中学受験コンサルティング タカベル

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大手塾でやっておきたいサポート④

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
 
さて、大手塾を攻略するためには、
①タスクの優先順位付け
②全科目少しづつ、毎日のスケジューリング
③家庭内テスト(知識科目)で確認
 
と、述べてきました。
 
今回は、理解力を要する算数と物理・化学の確認方法を記しておきたいと思います。
 
さて、こんなことがよく発生しないでしょうか?
 
「あれだけ、家でやったのに…」
「なぜ、本番で間違えてくるの…」
 
元来であれば、このようなことは発生しません。計算ミスは例外ですが…
 
計算ミス以外で間違えている場合、それは理解していないことに他なりません。
 
個別だろうが、家庭教師だろうが、親塾だろうが、子どもが100%理解できていれば、同じ問題が出て間違えることは絶対にありえないのです。
 
「本番で緊張してしまい…」
 
こういう子はなおさら、100%の自信をもって、テストに送り出してあげなければならないのです。
 
理解力を要する算数や物化でこうした現象が発生するのは、算数と物化を「暗記」として捉えているためです。
 
暗記と捉えていると、本番の緊張感で頭が真っ白になってしまい、解法が出てこなかったということが起こりえます。
 
これを防ぐためにも、こうした科目は暗記になってはならないのです。
 
では、どうして暗記になってしまうのでしょうか?これは、ある作業が不足しているために発生する問題なのです。
 
算数や物化は個別や家庭教師でフォローを行うことが、他の科目よりも多い傾向にあります。単純に覚えるという作業ではないからです。
 
でも、個別や家庭教師でフォローしてもらっても、伸びない子は伸びません。
 
なぜか。
 
教えてもらって満足しているからです。よほど腕の悪い指導者でない限り、1対1や1対2の少人数で授業を行えば、子どもを理解させることはできます。 「その場では」
 
そう、その場では理解できたという状態になるため、親御さんには「分かった」「できたよ」と報告をします。その報告で、親御さんは安心をします。
 
問題はここなんです!!
 
安心してはいけません。ここでも確認の作業が必須となります。
 
本当に理解できているかどうか、「解法を説明させる」作業を盛り込んでください。
 
100%理解できていれば、間違いなく説明をすることができます。しかし、理解できていない問題は説明に窮してしまいます。
 
算数や物化は〇の数ではなく、この解法説明こそが理解度をはかるポイントなのです。
 
腕の良い指導者であれば、発問の中で理解できているかどうかをはかってくれます。ところが、併設個別だと大学生が担当しているケースも多いです。情熱はあるのでしょうが、指導技術はまちまちです。
 
通わせて満足、教えてもらって満足の状態から脱却することが、大手塾攻略のポイントの一つと言えます。
 
なお、書籍の無料お申し込みをまもなく締め切りとさせて頂きす。多数のお申し込み、ありがとうございました。
2021年04月18日 09:00

大手塾でやっておきたいサポート③

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
 
前回の2回で、スケジューリングとスモールステップが重要であると述べました。
 
科目ごとに優先順位をつけ、毎日のタスクの中にそれを落とし込んでいく。1日で1科目を完結させるのではなく、毎日少しづつ全科目を取り組む必要性に言及しました。
 
ある意味、この2つは膨大な大手塾の教材を整理するという作業です。
 
今回は、より踏み込んだ大手塾攻略法を紹介します。
 
それは、「確認」をするという作業です。
 
整理したタスクを子どもが実行します。実行する手段としては、いくつか考えられるでしょう。
 
① 一人で取り組む
 
② 保護者と取り組む
 
③ 家庭教師や併設個別を用いる
 
どの手段がよくて、どの手段が悪いということは言及しません。家庭の事情や経済的な要素も含まれてくるため、一概には言えないでしょう。
 
しかし、どの手段を選択するにせよ、共通して絶対に行わなければならないことがあります。それが、「確認」という作業です。
 
要は、「やりっぱなし」「やらせっぱなし」になってはいけないということです。この状態になっていると、どんなに秀逸な学習計画を立てても、どんなに子どものモチベーションが高くても、効果的な学習につながりません。つまり、結果にはつながりません。
 
