中学受験コンサルティング タカベル

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2025年の記事:ブログ

GWの過ごし方(6年生)

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日はGWの過ごし方、6年生編をご紹介します。

偏差値帯もバラバラなので、あくまでも偏差値50未満向けという形で執筆しますこと、ご了承ください。

 

6年生やることリスト(四谷系列生)

 

①算数の「割合」「平面図形」「速さ」のうち、課題のある単元を5年教材の例題・類題で復習。

 

②国語の語彙の積み上げと要約練習、「物語」「論説」「随筆」のうち、苦手題材の精読トレーニング(過去記事をご確認ください)

 

③理科の「物理」「化学」分野のうち、課題のある単元を5年教材で復習し、4まとか基礎事項の確認テキストで「生物」分野の積み上げ。

 

④社会の8回までの公民分野の総口頭チェックと、「地理」「歴史」の苦手な方の4まとの積み上げ。

 

6年生やることリスト(サピックス生)

 

①算数の「割合」「平面図形」「速さ」のうち、課題のある単元を5年教材か「導入と基本」で復習。

 

②国語の語彙の積み上げと要約練習、「物語」「論説」「随筆」のうち、苦手題材の精読トレーニング(過去記事をご確認ください)

 

③理科の「物理」「化学」分野のうち、課題のある単元を5年教材のポイントチェック+確認問題(半分)で復習し、コアプラスで「生物」分野の積み上げ。

 

④配付されていれば、憲法の条文テキストと、コアプラで「地理」「歴史」の苦手な方の積み上げ。地理なら、白地図トレーニング帳も有効。

 

全体的に何を申し上げたいかというと、6年生の休みの過ごし方はオーダーメイド型でないと、成績にはつながりません。特にサピックスは5年の内容が理解できていなければ、6年生の内容を行っても効果薄です。(四谷系列生の場合は重要問題チェックで対応できる部分もありますが、それでも初めて習った5年生の回に苦手分野は戻るべきです)

 

そして、成績が伸び悩んでいるお子さんは往々にしてモチベーションも落ち気味です。なので、「できた」という喜びを一歩一歩積み上げさせていくことが重要です。

 

過去の経験上、6年生は夏休みですら、まだエンジンはかかりません。過去問での乖離幅で「やらないとまずい」になります。

 

そのためにも、今はできた喜びを感じさせる。分かる楽しさを感じさせる。

 

勇気をもって、前学年の教材と知識の積み上げで、GWを過ごしていってくださいませ。

 

※明日をもって、2週間体験の半額キャンペーンは締め切りとなります。現在お申し込みが増えておりまして、講師の数を積極的に増やして対応中です。ご興味のある方は、下記よりお申し込みください。

 

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2025年05月01日 20:15

GWの過ごし方(4・5年生)

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

ダイエットと肉体改造をはじめて、5週間が経過しました。

当初80.1kgだったのが、72.0kgまで落とすことに成功しました。

 

ポイントは短期と長期の目標に分けること。

 

長期は2か月で12kgという目標を設定し、短期では昨日の同じ時間よりも体重を減らす。

こんな感じですすめています。

まだ、残り4kgなので、道半ばで辛い部分もありますが、頑張ります。

 

さて、本日はGWの過ごし方について解説をしていきます。

もちろん、個人差もあるので、ご家庭に応じてうまくマイナーチェンジを図ってください。

 

・5年生(四谷系列生)

 

①算数第3回・6回・7回のおさらいと、11回・12回の先取り。

②国語の語彙力の増強と今までの漢字(余力があれば、文法のおさらい)

③問題を解く必要性はないので、理科の12回から14回の音読。

④社会の白地図

 

次回の組み分けは算数と理科が大変ヘビーとなります。社会も地方ごとのまとめ学習になるため、総合力が試されます。算数の割合系単元と併せて、先取りがベターでしょう。

 

・5年生(サピックス生)

 

①予習シリーズやベーシック等を用い、割合の先取り学習(重要)と算数は今年度実施のマンスリー・組み分けを再度解く

②国語の語彙力の増強と今までの漢字(余力があれば、文法のおさらい)

③理科はコアプラステストがあるので、先取りでコアプラスをどんどん進めていく。3・4・8・9回で苦手とする分野のポイチェと確認問題あたりの補強

④社会もコアプラステストが始まるので、先取りと白地図

 

・4年生(四谷系列生)

