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6年生上位層の理社

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日は6年生上位層の理社の課題について記したいと思います。

 

上位層で理科と社会にお悩みの方は、このような状態が多いと思います。

 

・コアプラスや4まとは1周し、8割程度はこたえられる。

・日ごろの宿題は難なくこなせている。

・DCや週テの点数も悪くはない。

 

でも、模試になると成績が下がる、、、

 

このような上位層で理社にお悩みの方は共通して、下記に課題があるケースが多いです。

 

・理科や社会の表やグラフの問題に極端な苦手意識を抱えている。

 

・歴史の並び替え問題が不得意。

 

このいずれかのパターンが多いかと思います。

 

特に、理科の表やグラフの読み取り問題は模試でも出題傾向が非常に高く、昨今の入試のトレンドにもなっております。

 

 

こうした問題は下記の3つを抑えておくことが重要となります。

 

①選択肢やリード文で示されている式へ、表に書かれている数字を代入してみる。

 

②実験結果を表す表で、他の比較対象と異なっているところに注目(マーキング)する。

 

③実験結果を表すグラフで、傾きや数字の変化が止まっているところに注目する。

 

次に歴史。

 

歴史は聞かれる角度が社会の中で最も多いので、学習が難しい分野です。

 

漢字、出来事、人物、場所、文化、諸外国の動き、因果関係、資料、肖像画…

 

しかし、最もクセモノなのが、並べ替え問題です。

 

「この出来事は表のどことどこの間に入りますか。」

「次の4つの出来事を古い順に並べ替えなさい。」

「この条約の後に起きた出来事で正しくないものを選びなさい。」

 

上位層でもこうした問題に苦手を抱える子も少なくはありません。

 

これを解決する手段が「年表トレーニング」

 

版籍奉還1869年

廃藩置県1871年

地租改正1873年

 

こうした年号を瞬発的に答えることが出来れば、多くの並べ替え問題に対応することが出来ます。

 

私たちは子ども一人一人のこうした課題をテストから見つけ出し、オススメの副教材のご紹介や自前の教材をお配りしております。

2025年09月22日 15:30

日能研で成績を上げるには

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日は日能研の成績アップ術を箇条書き形式にて紹介します。

 

・6年生の計算テキストはA~Eで構成されているが、Aは計算のみ。DやEは一行題や図形という構成になっているので、この日はA、この日はBという進め方ではなく、それぞれを5~6分割して進めていく。

 

・算数の要となるテキストは栄冠の学び直し①と③。偏差値50に満たない場合、学び直しの①をまずは直し→解法説明まで固め、8割の理解を目指してから、学び直し③に行く。①の理解がおぼつかない場合は、①でとどめておく。

 

・強化ツールの共通は取り組みたい。応用は偏差値60あって、65近辺の学校を目指す場合に有効。

 

・当然、育成テストの直しが模試の結果にリンクする。拘束日数が厳しい側面があるが、育成テストの直しは最優先で取り組む。偏差値50を目指す場合、50%以上の正答率。偏差値60を目指す場合、35%以上の正答率の問題を中心に直す。

 

・国語の読む書くツールは必ず、本科テキストの説明書きのページを音読・理解してから、本科の問題と栄冠の問題に取り組む。

 

・漢字は読みのセクションと書きのセクションでわかれているが、読み書き同じ漢字が対応しているので、答えが見えてしまう。したがって、取り組むときはいずれかを隠して行う。そして、他塾同様、形の難しい漢字(垂直の垂など)や送り仮名や同音異義語はマスト。

 

・読解の家庭学習用で初見の問題は学び直し③であることが多い。偏差値が45未満の場合は、音読+線引き・音読+要約・音読+設問(半分)・音読+設問(半分)など、4日に分けてしっかりと取り組むことをお勧め。偏差値が50を安定して超えている場合、本教材を制限時間つきトレーニングとして活用することをおすすめ。文章自体はそんなに長くないので、長くても20分くらいで設定。

 

・理科社会のテキストが勉強しづらい側面がある。太字がなく、どこが重要なのかが分からない。しかし、テキストの音読は理科と社会の学習において必須。では、どうすればよいか。

栄冠学び直し①で聞かれている内容を中心にマーカーを引き、暗記をしていく。また、これは他塾もそうだが、特に日能研は写真が少なめの傾向があるので、図鑑・動画をからめつつ、場合によっては予習シリーズと併用で学習を進めていくとよい。