そこで、オススメしているのが2つのやり方です。
 
一つ目は、家庭内テスト。二つ目は、解法の説明を行わせること。
 
家庭内テストは知識系の科目にオススメしているやり方です。漢字・言語・地学・生物・社会がそれに該当します。
 
流れとしては以下の通りです。
 
宿題終了→暗記→家庭内テスト→間違えた問題にチェック→解きなおし
 
この一連の流れを宿題を行ったその日のうちに実行します。
 
これを行うメリットは2つあります。
 
1つ目は、時間の節約。
 
一見手間がかかり、時間がかかるように思います。ところが、多くの家庭を見てきましたが、1回正解できている問題を再度解きなおすご家庭がまた多いのも事実。時間は無限にはありません。むしろ、中学受験は時間をいかに節約できるかの戦いであるかと思います。
家庭内テストを行った後に、間違えた問題番号にチェックをつけるという作業を行います。そこで、チェックが付いた問題のみ、土日に復習をし直せばよいのです。
 
2つ目は、緊張感。
 
後で確認をされるという意識があると、一定の緊張感をもって取り組むようになります。負けず嫌いな子は良い点数をとろうとモチベーションが高まるでしょう。また、親御さん目線でのメリットもあります。それは、勉強法のアドバイスや修正を促すことができるということです。今やった宿題のテストの点数が悪いということは、勉強の行い方に問題があります。例えば、音読をしていないとか、書いて練習していないとか…
そうした問題点をあぶりだせるという点でメリットは大きいと思います。
 
知識事項はこうした家庭内テストを利用することにより、定着と時間の節約を図っていきましょう。
 
次回は、これとは別のやりかたをとる算数について言及したいと思います。
2021年04月17日 09:00

大手塾でやっておきたいサポート②

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
 
前記事にコメント頂いた方も仰っていたように、3つの大手塾は宿題のボリュームが膨大、1つの大手塾は拘束時間が長いという特徴をもっており、いずれの選択肢をとるにせよ、難関校に向けて保護者のサポートが必須となります。
 
前記事では科目ごとの優先順位をつけるということを記しました。もちろん、多くの中学受験は4科目で行われますから、理科と社会も4・5年生の段階から取り組んだ方がいいことは間違いありません。しかし、これは算数と国語が安定した結果を残せている場合に限ります。
 
6年生の後半から、算数と国語は伸びなくなり、理科と社会は他の受験生が追い込みをかけてくるため、相対的な偏差値は下がります。したがって、4・5年の学習のポイントは算数と国語でジェットコースターを起こさないことと、大手塾の中でもこの2科目は少なくとも真ん中の位置をキープしておきましょうということです。このレールに乗っていないと、6年で厳しい戦いを強いられることになります。こうした考え方に基づいた、前記事の優先順位とご理解いただければ幸いです。
 
さて、本日はやっておきたいサポートの第2弾。
 
それは、「スケジューリング」です。
 
よく散見されるケースとして、1科目の宿題を1日で終わらせ、その科目の通塾日まで何もやらないというご家庭を見かけます。
 
例えば、こんな感じ。
 
月…算数通塾日
 
火…算数の宿題
 
水…国語通塾日
 
木…国語の宿題
 
金…理社通塾日
 
土…理科の宿題
 
日…社会の宿題
 
エビングハウスの忘却曲線という理論があります。ある単元を学習しました。その単元を1日後に行うのと、3日後に行うのでは思い出すのにかかる時間の節約率がかわってきますよという理論です。例えば、1日後に学習をし直すと30分で記憶がよみがえるが、3日後では記憶をよみがえらすのに90分かかる等のことを指します。
 