 

①算数6回・7回の原理・原則の理解(例題・類題を通じて)12回・13回あたりの先取り。

②国語の今までの漢字。物語と説明文の線の引き方を確認。(過去記事を確認ください)

 

・4年生(サピックス生)

 

①5回・春5回・10回の総合回を重点的に復習。予習シリーズ等を通じ、約数・倍数の先取り。

②国語の今までの漢字。物語と説明文の線の引き方を確認。(過去記事を確認ください)

 

・4年生共通

 

4月までの学習を通じ、出た課題をもとに、学習計画の見直し。(算数は問題を解くことにフォーカスが当たりすぎていないか、算数と国語の時間がしっかりと担保されているか、理科と社会に寄っていないかなど。)

 

5月2日までのお申し込みが2週間体験半額キャンペーンの対象となります。ご興味がありましたら、下記よりお気軽にお申し込みください。

 

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2025年04月30日 19:36

成績を上げるには教材選びから

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

おかげさまで、プレスリリース発出後に問い合わせを多く頂戴しております。

タカベルはその子に合ったペースで完全オーダーメイド型のカリキュラムで行っています。

 

例えば、5年生のお子さん。算数をじっくりとすすめるために、2週間で1単元のペースで進める。

6年生の国語が苦手なお子さんは4年生の教材をじっくりと精読。

算数と国語を重視するために、理科と社会の学習が遅れた子は、5年生でも4年生で必要なところをピックアップして、間引きながら。

逆に特定の科目にかなり強みを持っているお子さんは、副教材を投入。

 

などなど、、、

 

集団塾とは完全に一線を画しているので、本人のペースで各人、学習を進めています。

 

なぜ、そもそもこのオーダーメイド型の必要性を感じたのか。

それは、4年間、「集団塾に通っているご家庭」を中心に伴走をしてきたからに他なりません。

 

そもそも、大手塾で成績が上がらないパターンの太宗は、5年生の学習が抜けているために6年生で成績が残せないだったり、夏までの復習が甘かったために、後期に成績がガタンと落ちる。

 

特に算数や国語は累積の科目ですから、前学年の内容を分かっていること前提で新たな単元が進んでいきます。そして、4年生で学習するツルカメ算と速さ・売買損益・仕事算など、以前習ったことを活用して問題を解くようになります。

 

つまり、付け焼刃で目先の宿題だけをやみくもにこなしていても成績にはつながりません。時には前学年の学習に戻ることも大切です。しかし、宿題はその週に学習した内容を問われるので、それを真の理解なく、やみくもにこなすだけになってしまう。

そして、子どもにとって宿題は絶対。これをやらないという選択肢はない。調整したくてもなかなか難しい局面があったことも事実です。

しかし、理解のあるご家庭は宿題を提案通り間引いていただき、第一志望合格率50%以上を実現してきました。

 

今期からタカベルは完全にその子に合ったオーダーメイド型で進めています。

 

特に6年生国語の予習シリーズは苦手なお子さんにとっては、本当に難しい教材になっています。

これを解いても、苦手なお子さんは成績につながりません。

 

なぜなら、国語は「意味段落をとらえる(文を塊でとらえる)」「語彙力を強化する」「要約をできるようにする」「線を引き、重要なところをとらえられるようにする」これら、国語の基礎学習が土台にないと、成績を上げるのは難しいからです。

 

しかし、6年生の教材はこれら基礎から始めるには適しておりません。なぜなら、題材がイメージしづらい抽象度の高いものになっている。そして、それに伴って難解な語彙が本文だけでなく、選択肢にも含まれている。何よりも、長い。

 

国語は特に、1度読んだことのある(学習した)文章はほとんどのケースで二度と出ませんから、その文章がたまたま読めても真の国語力の醸成にはつながりません。そんな時は短めの平易な題材で上記のような課題を解決しないと、いつまでたっても成績につながらないのです。

 

物事はなんでも何かがうまくいってなければ、何かを変える必要があります。

 

教材選びがその1歩なのかもしれません。

 

 
2025年04月26日 19:48

だから、自己肯定感は大切(後編)

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日は自分語りの後編です。

 

前記事で、母校芝中学に入学するまでの紆余曲折のエピソードを記しました。

 

本日は入学後のお話をしていきたいと思います。

 