 

・社会は全体的にグラフが多い構成になっていて、折れ線グラフであれば傾きの変化が激しい箇所とその理由・ランキングであれば2位までを暗記したい。栄冠学び直し③はこれらを中心に構成されている。

 

・理科の本科テキストの実験は意外と重要。因果関係を理解するためにもさばいておきたい。

 

・理科と社会は学び直し①と③ができればよいが、算数と国語のいずれかに大きな課題を抱えている場合は、その週は最悪①までと絞る。拘束日数が多いので、メリハリがより求められる。

 

※各大手塾の学習計画や勉強法も無料面談で受付中です。お気軽にご参加ください。

 

2025年09月19日 12:46

サピックスで成績を上げるには

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日は箇条書き形式にて、サピックスでの成績の上げ方について解説いたします。

ご参考になりましたら、幸いです。

 

 

・基礎トレはマンスリー1週間前に、前月号の1日・4日・8日・11日、、、という具合にスケジュールに盛り込む。(この間できなかったその月のものはテスト終了後に行う)

 

・KTT(基礎力定着テスト)とDC(デイリーチェック)の点数がマンスリーの結果につながるという意識のもと、帰宅後に即直しを行い、テスト前に間違えた問題に絞り、もう1周回す。

 

・アプローチとアルファベットとDS(デイリーサピックス)のすべてをこなすと、他の科目に手が回らなくなる。偏差値45未満のお子さんはA~CプリントとDS☆1とKTTとDCの直しにまずは絞る。偏差値50のお子さんはB~DプリントとDS☆2とKTTとDCを中心に。

 

・コトノハと言葉ナビは、その言葉そのものが答えられることよりも意味を答えられることや例文を作ることを重視した勉強にしたい。使い方が正しいものを選べというパターンで聞いてくることが多い。

 

・漢字は他塾同様、作りが難しいもの(垂直の垂)や同音異義語や送り仮名のややこしいものはテスト前に重点的に確認。

 

・国語で毎回偏差値が45未満のお子さんはB教材ではなく、A教材の読解メソッドや読解演習を中心に行う。

 

・国語が毎回偏差値50あるお子さんは算数の余力を残したいため、B教材で授業であつかった記述問題の書き直しを中心に学習を回す。

 

・マンスリー1週間前になったら、言葉ナビの試験範囲を7分割でセットしていく。

 

・理科の肝はポイントチェックの理解。図鑑や動画や実験教室を併用しながら、ポイントチェックを原理・原則からしっかりと理解してから、問題を解く。

 

・理科の問題数が他塾対比でかなり多く設定されているので、絞るとすればDS(デイリーステップ)の偶数番号(今回の範囲)と確認問題最初の半分。(5年生は4題、6年生は6題)

 

・社会のテスト問題が他塾対比でかなり難しいのも特徴。完答形式で1問なのに事実上2問聞いているのと同じ問題だったり、選択肢の問題が重箱の隅の傾向が。テーマの音読やテーマに記載のグラフの部分は学習において絶対に外せない。

 

・社会以外の科目に課題を抱えている場合、しばらくはDS(デイリーステップ)と基礎編のみで1週間の学習は回し、発展編はテスト前に行うなど、週間の勉強はインプット中心に回していく。

 

・組み分け対策は、時間がとれないかつ範囲が膨大すぎるので、前回の組み分けから今回の組み分けに至るまでのマンスリーの復習を中心に回していけるとよい。

 

・細かい話だが、コロコロ曜日と科目が変わるので、都度、個別指導や家庭教師の曜日調整をしたほうがよい。例えば、5年生算数が月曜日の場合は土曜日に個別。水曜日の場合は日曜日に個別。という具合に、前日と通塾日は設定をさけ、個別や家庭教師の後に復習をする日を設ける。

 

・難しい塾のようなイメージがあるが、サピックスの算数は大問1~3は特に素直な問題が多い。(マンスリーは)そして、ここで大失点しなければ平均には乗るように作られている。DCやKTTや基礎トレの直しの精度とテスト前に制限時間付きトレーニングを取り入れると吉。

 

※大手塾で成績低迷にお困りのご家庭は無料面談にて処方箋を授けております。

ご検討ください。

2025年09月18日 09:32

受験校選択マニュアル

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

3連休返上で模試の結果を受けた6年生の受験校プランニングを熟考していました。 

 