この理論に基づけば、上記のようなスケジュールは悪くないように思います。授業の翌日に宿題を行っていますからね。
 
ところが、その先はどうでしょう。月曜日に算数の授業を受けました。火曜日に宿題をやりました。ここまではいいのです。
 
火曜日に宿題をやった内容の記憶が、翌週月曜まで保証されているでしょうか。日が経つにつれて、どんどん学習の定着が悪くなってしまいます。だから、確認テストの結果にもつながってこないのです。
 
そこで、オススメしているのが4科目を少しづつ取り組むという勉強方式。
宿題が10ページあるとすれば、通塾日以外の4日間に分けて取り組むというスタイルです。
 
1日目…4ページ→家庭内テスト
2日目…3ページ→家庭内テスト
3日目…3ページ→家庭内テスト
4日目…家庭内テストで間違えた問題の解法説明
 
この家庭内テストと解法説明については、次回以降にご説明します。
 
優先順位付けと、このぶつ切り勉強法に切り替えただけで、2回目の月例テストでいきなり偏差値を7あげたケースもありました。
 
同じ時間をこなしていても、少しの手間と勉強法をいじるだけで、結果につながります。
 
また、この勉強法はモチベーションにも大きく左右します。たとえば、算数が嫌いな子にとって1日丸々算数だけをやるのって大変苦痛です。はじめから、「うわ…今日は、算数の日か…」という意識で勉強に臨むのと、得意科目の勉強が少しでもあるかって大きく学習意欲が変わってきます。
 
こうした優先順位付けとスケジューリングは、大手塾に限っては親御さんが行わなければなりません。冒頭記したように、タスクが膨大だから。あくまでも、子どもは学習に100%集中できるよう、環境整備をしてあげましょう。
2021年04月16日 09:00

大手塾でやっておきたいサポート①

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
 
さて、前回の記事で大手塾に入塾させるには、親御さんの積極的な学習参加が必要であると記しました。
 
では、具体的にどういう観点で参加すればよいかについて、言及したいと思います。
 
①学習計画を策定すること
 
大手塾の宿題はこなすだけで精一杯となります。消化不良を起こし、分からないまま問題が積み重なってしまうと、成績に影響するだけでなく、モチベーション低下に繋がります。
モチベーション低下に繋がると、自己肯定感への低下に繋がります。影響が中学受験だけでない方向にまで飛び火してしまいます。
 
したがって、本人の力や理解度に応じて、やるべきタスクを整理する必要があります。そこで、4・5年の優先順位を簡単に整理したいと思います。
 
1、算数の計算
2、漢字と言葉
3、算数の一行問題
4、算数の新出単元基本問題
5、読解の精読
6、算数の苦手分野
7、算数の新出単元練習問題
8、理科計算分野
9、理科・社会知識
10、算数の応用
 
5と6を飛ばして、9にいく人が多いですが、算数と国語に課題を抱えている人は5と6を盛り込むべきです。
 
大手塾はマンスリーや月例に追われて、理社に力を注ぎがちになりますが、再三ブログで記したように、国語の方が優先順位は高いのです。
 
こうした優先順位をつけた上で、日々のスケジュール表に盛り込む。親がすべきサポートの第一段階はこの作業となります。
2021年04月15日 09:00

大手塾に通わせること

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
 
私はメガバンク勤務を経て教員になり、独立して現在に至ります。
 
この勤務経験は大変大きかったなと感じる今日この頃です。銀行勤務の時は、数多くの中小企業の社長さんと本気のビジネスを行っていました。子どもをよくしようと思えば、本気で保護者に向き合わなければいけません。また、将来社会に出ることになる子どもを育てるという時に、教育者が社会を経験しているかどうかは本当に大きい要素かと思います。(賛否両論ありますが…)
 