私は1次試験の合格者だったので、2次試験の合格者よりも相対的に基礎学力は低い状態で入学しました。

言い訳にはなってしまいますが、中2くらいまでは3月生まれの影響も少なからずあったと思います。

 

入学当初の成績はクラス40人中、20番台後半をウロチョロ。

心配した親による、親塾が始まりました。

 

中1は基礎学力の低さと要領の悪さもあいまり、あまり結果につながらず。。。

 

しかし、中2になって勉強量が増えてきたことや精神年齢がある程度追いついてきたことに伴い、親塾により、40人中、10番台に浮上。そして、何よりも勉強法を私自身が修得することができました。

 

そして、やってきた反抗期。

 

中3からは「勉強法はわかったから、俺にやらせてくれ」と偉そうに親に宣言し、安定的に1桁の順位をとることができました。

 

ただ、この成績が上がったことは何も自分で勉強法を修得できただけにとどまりません。

 

巷では「芝温泉」と呼ばれるくらい、おっとりした優しい同級生とどんな時も温かく見守ってくれている素敵な恩師がいたからに他なりません。当然、環境が良くなければ、頑張ろうというモチベーションにはつながらなかったはずです。

 

結果論ではあるので一概には言えませんが、親が最初に入れたいと思っていた学校に入っていたら、私自身もこうなれたかどうかの保証はまったくありません。(もともとの第一志望校を批判しているわけではないので、悪しからず)

 

それほど、「環境」というものは大切なのです。

偏差値ではなく、その子に合った「環境」です。

 

私で言えば、中学受験で得られなかった自分の存在感、自分が認められている感。

これが今の私を支えています。

 

逆に思い返すと、小学校の時に得られなかった自己肯定感。そして、中学・高校でも自己肯定感を得られなければ、今の自分があるとは到底言えません。

 

どちらかというと引っ込み事案あだった私が、オープンマインドな人間になれたのも、よくも悪くも中学受験のおかげです。

そして、それはすべては「自己肯定感」が育めたことに他なりません。

 

日頃の学習の中で、親御さんは目先のテスト・意中の学校。これに向かって日夜、邁進していることと思います。

 

しかし、見つめてほしい視点はお子さんの自己肯定感の状態。

 

平たく言えば、お子さんが目指したいと思っているプロジェクトであれば、どんどん応援してあげましょう。

 

ところが、お子さんにまだ目標がなく、お子さんがやらせれ勉強になっている。

そうしたお子さんをお持ちのご家庭は、「お子さんのペースを待つ」

 

この視点を忘れないでいただきたいのと、タカベルはそれを支援する最適な環境であることをスタッフ一同、自負しております。

2025年04月25日 22:09

だから、自己肯定感は大切(前編)

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日は久しぶりに私の体験談も交えつつ、執筆をしたいと思います。

 

私は3月生まれ。クラスに1人いる整理整頓ができず、毎回怒られている。そんな子でした。

その異質性は中学でも引きずり、柔道の授業でもクラスで1人帯が締められられない、剣道の授業でもクラスで1人胴がつけられない。落武者と呼ばれたことも数知れず。。。

 

そんな子が難解な中学受験を乗り切れた、、、いや、乗り切れたとは口が裂けても言えません。

 

そもそも、私は「○○中学」に入りたいという動機が皆無でした。本当に皆無でした。

 

「あのような先輩になりたい」「だから、勉強したい」こんな想いは全くと言っていいほど、ありませんでした。

 

こんな状態の子が送る中学受験ですから、それはそれは壮絶でした。。。

 

4年生から地域塾に行き、5年生からサピックスへ転塾。

 

周りが10を聞いて8理解できるところも、2~3しか理解できず。

理解していたふりをしていたことも数知れず、少しでも自分をよく見せようと、カンニングの経験も片手の指では数えきれないほどです。

 

そんな幼い小学生が難解な授業を乗り切れるはずはなく、毎日のタスクをこなすために親は必死に教えました。兄も動員、当時大学生の兄の同級生も動員し、必死に私の中学受験をサポートしてくれました。

 

しかし、当人の私はどこ吹く風。親から「内申が取れるような子ではない」と言われていましたので、幼いながらに「公立に行ってはダメなんだな」。その程度でした。

 

毎日怒られ、時には点数が悪くて立たされ、そんな毎日で自己肯定感をとにかく失う毎日でした。

正直、中学受験でうまくいった局面を思い出すのが難しいくらいです。

 