私どもは下記の観点で、1月~2月4日までの第一案を固めています。 

ご参考になりましたら幸いです。

 

 ~大枠~ 

 

・安全校を自分の持ち偏差値―5より下(80偏差)と定義。

 

 ・埼玉・千葉に通えるご家庭は1校安全校をセット。

 

 ・埼玉・千葉に通えないご家庭は2月1日午前・午後・2日午前のいずれかで安全校をセット。 

 

・第一志望は本人がギブアップというまでは偏差値・過去問の点数問わず変更なし。モチベーションに大きくかかわる。 

 

・併願校は算数・国語のいずれか苦手な科目の問題傾向を重視。第一志望と大きく変わらない傾向の学校をチョイス。 

 

・併願校は自分の持ち偏差値+5までの範囲(50偏差)でチョイス。

 

 ・併願校は極力複数回受験できるところを中心に検討。できれば、対策を分散させたくない。

 

 ・上記はあくまでも第一案。過去問を解く中や直前の志願者状況で往々にして変動はあるので、各試験日程1つずつは予備の学校を用意しておく。(頭の中で)

 

 ~細部~ 

 

・過去問を9月下旬から始めなければならないので、持ち偏差値は9月と10月の模試の平均値を重視。

 

 ・併願校の過去問を3年解いて、1度も合格最低点-1割(300点満点なら30点)以内に乗らなければ、再考。第一志望はこれに当てはまらない。

 

 ・Y偏差値50以上の学校は日能研・四谷の偏差値を重視。Y偏差値50未満の学校は首都圏模試の偏差値を重視。冠がついている学校はSOを重視。 

 

事前にいただいた志望校調査→模試の答案分析→上記の作業→予備の学校の検討に入るので、連休すべて返上だったため、今日は飲みます!!

 

4・5年生は塾ありの学習無料面談受付中です。6年生は大半のプランが満席をいただいております。お早めにお問い合わせください。

 

 

2025年09月17日 11:41

四谷系列で成績を上げるには

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日はよく無料面談でも話題に上がる「四谷系列で成績を上げるには」をテーマに、ポイントをまとめてみたいと思います。

箇条書き形式で記します。

 

・算数で偏差値50を下回っている場合は、トレーニング・基礎トレ・基本問題までにとどめる。

 

・算数で偏差値55を目指すには、練習問題の左ページまで着手を行う。

 

・算数で偏差値60を目指すには、練習問題のすべてを行う。

 

・早稲アカ生はカリテの復習はマスト。四谷生は週テの復習はマスト。早稲アカ生で演習が不足している場合は週テスト問題集を購入し、総合回の週に行うという手もありだが、総合回を飛ばされることも往々にしてあるので、1週間単位で週テストを入れていくことも検討。

 

・四谷の組み分けは約3割前単元の内容が聞かれるので、前回の組み分けの範囲の算数基本問題くらいは1度解いておいた方がよい。偏差値50を下回っている場合は左ページを中心に。それ以上の場合は右ページを中心に着手し、記憶を想起させる。

 

・国語は漢字と知識で最低8割の得点を目指す。漢字でよく聞かれる同音異義語や明らかに形の習得が難しい漢字(垂直の垂など)や送り仮名が絡むものは重点的に。ことわざや慣用句系は言葉が答えられるだけではなく、意味の理解も忘れずに。

 

・国語で偏差値が50を下回っている場合は、該当学年の演習問題集やシリーズ発展問題は負荷が重すぎる。したがって、家庭学習用の教材は前学年の教材などにレベル感を落とす。その代わり、ただ解くだけではなく、線引きや要約・小見出し付けをしっかりと行い、精度を高める。塾なし日の音読は毎日。

 

・副教材として、語彙の強化をしっかりと行う。単語が分からなければ英文が読めないのと同様、国語は語学。語彙の強化は5年までは課題になっていないだろうが、早い段階で積み上げておくことにこしたことはない。

 

・早稲アカ生は理社の錬成問題集が配られているだろうが、錬成問題集+予習シリーズ+演習問題集全部は量が多すぎる。理科の知識系は錬成問題集の基本とトレーニングとまとめてみよう。理科の計算系は錬成基本とトレーニングと演習問題集基本問題くらいに絞る。

