張っても頭打ち。算数に注力して対策をとるべきとなるのです。つまり、個別や家庭教師で算数のコマ数を増やすなどの行動をとるべきという指針が見えます。

 

受験期の9月以降は時間が本当に限られるとともに、力のいれどころが重要になってきます。

 

80偏差値ではクリアしている学校でも、過去問を解いたら合格点がとれない。

これは往々にしてありえるのです。

 

なぜなら、そこを第一志望として万全に取り組んできた子が合格最低点を引き上げているからです。

 

裏を返せば、ここからでも十分に対策をとれば、逆転が可能であるという事です。

 

あきらめず、最短ルートでの勉強を行っていきましょう。

2022年12月12日 16:25

記述ばかり、あきらめることなかれ

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

21日の新サービス公表、キャンペーン実施にともない、本日はHPの原稿作成に一日中取り組んでいます。

 

さて、現在6年生のコンサルティングを10件以上請け負っている中で採点済み過去問の解答用紙の提出を受け、日々の学習計画の立案を行っています。

 

そこで、本日は記述問題について気が付いたことがありますので、言及いたします。

 

私が中学受験を経験したころは、麻布や海城などは記述を課すことで有名でしたが、昨今は記述問題の増加傾向があとを絶ちません。

 

これは共通テストを見据えた時に、それに強いお子さんを求めていることの表れなのでしょうが、私の母校芝中学も今やすべてが記述問題です。(幼かった私が今の芝の問題でしたら、おそらく受けさせてもらえなかったでしょう…)

 

国語は語学です。英語を学習するときのそれと同じ学習プロセスをたどります。

 

日本の英語教育では英単語をまずは増やし、文法を学び、readingやlisteningの経験を交えてから、writingとspeakingとプロセスをたどっていきます。当然、writingやspeakingはアウトプットですから、難易度は高いわけです。

 

これを国語に落とし込むと、幼少期から読み聞かせを行い、学齢期になり漢字や言葉を増やし、音読と構文の学習を交えつつ、最後に記述となるわけです。

 

ところが、この最もハードルが高いとされる記述問題を多くの中学校は求めてくるわけです。

そして、配点に占めるウエイトも重い。

 

したがって、記述問題が多いという理由で志望校から除外をするご家庭も多いのです。

 

たしかに、語学におけるもっともハードルの高い学習ですから、そう思いたくなる気持ちも理解できます。

 

しかし、これだけであきらめるには早計です。

 

なぜなら、中学受験の記述問題は文章中に書かれている情報をつなぎあわせてまとめる能力がもとめられていることがほとんどだからです。小論文を書きなさいといわれているわけではありません。

 

つまり、1つの文章をじっくりと読みこめる力が大前提なので、表現力が求められているのではなく、読解力が求められているのです。

 

ここまで聞くとハードルが幾分と下がったかのように感じるのですが、要は国語の勉強を疎かにしてはいけませんよということです。当然、一朝一夕にこの能力が身につくわけではありません。

 

テストでは出ないから、クラスを上げるために理社の勉強を優先しようという学習計画を組んでいると、6年生になったときに記述の多い学校はあきらめようとなってしまいます。

 

1つの文章をしつこいぐらいに精読するという、再三ブログにて記している学習法を早い段階から取り入れましょう。

 

6年生になったときの選択肢の幅を広げられるかどうかは、下の学年での学習精度が物を言います。

 

ご参考になりましたら、幸いです。

 

※12月21日(水)夜に新サービスの公表と期間限定のキャンペーンについて、HPとSNSにてご連絡いたします。

 

 

 
2022年12月10日 16:11

受験第4コーナーの鍵は

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

採用やHP原稿の作成など、来年度の準備を着々と進めております。

 

本日は過去問分析班と意見交換を交わしてまいります。

 

さて、いよいよ入試まで2か月をきりました。埼玉、千葉は1か月余りとなりましたね。

 

本日は残り2か月の学習の進め方について、その一端をお示ししたいと思います。

 

第4コーナーの逆転に必要な要素は3つです。

 

①過去問の傾向分析

②苦手分野の補強

③知識の積み上げ

 