そんな状態の私でも、親は期待をかけるもの。

直前までの第一志望は早稲田実業。

 

しかし、過去問をやらせてみたら、まるでダメ。

 

10月に母校芝中学に母は舵をきり、サピックスをやめ、家庭教師を3人つけました。

その時も、「芝に行きたい」という当人の意思は皆無。

 

本番も手ごたえ0。全く受かるイメージがわきませんでした。

 

それでも、ご縁をいただき、なんとか合格をいただきました。

これが今に通ずる、私の本当に本当に大きな経験なのですが、それは入学後の後日談で次号に執筆いたします。

 

なにが言いたいか、

 

お子さんの中学受験伴走生活を送る保護者の方は、「とにかく高みを目指そう」「少しでもよい学習環境を」という想いで日々、お子さんの伴走にあたっていると思います。

 

しかし、声高に訴えたいのは、「入る学校が重要なのではなく、入ってどうなるか。」

これこそが、私は中学受験をやらせることの意義だと思います。

 

そして、この理念を常に忘れることなく、日々の業務に邁進していきたいと改めて思う、今日この頃です。

 

(次回に続く…)

 

 

 

2025年04月24日 21:57

新プランリリースについて

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日付のプレスリリースにて、新プラン「スペシャルプラン」の導入を公表いたしました。

 

スペシャルプランの仔細は下記の通りとなります。

 

①毎日の学習スケジュール提出

②コンサルティング月1回(保護者への伴走法・志望校選択・テスト分析等)

③オンライン家庭教師週3コマ×90分

④自走コーチング月1回(お子さんへのモチベーションアップ・勉強法伝授)

⑤オンライン自習室

⑥保護者LINE相談

 

2月から「塾なし中学受験サービス」を展開しており、おかげさまで4・5年生のお申し込みの目標150%、6年生のお申し込みの目標180%を達成しました。スタッフの増員を急ぎ、鋭意対応中です。

 

今回の導入の意図は、昨今の中学受験の理科が難化していることにより、週3コマ×90分の体制で実施すること。

そして、お子さんのモチベーションアップと自走できるやり方を月1回伝授することで、自発的に勉強できる環境を提供すること。

 

この2点です。

 

新プランを仲間に加え、スタッフ一同、「後悔しない・させない中学受験」への実現に向けて、全力で取り組んでいきます。

 

これに伴い、下記のキャンペーンを実施します。

 

・タカベル2週間体験プランの半額キャンペーン(本日から5月2日までのお申し込みに限る)

 

お申し込みはLINEより、お気軽にお問い合わせください。

 

 
2025年04月23日 20:06

テスト1週間前のやることリスト(四谷系列生)

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

今週は組み分けテスト週ですね。

そこで、テスト1週間前にやっておくとよいことリストを記したいと思います。

 

ここでも偏差値50を目指すお子さんを対象にしているので、行うタスクの難易度はお子さんに応じて組み替えてみてください。

 

【算数】

 

・6~9回の基本問題右ページがもう一度解けるかどうか、確認をする。

・四則計算と□の計算と分配法則(計算の工夫)ができるかどうか、確認をする。

・5回の基本問題(時間がないので、苦手分野に絞る)ができるかどうか、確認をする。

・前回の組み分けで間違えた問題(正答率40%程度以上)ができるかどうか、確認をする。

 

【国語】

 

・6~9回の漢字と言葉をもう一度解く。

・読解の解く順番や時間配分を確認する。

 

【理科】

 

・今回で言えば、点のとりづらい8回の内容にこだわるのではなく、6回・7回・9回の中で得意分野2単元を極める。

・1~4回の要点チェックを口頭確認。

・余力があれば、カリテや週テの間違えた問題をもう1度。

 

【社会】

 

・日頃の学習の中で書けなかった漢字をおさらい。

・仕上がっていない場合、6~9回のまとめてみようを優先的に。

・1~4回の要点チェックを口頭確認。

 

【総論】

 

・点を取るだけであれば、理科と社会の底上げが早いが、あくまでも算数重視。

・どの学年でも、このフェーズでは2科目偏差値が4科目偏差値を上回る成績のとりかたが理想。

・戦術を確認。

 

23日にプレスリリースにより、新プランが公表予定となっております。

2週間体験は塾に通いながらも可能です。お気軽にお問合せください。

 