この経験を活かし、今日も頑張ろうと思います。
 
さて、本日のトピックは中学受験大手塾。世の中には無数に塾が存在しますが、その中でも大手塾と呼ばれる塾は4社。
 
これに対する、私の考えを記していきたいと思います。
 
まず、通わせて結果を出したいのであれば、親御さんの全面的なサポートが必要ですということです。生半可な気持ちで、中学受験を大手塾で臨むと確実に失敗します。
 
4社のうち3社は小学5年生の時点で中学受験に必要なカリキュラムは終了となります。加えて、6年生になると、土曜・日曜・塾からの副教材と膨大なカリキュラムが塾から提示されることになります。この点は、一つ覚悟しておかなければならない点です。
 
加えて、各塾が発表している合格実績は人数ではなく、延べ人数であるという点です。開成に合格する子は栄光にも、市川にも合格します。発表されている人数はこうした総取りの子もカウントされているため、実際に難関校と言われるところを合格できるお子さんは塾の上位20%~35%というのが実態です。レベルの高いお子さんが集まる大手塾でも多くの子は難関校には手が届かないのです。
 
こうした現状を踏まえると、大手塾を使って難関校に合格することは親御さんの手厚いサポートがなければ、乗り切ることが難しい戦いであるのです。(1聞いたら、5理解できるようなお子さんは除く)
 
周りが遊んでいる中、きついカリキュラムをこなして合格できればいいのですが、不合格になってしまった場合は心配です。
自分はできないんだと、負の感情をしょい込んだまま、人生を棒に振ってしまった人もいます。
 
極論ですが、大手塾に通い続けて、Y偏差値50(S偏差値40)位の学校にしか手が届かないのであれば、個人塾か塾なし受験を最初からしていた方が賢い選択であるように思います。きついカリキュラムに追われず、自分のペースにあった学習を行うことができる可能性が高いからです。
 
ここで、よく議論になるのが「アウトソーシングして、課金すればよいのでは」という議論。
 
もちろん、そうした考え方もあります。ところが、実態は保護者の取り組み方によって、結果に差が出ることもまた事実。お金を払っているのだから、すべて任せて成績が上がるのを待つスタンスの保護者が本当に多いです。要は、やらせっぱなしです。
 
こうしたスタンスですと、結果にはつながりません。子どもと接するときは、確認する作業が本当に重要です。
言ったことや指示したことがあれば、できているかを確認。これを繰り返していくことです。
 
アウトソーシングした場合も同様。習った内容をしっかりと確認する作業までやってはじめて、通わせた価値につながるのです。
 
おしなべて言うと、しっかりと学習面に関わることのできる親御さんであれば、大手塾に通わせてよいでしょう。
しかし、その自信がないのなら、手厚く見てくれる学習環境を選択せべきであると思う、今日この頃です。
2021年04月14日 09:00

中学受験の意義③

③ 「戦闘力の高い社会人となる土台を作れる」
 
この要素は本当に大きいと思います。さて、戦闘力の高い社会人とはなにを持って、定義されるのでしょうか?
私が思う、戦闘力の高い社会人とは以下の要素を持っている人かと思います。
 
・勉強しなければならない時に、勉強することができる人
 
民間企業に勤めるにせよ、起業するにせよ、その分野のスペシャリストにならなければ戦闘力の高い社会人にはなれません。時代が大きく変革する中で、その流れについていくためには勉強し続けなければなりません。こうしたときに、中高生の頃からそうした癖が身についているかどうかは大変重要です。わたしの母校は、中3から数学ⅠとA、高1から数学Ⅱ、Bと1年前倒しのカリキュラムが組まれていました。また、高2からは文系、理系クラスに分かれて、勉強をすることになります。おのずと学習しなければついていけなくなるカリキュラムが整備されているため、勉強するようになります。
 
・強みがなにか1つでもある人
 
先ほどの話と若干重複しますが、その分野のスペシャリストになれる人間は世の中で活躍していけます。興味・関心の幅が広げられる私立はそういう環境に最適です。留学プログラムを整備している学校もあります。プログラミング教育が充実した学校もあります。特定のスポーツが強い学校もあります。文科省が、プログラミング教育や英語教育の重要性をうたい始めて久しいですが、公立は予算の財源に限りがあるため、専門性の高い教員を質・量ともに配置できません。しかし、私学は専門性の高い教員に出会える確率が高いです。(ここでも可能性論ですが)
そもそも、文科省のカリキュラムという縛りがあるため、公立は独自色を出すには限界があります。独自色を出せない環境からはスペシャリストは生まれづらい構図となっているのです。
 