表現が適切かどうかは置いておき、「敵を知る」ということはスポーツでも受験でも重要です。

ワールドカップの日本代表スタッフも分析班を置き、徹底的に対戦相手の研究を日夜行っています。

 

中学受験においては、過去問を徹底的に分析すること。これにつきます。

 

過去問とはその学校のある種「性格」を示しています。

 

計算問題1つをとっても毎年工夫を要する計算を出題してくる学校、毎年□の計算を出題してくる学校等、様々です。

 

まずはここの分析をしっかりと行うことです。

 

そして重要なことは、出題傾向が高く、お子さんが苦手な単元。これを徹底的につぶしていくことです。

 

有効なのは同レベルの学校で過去に出題された該当単元を行うことです。もう過去問は一周した時期でしょうから、二度とその学校で出題されない問題ではなく、他の学校で出題された問題を活用していきましょう。

 

塾の授業に出席すると周りとの切磋琢磨という面では効果的ですが、集団授業である以上その子に応じたカリキュラムを組むことは困難です。苦手な分野と頻出分野がはっきりしているご家庭は、場合によっては自宅学習で徹底強化を図ることも重要です。

 

そして、最後に知識の積み上げです。

 

最終コーナー、知識分野で効果的な勉強は私共が勝手に名付けている「逆向き勉強」です。

 

たいていの参考書は下記のような聞き方になっていると思います。

 

Q:享保の改革を行った人物は誰ですか?→徳川吉宗

 

これが答えられることはもちろん大前提ですが、たいていの学校では、知識を書かせる問題の配点比重は高くありません。

歴史の流れを理解できているか、時代背景はつかめているか、根本的な理解がなされているか。

 

逆向き勉強ではこう聞きます。

 

Q:徳川吉宗が行ったことを知っているかぎり答えなさい。

 

〇時代の〇年頃、〇という時代背景があったので、吉宗は〇の改革を進めた。

 

もし答えられなかった場合は、その単元の知識がまだ完ぺきではないということです。

したがって、はじめて習った時のテキストを使い、音読を行いましょう。

 

残り限られた時間、志望校に向かってお子様に本当に必要なことに注力した時間を過ごしていきましょう。

 

全受験生に幸あれ。お身体に気を付け、最終コーナー乗り切っていきましょう。

2022年12月10日 16:10

新サービスについて

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

昨日は来年2月~に向けた検討会議を行ってまいりました。

 

今まで250名弱の方々とお話をさせていただいてきたこと、創業から3年を迎えて蓄積されたデータなどをもとに新サービスとキャンペーン内容が固まりました。

 

早速今月中に採用面接やHP内容作成など、来年度に向けても走り出していきたいと思います。

 

12月21日夜に新サービスをHP上にて公表し、それに伴いキャンペーンも実施していきます。

 

中学受験生を抱えるご家庭にとって、「かゆいところに手が届く」サービス内容が実現できたかと思います。

HPの公開となりましたら、こちらでもご報告をさせていただきます。

 

さて、連日採点済みの過去問答案用紙を提出いただき、それをもとに今後の勉強計画の策定を行っております。

どの学校にも必ず、「合否を分ける科目」「合否を分ける単元」というものが存在します。

 

例えば、合格者平均点と受験者平均点に大きな乖離が見られない科目などは、「合否を分ける科目」ではないということになります。

 

残された時間は2か月を切りました。時間はみな平等です。

ここからは「合否を分ける科目」の「頻出単元」にウエイトを重くした勉強をとると、持ち偏差値が足りていなくても逆転を起こすことがまだまだ可能です。各科目の家庭学習の時間配分を今一度見直し、第4コーナーを走り切りましょう。

 

本日は最後の首都圏模試、来週は最後の合不合といよいよ佳境となっていまいりました。

模試の結果に落胆することもあるかもしれませんが、模試の問題がそのまま出るわけではありません。繰り返しになりますが、ポイントに絞った勉強を行っていければ、十分に可能性があります。

 

お身体最優先で、残りの期間頑張っていきましょう。

 

※無料面談受け付けは最短で12月22日(木)~となっております。

※新サービス・キャンペーン・新料金体系は12月21日(水)夜にHP上で公開いたします。

 

 

 

2022年12月04日 15:21

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