スケジューリングはケースバイケース
こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
業務量が増えたため、ブログの更新が不定期となること、お許しください。
さて、我々は4大大手塾通塾中のご家庭を中心に、塾なし受験・小規模塾通塾中のご家庭と幅広く受け持っております。
すると、数多くのスケジュール策定をすることになるのですが、スケジュールの組み方は子どもが十人いれば、十人十色。
以下のような視点でスケジューリングを組んでいます。
①持っている実力が偏差値に反映されていない子(テストだと結果が出ないタイプ)
1、2回指導すると、持っている実力がどれくらいの偏差値に相当するかは大体わかります。
指導しているときは計算も早いし、理解力も高い。でも、結果につながらない。
こうした子は努力が苦手な傾向にあります。大体は…
そこで、やれば結果に返ってくるということを早急に子どもに感じさせることが重要です。
したがって、こうした子にはマンスリーテストや月例テストにコミットしたスケジューリングを策定します。
テストの2週間前からは、日ごろのタスクを度外視にした、「ザ・テストシフト」です。
なぜか。それはモチベーションと大きくかかわるからです。
子どもは基本、目下に見返りがないと動きません。やった結果が返ってこないから、モチベーションにつながらないのです。
将来、立派な大人になるために今、勉強していると言われてもピンときません。私もそうでした。
それに気が付くにはもっともっと多くの時間を必要とします。
したがって、こうした子のモチベーションはクラスを上げることが何よりの特効薬なのです。
勉強する→結果につながる→もっとやろう
こうした思考回路に変えることが重要です。
であるからこそ、努力が嫌いで、実力が結果に反映されていない子の場合は、結果を急ぎます。
5年生までの場合であれば、マンスリーや月例にコミットすれば、成績は確実に上がります。
②持っている実力と相応の偏差値であるケース
しかし、再三記してきたように、私は①の勉強法は好きではありませんし、長期的にみるとよくない勉強法です。
中間テストや期末テストはできるけど、模試になるとできなくなる。こうした勉強法をとっていると、こうなります。
なので、①に該当するお子さんやご家庭にしか、上記のようなスケジューリングは組みません。
そして、結果が出た時点で、実力と偏差値が見合うわけですから、②に切り替えます。
したがって、基本的には②で対応します。
持っている実力と偏差値が相応であるケース、これを引き上げるには日ごろの勉強を質高くこなしていくことが重要です。
質高くとは何か、これは「理解しながら」進めるということです。
マンスリーや月例にコミットした勉強だと、短期的な知識の積み上げはできるでしょう。算数も数違いの問題には対応できるでしょう。
しかし、記述問題や一ひねりされたような、真の理解が求められる問題には太刀打ちできません。
なぜか。日ごろから理解しながら進めるという作業が不足しているからです。
であるからこそ、算数は解法説明、理科や社会は音読まで行わないといけないのです。
算数の〇付けをして終了、理科や社会は穴埋めをして終わり。これで終わってはいけないのです。
読解も、誤っている選択肢に「なぜ」と突っ込みを行わせます。
その代わり、毎日のタスクは全科目少しずつ。とにかく質を高めるために、こうした取り組みを行っています。
目先の結果にこだわるのであれば、間違いなく①が手っ取り早いのですが、6年になったときに間違いなく苦しみます。
穴だらけになります。なぜなら、短期記憶型学習の積み上げでやってきているため、恐ろしい勢いで忘れるからです。
したがって、4・5年生のうちから②の勉強法で日々、過ごしていくことが大切です。
あくまでも、①は1回限りしか使えない、特効薬と位置付けましょう。