・発信力、表現力の高い人
 
学生起業でもしない限り、多くの人が就職活動を経験します。就職活動で避けて通れないのは、自分の売り込み。エントリーシートや面接なんかはまさに、自身の売り込みという作業です。そうしたときに、発信力や表現力の高い人は戦闘力が高いといえます。また、起業をするにしても、ブログやSNSで発信することが必須となる時代となりました。前記事にも記しましたが、私立は自分自身の境遇と比較的近しい人と6年間を共にするわけです。狭いコミュニティーではありますが、自分を出せる可能性が公立よりも高いのです。自分を出せることが自信へとつながり、発信力や表現力へとつながります。これは、私の体験談からくる考えです。実際、小学校の頃はどちらかというと人前に出るのが嫌いなタイプでした。これを変えてくれたのが、中学・高校の6年間です。私の中高ライフに関しては、今後発信していきたいと思います。
 
以上、中学受験の意義を3回に分けてお送りしてきました。振り返ってみると、偏差値の高い学校に入れることが中学受験の意義にはなっていないことが読み取れるかと思います。なんのために中学受験をさせているのか。その原点を常に忘れず、明るい未来をイメージしながら、つらい中学受験生活を乗り切りましょう!
 
2021年04月13日 09:00

中学受験の意義②

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
 
昨日の記事で、中学受験のメリットは公立の内申に左右されないことであると記しました。
 
今回は、中学受験の意義の2つ目を記したいと思います。
 
② 6年間、のびのびと過ごすことができる可能性が高い
 
2つ目の意義はなんといっても、これでしょうね。私の中学・高校ライフは「わたしの中学受験シリーズ」が終わった後に記しますが、少なくともこの6年間で私の人生は大きく一変しました。この6年間がなければ、今の行動力とトーク力は育まれなかったと思っています。
 
その要因は、「環境」。
 
私立は自分と経済感覚、学力、生まれ育った環境が割と近しい人と6年間を過ごします。
 
公立は生まれ育った環境、学力差、経済状況もバラバラ。こういう集団を一つにまとめる公立の先生には非常に頭が下がる想いですが、やはりそうした状況に身を置くと、私立よりも「いじめ」に遭遇する可能性が高まります。
 
ここでよく議論になるのが、社会に出たらいろいろな人と接さなければならないので、青年期からそうした環境(公立中学・高校)に身を置いておいた方がいいのではないかという議論。
 
これは、高卒で就職をする人は公立が良いと思います。なぜなら、高校が社会に出るための準備期間となるから。
 
ところが、私立中学・高校に通う人はそのほとんどが大学へと進学します。大学が就職の準備期間となるわけですから、中学・高校はむしろ将来的なことを考えても、人間性に磨きをかけた方がよいわけです。そうしたときに、自分の境遇と近い環境で育ってきた人間に囲まれていた方が、「自分」を出しやすいのです。「自分」を出せると、それが「自信」へとつながります。
 
経済的な格差や学力差が著しい環境だと、ヒエラルキー的構造が発生します。そこからひがみやねたみが生まれ、自分に自信を持てないから、他者を傷つけるということが横行します。直接伝えてくれればまだいいのですが、今はネットやSNS社会ですから、そうした感情が裏でやり取りされます。自分の知らぬ間に、批判される側に回る怖い世の中です。
 
誤解しないでいただきたいのが、私立ではこうしたことが全くなく、公立では頻繁にあるということではありません。あくまでも、こういう状況になる可能性が、私立では低く、公立では高いということです。なぜなら、私立には退学というカードが使えるから。
 
環境を買うために、つらい中学受験を頑張る。全力でサポートします!
 
こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
 
中学受験の意義は「内申に左右されない」「6年間をのびのびと過ごすことができる」と2点あげさせていただきました。
2021年04月12日 09:00

中学受験の意義①

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
 
こういう仕事をしていると、よくある質問が「中学受験の意義って何なんでしょうね?」と。
 
中学受験をさせる前は、中学受験という意義を深く考えずに臨んだものの、つらい勉強の毎日、クラスに追われる毎日、十分に遊ばせてあげられない毎日…これらを過ごすうちに、中学受験の意義に疑問を感じるご家庭が多くなってきます。
 
こういう質問を受けるたびに、自分なりに考えるのです。たしかに、中学受験をさせる意味って何だろう?と。
 
だって、周りの子は遊んでいるんですよ?どう考えても中学受験をしない方が健全な小学生ライフを送っているじゃないですか。
 
いえいえ。中学受験をさせる意義って十分にありますよ。もちろんデメリットもありますが…
私なりに整理をしてみると、3つあるような気がします。3回に分けてご紹介しますね。
 
① 公立の内申に左右されない
 
これは大きいですね。私、高校受験生も何年か担当したことがあったのですが、公立の中学生は内申をとるために、塾に通って一生懸命勉強します。中学受験で言えば、目先のマンスリーテストや組み分けテストが高校受験で言うところの中間テスト、期末テスト。
 
でも、これ大きく違うのです。
 
中学受験の組み分けテストやマンスリーテストはいくら悪くても、合格不合格には直接的には影響しません。ですが、公立高校の入試は内申が大きく響きますから、中間テストや期末テストが入試問題みたいなもんなんです。
 
あと見過ごせないのが、内申はテストの点数だけでは決まらないということ。私、教員をやっていたのでわかるのですが、教員も人間です。どんなにその子がいい点数を取っていても、やっぱり感情が入ります。授業の規律を乱す子や生活態度のよくない子は評価に検討が入ります。それが中学校だと、9科目なわけですから、9人の先生から高評価を得なければなりません。これって、結構不公平的な要素が強い戦いなんです。
 
だから、評価が分かりやすい中学受験をさせるメリットは大きいかなと。
 
つづく…
2021年04月11日 09:00

わたしの中学受験最終回

おはようございます。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
 
さて、今回が「わたしの中学受験シリーズ」最終号。
 
すでに結末を見せていますが、本番に至るまでの様子やそのときの心境に関して、つづりたいと思います。
 
そもそも、幼かった私は「緊張」という言葉は皆無で、どんなテストも飄々とこなしていました。(結果はともかく…)
 
まあ、パーソナリティーと言ってしまえばそれまでですが、打っていた対策としてはひたすら模試を受けていましたね。
 
SO、合不合…挙げればきりがありませんが、9月から本番に至るまで、約10回は受けたのではないでしょうか。
 
これ、雰囲気慣れという部分ももちろんありますが、一番大きいのは実戦経験を積むこと。
 
テストは戦略が大切です。「1分考えて分からなかったら、次にいくとか。」「物語と論説は得意な方から解くとか。」「理社の記述は後回しにして、ゆっくりと考えるとか。」もちろん、過去問のトレーニングの中でもこうした戦略を実行しながら行うのですが、本番になると雰囲気にのまれて、実行できなくなるのが中学受験の怖いところです。人生経験やテスト経験をある程度積んだ状態で臨む大学受験はこうしたことは稀ですが、12年しか生きていない小学生が臨むのですから、不測の事態はつきものです。
 
そうしたときに事前に模試で実戦経験を積むことは重要なのです。
 
そして、さらに重要な点が「模試と本番の受験も全く別物」ですよということです。
 
模試は合格可能性〇%という形で出ますが、受験は合格か不合格かの二択です。全く別次元のものです。
 
そこで忘れてはいけないのが、1月校の受験ですね。1月校が第一志望の子は練習の機会が少なくなるのでかわいそうですが、2月が第一志望の場合は、少々遠くても、1月校の受験を積極的にさせましょう。そして、1つでも合格を持っておくことが重要です。
 