余力があれば、週テスト問題集という話になるが、特に5年後期は算数が重たく、重要単元のオンパレード。理科に時間をとられすぎることは望ましくない。稼ぐだけなら、生物と地学分野をしっかりとやりこむ。

 

・社会は要点チェックとまとめてみようの用語をまずは全部漢字で書くことを目標に。ただ、歴史は特に流れが重要なので、いきなり要点チェックとまとめてみようから解くことがないように。シリーズの音読とマーカー暗記をしっかりと行ってから問題を解く。特にまとめてみようの年表の部分は出来事の順番に言えるか、口頭テストなどを行うと有効。早稲アカ生も両方が宿題に出ている場合、錬成は余力があればでよい。

 

・全体イメージ。

 

1週目→1週目のキャッチアップ>前回の組み分け範囲の1週目

 

2週目→2週目のキャッチアップ>1週目の間違えたところ>前回の組み分けの範囲の2週目(半分)

 

3週目→3週目のキャッチアップ>2週目のまちがたところ>前回の組み分けの範囲の2週目(半分)

 

4週目→4週目のキャッチアップ>3週目のまちがえたところ>前回の組み分けの範囲の3週目(半分)

 

5週目→週テスト・カリテの復習>4週目のまちがえたところ>弱点補強>前回の組み分けの範囲の残り

 

 

過去4期は大手塾生の伴走で運営してきました。無料面談は大手塾に通っているかたの相談も可能なので、お気軽に下記よりお申し込みください。

 

2025年09月16日 09:17

成績を上げるために必要なエッセンス

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日は成績を伸ばすために必要なエッセンスということで、重要なものを中心に列挙していきたいと思います。

 

①    直しの精度

 

・ただ直しをしておしまいにせず、ちゃんと理解したかどうかの解法説明を行わせる。

 

・間違えた問題には赤丸をつけておき、解法説明があいまいな問題は青丸をつけ、再度聞くか動画を視聴する。

 

・1週間後に先週の青丸・赤丸が解けるかどうかをもう一度行う。青丸→赤丸の順番で。

 

・サピックスで言えば、基礎力定着テストとデイリーチェック。早稲アカで言えば、カリテ。四谷で言えば、週テ。日能研で言えば、育成テストの直しを都度だけでなく、大きなテスト直前にも行う。組み分けやマンスリーなどの大きなテストの結果は、小さなテストの結果の積み上げで決まるということを意識する。

 

②    科目の優先順位

 

・短期的な成績を伸ばすだけならば、理科と社会の優先順位を上げればよいのだが、これだと間違いなく壁にぶち当たる。算数が苦手で国語が得意ならば、算数>>理科>社会>国語。

算数が得意で国語が苦手ならば、算数>国語>理科>社会が長期的に見て、吉。

 

・1日の科目の優先順位も上記の順番で行う。しかし、毎日同じ順番で行うと、いつになっても社会ができませんでした状態に陥る。なので、週に1日は予備日を設けて、その予備日は社会を優先順位の筆頭にもってくる。

 

③    生活リズム

 

・朝の時間の使い方が命。6年生は学校に行く前に1時間は勉強の時間を確保したい。当然、基礎学習(計算・漢字・語彙・理社知識)をこの時間帯に進めていく。過去、受け持った生徒は朝に7点セットを行う猛者もいた。

 

・平日はどんなに遅くとも23時には就寝。小学生は8時間の睡眠時間が絶対的にマスト。

睡眠時間を1時間けずったことで、翌日集中できませんでした状態だと本末転倒。できなかったものは週末に余白を残して、そこで行うなどの調整を加えたい。

 

・50分やって10分休憩のサイクルに慣らしたい。テストは50分集中することが要求される。したがって、50分サイクルを作ることが本番の練習にもなる。

 

④    モチベーション

 

・しっかりと勉強をしているのに本番に弱い子は一定数存在する。これは知らず知らずのうちにプレッシャーになっていることが。本番はクラスを意識させた声かけではなく、手を止めずに100%の力を出してきてくれるのがうれしいのだよと伝える。

 

・日頃から結果ではなく、プロセスをほめてあげる。昨日より成長できたところを評価してあげる。そういう視点で見てあげる。そして、やりなさいという口調をやろうに変えてみる。

 

・モチベーション低下の原因は学校生活に潜んでいることも往々にしてある。学校での出来事を短時間でもよいので、共有したい。

 