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2025年04月21日 20:32

四谷系列で偏差値50を目指すには

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

今回は四谷系列で偏差値50を目指すうえで、重要な学習計画について説明したいと思います。

なお、本件は4・5年生向けになります。6年生はハードルが一段階上がるのと、合不合と組み分けでは大きく異なるので、今回は割愛をさせていただきます。

 

【全体観】

 

・算数が200点であることを考慮し、算数5割・国語2割・理社3割くらいの学習比率を心掛ける。

・今回の範囲(6~9回)だけでなく、前回の範囲(1~4回)の学習についても直前におさらいをする。

・週テストやカリテの振り返りを行う。

・インプットではなく、アウトプットを行う。

 

【算数】

 

・毎週の学習は、例題・類題(難関校対策をのぞく)と予習シリーズ基本問題、演習問題集基本問題をとにかくやりこむ。

・間違えた問題の専門日を設ける。

・計算の学習は四則計算・□の計算・分配法則を強化する。

・線分図・情景図・面積図や立式をしっかりと行う。

・計算はスピードよりも精度を重視する。

 

【国語】

 

・漢字と言葉で8割の得点を目指す。

・漢字でつまずきやすい、同音異義語や送り仮名や「垂」みたいな明らかに子供が苦手な漢字は抑える。

・言葉は、青菜に□が答えられてよしではなく、□□に塩など、逆を行ったり、意味を理解する。

・音読と線引き・音読と小見出し・音読と設問(半分)・音読と設問(半分)など、4日分けで1日15分読解の学習時間を担保する。

 

【理科】

 

・4単元のうち、直前期は自分が得意な単元2単元を極める。(生物・地学がベター)

・図鑑や動画を日頃の学習の中で利用する。

・単子葉植物をイネ・ムギのほかに何がありますかという問題で、イネ・ムギも言えるかどうかを確認する。

 

【社会】

 

・用語の意味を説明させる。信濃川とはどういう川?など

・漢字にこだわる。失点者続出分野。

・グラフがテキストに出てきたら、1位や2位。そして、折れ線グラフなら顕著に上がっているところや下がっているところに注目し、その要因を理解させる。

 

〜告知〜

 

金沢シーサイドFM様(85.5mhz)

「社長!あなたの会社教えてください」に出演させていただきました。
6月9日(月)15時30分ごろ~の放送になります。

こちらから、「FMプラプラ」アプリをインストールいただき、金沢シーサイドFMさんを選択いただければ、ご視聴可能です。

 

 


なお、放送終了後も動画アーカイブが流れるので、そちらでご視聴も可能となります。
こちらは、放送終了翌日に公開いたします。

2025年04月17日 20:57

5年生で成績低迷に苦しんでいるご家庭へ

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

今回は、5年生になり、3月の最初のテストで4年生と比較して成績が落ちてしまったというご家庭に対して、コメントを記していきたいと思います。

 

まず、5年生になって成績が落ちてしまう要因について、述べていきます。

 

①算数の単元の抽象度が増した。割合や約数などをはじめとし、図形の分野も移動を伴うようになり、イメージがしづらくなった。

 

②国語の論説文では意味段落や対比関係をつかむ題材、物語文では情景描写が入ってきて、フィーリングでは解けなくなってきた。

 

③理科と社会は単純に4年生対比で記憶しなければならない量が増えたとともに、力学や社会のグラフをはじめ、記憶だけでは点がとれなくなってきた。

 

これらが主な要因として挙げられます。

 

では、このような要因に対して、どのように対処しなければならないのでしょうか。

 

①算数の抽象度が増した教材に対する処方箋は、とにかく「手を動かす」ことです。

四谷の割合系単元(食塩水や売買損益も含む)であれば線分図やビーカー図や面積図をしっかりと書く。売買損益ではどんな問題でも仕入れ値・定価・売値・利益の情報を記載。

サピックスの旅人算であれば、情景図をしっかりと書く。(距離や速さや時間の情報を書き込む)このような情報整理能力が大切になります。また、図形の移動では言わずもがな、軌跡をしっかりと描く。4年生と5年生の学習の違いはこのような抽象性が増した単元に対して、具体をもって処理することです。

実を言うと、集団授業では解き方などの解説はしっかりと教えてくれるのですが、こうした手を動かすところの指導は個別対応で行う必要があるので、限界があります。このようなところに注目して、家庭学習を進めていきましょう。