経験ないでしょうか?就活で不採用が続いたときにくる、焦りや緊張。子どもも同様。1つでも合格を手にした状態で本番に臨めるかどうかは心理的な影響が本当に大きいです。わたしは土佐塾という高知県にある学校が東京会場を用意していたので、受験をしました。もちろん、過去問も一切解いていなかったので、初見でした。やはり、模試でのトレーニングが生きたのか、「少し考えて分からない問題は捨てる」「少し考えればできそうな問題はチェックをつけて後回し」を徹底したので、合格をもらえました。
 
やはり、子どもながらに合格はうれしいものです。はじめていままでの頑張りが認められた瞬間というか。クラスが上がったことと比ではないくらいの、達成感や喜びがありましたね。
 
その後、2月1日を迎えるまでの約10日間は学校をすべて休み(賛否両論ありますが…)、芝に向けて最後の追い込みをかけました。今までは鬼だった家族も、さすがにこの期間ばかりかは気持ち悪いくらいの変わりようで、メンタルケアに努めてくれました。母親が女神にみえましたね(笑)
 
そして、迎えた当日。
 
志望校はすべて親が決めていたとはいえ、子どもながらに2月1日は本当の本番。芝の問題だけひたすらやっていたので、志望度が高い学校であることは薄々ですが、勘づいていました。(こんなテンションってひどいですよね…)
 
いよいよ出発前、父親が会場までつれて行ってくれたのですが、玄関前で兄がかけてくれた言葉に涙をこらえきるので精一杯でした。
 
「洋平、3人倒してくればいいんだよ。今まで、その3人以上の努力してきただろ?大丈夫!自信もっていってこい!」
 
今まで、どぎつい指導を受けてきた兄のやさしさをはじめて感じた瞬間でした。
 
試験中は無我夢中で問題に取り組んでいたので、その様子は正直覚えていません。
 
手ごたえ的には、五分五分といったところでしょうか。
 
そして、2日。私と父は横国の試験会場へ。母親は家に待機。兄が芝の合格発表へ。家族総動員で、2日目の朝を迎えました。
 
私が受験をしているさなか、兄が声を震わせながら、電話で母に合格を伝えたそうです。そして、受験会場外で待機している父に母親が電話をして合格を伝えたとのこと。
 
試験を終えた私は、芝の合格発表が今日とは知らなかったので、次は竹早かと思い、気持ちを切り替えていました。(本当にひどいですよね…)
 
帰り道、父親から合格の知らせも聞かなかったので、めっちゃ演技していたのでしょうね…(笑)
 
かえって、ドアを開けると、「芝、受かってたよ」と母親の第一声。まともな子なら、ここで感動するのでしょうが、私は「フーン。明日、竹早だから早くご飯作って。」とKY発言(笑)
 
すると、「もう、勉強しなくていいんだよ。受験、おしまい。」と母の一言。
 
「えっ…」
 
それまで抱えていた胸のつかえや重荷が一気に抜け落ち、体が軽くなったように感じたのを今でも覚えています。
 
そこで、一言。「じゃあ、明日からゲームしていい?」
 
幼さ満載ですね。
 
「今日からでいいんだよ。」
 
そんなこんなで、私の中学受験は訳の分からぬまま終了しました。
 
家庭教師の先生に早速、報告。
 
「先生のご指導のおかげで、合格できましたっていうんだよ?」と母親。
 
「先生のお指導が合格になりました」と、相変わらず支離滅裂な日本語で報告を済ませた私。
 
でも、本当にうれしかったのでしょう。あと、寂しさもあったのでしょう。苦しんでいた状況を変えてくれた、算数の家庭教師の先生への報告は涙で余計、日本語になっていなかったです。受験で初めて流したうれし涙でした。
 