・目標設定を行う。1日の目標1つ。1週間の目標を1科目1つずつプロセスで。テストの目標をずばり1つ。(ひっ算をかならず行ってくるなど)

 

書ききれないので、重要なところのみを抽出しました。

ご参考までに。

 

※大手塾で成績伸び悩み中のご家庭も無料面談可能です。過去4期間は大手塾の伴走をおこなっておりましたので、お気軽にご相談ください。

2025年09月15日 11:05

国語の学習で意識してほしいポイント(後編)

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

前号に引き続き、国語の学習で意識してほしいポイントをお伝えしていきます。

 

前回、国語の学習についてステップ別に記載し、第四ステップまで記しました。

今回は第五ステップ以降について記していきたいと思います。

 

第一ステップ:漢字と言葉の積み上げ

第二ステップ:漢字と言葉の意味を確認・理解する

第三ステップ:音読練習を毎日継続

第四ステップ:本文で重要なところを線引きする

第五ステップ:要約の練習を行う(説明文は小見出しづけ)

第六ステップ:本文の重要なところとそうでないところで読むスピードに強弱をつける(文章の重要なところとそうでないところをとらえる)

第七ステップ:選択肢の問題の切り方や引っ掛けポイントを学ぶ

第八ステップ:記述の型を身につける

(同時並行:語彙力を積み上げる)

 

要約の習慣はつけたいところです。

物語文は「変化前の心情+理由、変化後の心情+理由」で記す。

先生に叱られて落ち込んでいたが、親に慰められたことで少し気分が晴れやかになった。という具合です。

 

説明文は最初の段階では形式段落(段が落ちているところ)に10字程度でよいので小見出しを付けることを推奨します。

第一段落は繰り返し使われているキーワードが二酸化炭素。第一段落の上に二酸化炭素と記載します。

具体例の段落は、具体例というまとめかたで構いません。

 

この作業が第六ステップにいきてきます。

例えば、具体例の段落は軽く読み流しで構いません。読むスピードに強弱をつけることが時間が足りなくなるということを防ぐことにつながります。この勘所を身につけるためには、本文の構成(意味段落や心情の変化)をしっかりととらえることが必要になります。なので、第五ステップは意識して家庭学習に盛り込みたいところです。

 

ここまでの下ごしらえを整え、第七ステップや第八ステップに移行します。

国語は二度と同じ文章の題材は出ませんから、問題を解くことにフォーカスをあてても、成績にはつながりません。

まずは第六ステップまでのプロセスを地道に実行していくことが重要になります。

 

選択肢の切り方や記述の型については塾技をはじめとして、素晴らしい参考書が多く出版されていますので、1冊扱いやすいものをお買い求めいただければと思います。

 

しかし、国語が厄介なのはここまでやっても点数に結びつくとは限らないということ。

 

国語は究極語学なので、語彙力がなければ対応ができません。

英語でもappleやbikeを知らないと当然長文が読めないのと同様、国語も語学ですから、語彙力が必須となります。

 

選択肢の切り方を学んだとしても、その選択肢に知らない言葉が含まれていたら、切ろうにも切ることができません。

 

なので、語彙力は同時並行で積み上げていくことが重要なのです。5年生後半から国語の点数が伸び悩んでくるのは文章の題材が固めになり、言葉が難しくなることも一因として挙げられます。したがって、時間がない中だとは思いますが、語彙力の増強も同時並行で取り組んでいきましょう。5年生から1日3個でも意味を把握できれば、塵もつもればで、6年生になったときに大きく花開きます。

 

国語は算数と配点が同じです。そして、国語力は全科目に通ずる必須能力として、昨今の中学受験は問題が構成されています。(理社のリード文にヒントを仕込むなど)

 

組み分けテストだけにフォーカスをあてると、理科・社会に勉強がよりがちですが、入試全体を考えると5年上期までは算数・国語の優先順位を高くもってくるべきです。

 

そして、国語の偏差値が45を切るお子さんは素材文の学年を1つ落とすことも有効です。

 

国語力の強化で活路を見出す。地道な努力ではありますが、頑張っていきましょう。

 

※大手塾で成績伸び悩み中のご家庭も無料面談可能です。過去4期間は大手塾の伴走をおこなっておりましたので、お気軽にご相談ください。

2025年09月14日 09:24

国語の学習で意識してほしいポイント(前編)

おはようございます。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

本日は、国語の学習で意識してほしいポイントを段階別で記していきたいと思います。

 