 

②国語の課題としては、まずは家庭学習の中で意味段落への小見出し付けや物語文であれば要約をしっかりと行っていくことが重要です。

6年生の回でも記載しましたが、国語は一朝一夕では伸びません。問題作成者がどのような視点で作っているのかを意識することも重要です。4年生までであれば、説明文の形式段落の要旨や物語文の心情など、ある種単純な問題構成に終始していましたが、5年生からは意識しなければならないポイントが増えます。

そして、やはり語彙力の強化も見逃せません。先日のサピックスの復習テストを見ても、「まげを結う」や「鼻をくすぐる」や「しのび泣く」など、明らかに難度が増しました。算数がまだまだ重要な局面なので、後回しになりがちではありますが、差がつくポイントのため、少しずつ進めていきましょう。

 

③理科・社会の課題としては、理科の点のとりどころをしっかりと固めていくことが重要です。

今回の予習シリーズ系ですと、8回は厳しい単元かもしれませんね。ここで理解しておかないとと思うかもしれませんが、また夏休みで復習する機会もあるのと、毎週毎週の算数が大変ヘビーなので、生物分野や地学分野をしっかりと行うことでメリハリをつけて進めていきたいところです。

社会の学習は最近の組み分けテストは単純に知識だけでは得点がしづらくなっているので、音読をする中で「グラフ」が表れてくるところやワンポイントチェックなど小さく書かれてあるところはしっかりとおさえるなど、細部にこだわった勉強をしていけるとよいかと思います。

 

長くなりましたが、5年生の学習が最も大変ということと、算数の学習が大切であるということです。

6年生と同様、とにかく学習計画が肝なので、しっかりと計画を立てて、乗り切っていきましょう。

 

タカベルでは塾に通っていても無料面談と2週間体験は受け付けております。

お気軽に下記より、LINEよりお問い合わせください。

 

2025年04月16日 20:57

6年生で成績低迷に苦しんでいるご家庭へ

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

合不合判定テスト・首都圏模試の分析キャンペーンに多くのお申し込みをいただき、誠にありがとうございます。

今月末まで受付をおこなっておりますので、お気軽にお申し込みください。

 

さて、学校の新学年は今月始まったばかりですが、受験の業界でいえば、2か月あまりが経過しました。

 

毎年のことではありますが、6年生は夏までにどう態勢を整えていくかが勝負です。

過去問学習が始まる9月からは苦手分野を克服する時間に限りがあります。

 

そこで、現段階で成績低迷に苦しんでいるご家庭への処方箋を提供いたします。箇条書きになりますこと、ご容赦ください。

 

①算数が足を引っ張っている場合、「割合」「平面図形」「速さ」の優先順位で5年教材を1から学び直すつもりでやり直しをする。そして、予習シリーズで言えば、「重要問題のチェック」。市販教材で言えば、「下剋上算数」などの1行問題に取り組む。

 

②国語が足を引っ張っている場合、個別指導等を検討する。家庭学習は漢字と語彙力の強化を急ぐ。国語は一朝一夕に伸びていく科目ではありません。言葉を知り、一文を丁寧に読み、文同士のつながりを理解し、解き方のテクニックを学ぶ。何段階ものプロセスを経た先にようやく結果に結びつきます。

 

③理科が足を引っ張っている場合、まずは「生物」と「地学(天体以外)」の基礎知識の整備を急ぎましょう。

サピックス生なら、コアプラス。日能研生なら、メモチェ。早稲アカ生なら、マステキ知識。四谷生なら、4まと。

安定的に得点源になるのは、この2つです。ここの基盤を整えつつ、思考系分野はまずは「力学」と「化学の知識(水溶液・気体・金属の性質)」を算数と同様、5年生まで返って行いましょう。

 

④社会が足を引っ張っている場合、4まとなどの基礎学習テキストをとにかく行い、知識のインプットを行いましょう。昨今の中学受験はインプットだけでは成績につながらないのですが、このインプットなくして知識を線と線で結びつける昨今の問題への立ち打ちは不可能です。

 

進むべき方向性さえ間違えなければ、まだまだ間に合います。

 

ただし、初手が遅れ、後手後手になればなるほど、当然狙える学校の水準は下がってしまいます。

それほど、昨今の中学受験は大変な戦いです。

 

今一度、学習計画を見直してみましょう。

2025年04月15日 21:08