つらかったからこそ、感動が大きいのも中学受験。
 
子どもが壊れない程度のつらさで、感動と成長を感じさせてあげたい。
 
 
これが、タカベルの理念です。
2021年04月10日 09:00

わたしの中学受験⑪

こんにちは。中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
 
中学受験は質の高い授業を受けることも大切ですが、なによりもスケジュール管理。
 
能力は発達段階によって差がありますが、時間だけはみな平等です。
 
この時間を何に投下していくのか、はっきりいってこれが合否を分けます。塾の出す宿題はオーダーメイドになっていません。集団授業なので、レベル感の平均に絞って出されます。しかし、悩みが算数なのか、国語なのか、はたまた全科目なのかは人それぞれ。その子に合ったカリキュラム作りが本当に必要であると感じる、今日この頃です。
 
さて、わたしの中学受験シリーズ。私が退塾した6年9月~1月でやっていたことを体験談を交えつつ、ご紹介します。
 
① 理社の積み上げ
 
よく、「理科・社会は6年生夏以降に伸びるから、4・5年生ではやらなくてもいい」という話がありますが、これは半分正しくて、半分間違っていると思います。たしかに、6年生後半からでも理科と社会は伸びます。なぜなら、知識の積み上げで伸びる科目だから。
私も、6年生の後半から、四科のまとめ社会と当時は塾技がなかったので、応用自在理科をゴリゴリと解く毎日を過ごしていました。
 
でも、理科は伸びなかったですね。社会は伸びましたが。しかもですよ、夏の模試で理科は40。社会は60であったにも関わらず、ここから理科は伸びずに、社会は伸びたんです。
 
これ、なぜかと分析すると、社会は1回しっかり勉強していたから。1回しっかりやった学習をもう1度行うのですから、穴を埋めるだけでよいのです。一方、理科はスッカラカンだったので、鬼のように詰め込まれました。理科の家庭教師もつけていたぐらいですから。でも、そうした付け焼刃的な勉強って、その問題では通用するけど、他の問題になると通用しないんですよね。なぜなら、理科は社会以上に詰め込みだけじゃ対応できないから。
 
結論! 「4、5年のうちから理科と社会の宿題だけはしっかりとやっておこう。特に理科」(算国両方が下位でなければ…)
 
② 過去問のオンパレード
 
11月から第一志望となった芝、10年分×2周×1回・2回入試 =計40回分
第二志望群、横国と竹早、5年分×2周=計10回分(書くたびに、なぜ第二志望群だったのか不思議すぎるが)
第三志望群、攻玉社と桐蔭 3年分×2周=計6回分
 
分量はこれくらい解きましたね。でも、私が散々主張しているように勉強は、量ではなく、質!
 
何をやったかではなく、どうやったかで評価されるべきです。
 
わたしは、算数・国語・理科と敏腕家庭教師がついており、こういう流れで行っていました。
 
「家庭教師→過去問解く→戦術の伝授+解説→宿題」
 
わたしがミソだと思うのは、戦術の伝授と宿題。
 
入試って6割~6割5分とればよい戦い。逆に3割~3割5分は落としていいんです。この学校のここの問題は飛ばした方が良いとか、この学校の物語は易しいから、物語の方から解いたほうがいいとか、多くのアドバイスを頂けるんです。
 
あと、すごく大きかったのが宿題。私を教えていた敏腕家庭教師軍はこの宿題の出し方が秀逸でしたね。
 
はっきりいって、同じ問題が2度出ることはほとんどありません。過去問のやり直しも重要なのですが、一回苦手な単元にかえって復習をすることがやっぱり大切なんです。各科目とも苦手な単元と、志望校合格に足りない力を見極めて宿題を出してくださいました。
 
タカベルの考え方の原点はここなんです。何を教えるかではなく、毎日をどう過ごすかを子どもと保護者に教えることが重要。だから、我々はコンサルティングメインの家庭教師として存在しているのです。
つづく… (次回が最終回となります。)
 
2021年04月09日 09:00

中学受験コンサルティング
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