私のXのアカウントでも発信しているように、各偏差値に応じた国語の課題は下記の通りです。

 

40以下…集中力、音読練習、語彙力

45以下…語彙力、精読力(線引き)

50以下…速読力

55以下…問題慣れ

60以下…記述力

 

これに基づき、ステップ別に記していきたいと思います。

 

第一ステップ:漢字と言葉の積み上げ

第二ステップ:漢字と言葉の意味を確認・理解する

第三ステップ:音読練習を毎日継続

第四ステップ:本文で重要なところを線引きする

第五ステップ:要約の練習を行う(説明文は小見出しづけ)

第六ステップ:本文の重要なところとそうでないところで読むスピードに強弱をつける(文章の重要なところとそうでないところをとらえる)

第七ステップ:選択肢の問題の切り方や引っ掛けポイントを学ぶ

第八ステップ:記述の型を身につける

(同時並行:語彙力を積み上げる)

 

まず、国語は漢字が出発点です。漢字→熟語→熟語と助詞→文節→文→文章という構図です。

 

語彙力とも関係しますが、つまり、漢字ができなければ読解のスタートラインには立てませんし、その意味を理解しながら行うことが重要です。「講演」はみんなの前で喋るから、ごんべん。「公演」はみんなの前で披露するから、公。という具合に、ほぼこじつけレベルでよいので、意味とリンクした理解が必要です。

 

次に音読です。黙読では日頃どのように読み進めているのかが把握できません。知らず知らずのうちに読み飛ばしたり、すでに読んだ行を読んでいるかもしれません。そして、意味の分からない言葉は間違いなくつっかえるので、そういう言葉をあぶりだすという意味でも音読は有効です。

 

そして、線引きの作業です。

中学受験の問題作成者の聞きたいポイントはたいてい同じです。

正しい箇所に線引きを行えていれば、そこを手掛かりに答えを探せばよいので、時間の短縮につながります。

このプロセスをぜひ身につけてほしいところです(線引きのポイントは過去ブログをご確認ください)

 

第五ステップ以降のお話はまた別ブログで言及いたします。

 

 

2025年09月13日 12:57

4・5年生ボリュームゾーンからの脱却ポイント

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

 

私共は創業から4年間で幅広い成績層に応じたスケジューリングやお悩みに対する対応を行ってきました。

 

そこで、成績上位層に共通するポイントをまとめ、ボリュームゾーン脱却のヒントになるのではないかという観点から、本記事を記させていただきます。(少なくとも私共が対応したケースなので、これが全てでないことはご了承ください)

 

①新出単元の算数の理解度をより早く高め、そこで作った貯金で扱う問題のレベルを高める。

 

売買損益につるかめ算が絡む。これは練習問題レベルで求められる単元です。

しかし、基本問題までの習得に時間を要した場合、このレベル感の問題に触れることはできません。

その時点で大きな差になります。

早い段階で予習を含めて理解度を高め、よりハイレベルの問題にチャレンジすることがボリュームゾーン脱却の鍵です。

特に四谷系列生の算数は200点満点のため、圧倒的な差になります。

 

②国語の精読トレーニングを積む。1日15分程度でよい。

 

次に差になるのが読解。理社の差は大して大きなものにはなりません。(特に4~5年生の現時点では)

150点を占める国語で大崩れを起こさないことがポイント。(サピ生は国語の比重が特に重い)

そのためには、重要箇所への線引き(物語なら心情が隠されている情景描写・表情・行動)や文を塊でとらえるトレーニング(説明文なら意味段落、物語文なら場面ごと)、可能なら要約を毎日15分程度で行っていくことがじわじわと効いてきます。

5年生の後半からは文章の抽象度が増すだけでなく、古めの小説も題材になってきます。

「フィーリングで解く」が通用しなくなるフェーズが訪れますから、今のうちからのトレーニングは重要となります。

 

③理科をなんとなく分かるで済まさない。

 

算数と同様、新出単元の初動で貯金を作りたいところです。

理科が重要なのは根本理解。

 

地軸が太陽の方向にお辞儀をしている絵が夏至の日の地球の絵。

地球は反時計回りに公転するから、Bが夏至なら、Cが秋分の日。

 

Bが夏至、Cが秋分と丸暗記するのではなく、なぜその答えになるのかを突き詰めていきましょう。

 

そのために、図鑑や実験動画は必要不可欠のアイテムです。

 

④社会は因果関係を抑える

 

理科と社会は、このような成績分布となります。

 

知識のインプットが不十分→A

因果関係のインプットが不十分→B

記述や表の読み取り・実験問題が苦手→C

すべてできる→S

 

つまり、ボリュームゾーンからの脱却の第1歩は因果関係に注目することです。

 

京葉工業地帯は海沿い。原油がタンカーで送られてくるので、石油化学工業がさかん。

一方、関東内陸は内陸部なので、化学はさかんでない。

 

差がつくのは内容把握の選択肢。暗記だけでは差が付けられないので、因果関係までこだわった勉強が重要となります。

 

⑤間違えた問題の直しをSAPIX方式で。

 

SAPIXが秀逸なのは忘却曲線を意識したカリキュラム編成。

KTTは2週間前の学習からの出題で、マンスリーに出題される基礎トレは1か月前にやったものからの出題となります。

これを家庭学習にも応用し、1週間前に間違えた問題の直しをスケジュールに落とし込むなどを行うと、定着が深まります。

上位層はこのスケジューリングを実践しているケースが多く、これができるのは①や③など、その週の新出単元の消化が早いからです。

人間はどうしても忘れる生き物です。3日前のご飯は覚えていないのと同じで、触れていない期間が長ければ長いほどどんどん抜けていきます。3日連続でカレーを食べていたら、3日前の食事はすぐ思い出せます。

 

⑥朝の使い方

 

今まで見てきた上位層は朝の時間の使い方で差をつけています。

8時間睡眠、8時間学校、4時間通塾はある種、皆平等です。

ということは、残り4時間で差をつけているのです。

 

過去の強者生徒は朝に基礎トレ・漢字・言葉ナビ・コアプラ×2・年表・語彙・魔法技8点セットを行っていました。(6年生でしたが…)

 

基礎学習を朝終わらせるので、帰宅後の時間が応用に進むことができます。

 

 

まとめますと、激化する中学受験において成績を上げるためには、「勉強法」「スケジュール」「時間の使い方」この3つが大きなカギと言えそうです。

 

 

※家庭教師が絡むプランが残りわずかになってまいりました。ご興味のある方は下記より追加をお願いいたします。

2025年09月12日 08:47

科目の優先順位について

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

さて、前回から複数回にわたり、中学受験「個別最適化」を考えています。

一番の想いである「後悔しないために、個別最適化」という理念を皆さんに広げていきたいからであります。

 

第2回は科目の優先順位について。

 

昨今の中学受験を過ごすご家庭はあれもこれもとまさにお腹いっぱいの状態に陥っています。

 

これを改善するために、私共は学年・成績を踏まえて、1日のタスクの優先順位をつけて、ご提案をしています。

 

前回の宿題号でも記しましたが、算数偏差値60国語偏差値40のお子さんと、算数偏差値40国語偏差値60のお子さんが同じ宿題・同じ優先順位で良いわけがないからです。

 

しかし、何が何でも算数が重要という情報が出回り、まずは算数をやらせようとするケースも少なくありません。

 

誤解のないように記すと、算数が重要であることに全く異論はありません。

 

ところが、入試の配点は算数も国語も同様。

 

2科目受験の場合、算数がいくら得意でも国語がかなり足を引っ張るようでは、事実上諦めなければなりません。

 

したがって、算数偏差値60国語偏差値40のお子さんが取るべき戦略は、算数の応用問題を優先順位1位にもってくるのではなく、国語の読解に対する家庭学習を1日15分でも行うことの方が喫緊の課題なわけです。(算数1科目受験の場合は、ご放念ください。)

 

もちろん得意なことを極めるという視点を否定しているわけではありません。どんどんと取り組むべきでしょう。しかし、全てのタスクが終わった後のご褒美的な位置づけにしておかなければ、成績アップに寄与する度合いは下がりますということです。

 

なぜなら、シンプルに偏差値60の科目を上げるよりも、40の科目を上げる方が簡単だからです。

 

1日のタスクを行う順番にまで拘る。

 

やや暑苦しい提案ですが、これも「個別最適化」につながると信じ、今日もコンサルティング・コーチングに邁進してまいります。

 

4・5年生で大手塾に通われている方も無料面談の相談が可能です。お気軽にお申し込みください。

 

2025年09月11日 09:33

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