中学受験コンサルティング タカベル

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過去問の進め方

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

いや~、、、連日暑いですね。

この酷暑なので、カフェ巡りをしています。

 

今朝は中目黒のスターバックスロースタリーさんにお邪魔してきました。

開放感のある店内と限定メニューの数々、少し喧騒からはなれ、リフレッシュできました。

 

さて、本日は集団授業ベルスクの夏期講習最終日。

スタッフ一同、お盆も頑張ってまいります。

 

さて、本日は過去問の進め方について記してまいりたいと思います。

 

タカベルでは、9月以降この過去問学習をとにかく重要視してまいります。

 

同じ問題は二度と出ませんから、過去問をそんなにやりこまなくてもという声も十分理解できます。

 

しかし、戦において大切なことは、「戦術」です。

 

過去問対策が甘く本番に臨むことは、丸腰で戦場に突入していることと同義です。

 

ここからここまでは何分で解いて、どの順番で解いていくのか。

これを体にしみこませることこそ、過去問学習の意義となります。

 

タカベルでは下記のボリューム感で家庭学習の中に組み込むようにしています。

 

第一志望…10年分

第二志望…5年分

第三志望…5年分

第四志望…3年分

第五志望…3年分

計…26年分

 

9月の模試で出た結果を踏まえ、9月末から12月末までの13週間で26年分。つまり、1週間で2年分を消化するスケジュール感で行っていただいています。

 

解くだけで1年分3時間を要しますから直しも含めると、後期は平日1日と土日のいずれか半日はつぶれてしまうことを計算しなければなりません。これを塾に通いながら行うことは大変至難の業。

 

しかし、手前味噌ですが、この過去問を徹底的にやりこんでいただいた結果、昨年度のご家庭は2月2日の時点で全ご家庭受験終了を果たしていただくことができました。

 

塾の授業と家庭での過去問学習のバランスがしっかりと取れた結果であると考えています。

 

ちなみに、お勧めの解く順番ですが、これも様々意見があるのであくまでもご参考までに。

 

私どもは第二志望→第三志望→第一志望…という順番で導いています。

 

これは、「あれだけ夏休み頑張ったのに、意中の学校の過去問を解いたらボロボロ。もうだめだ、、、」という心理に陥ってほしくないためです。

 

モチベーションは10月~11月に落ちます。

 

これは単純にプレッシャーと模試・過去問の結果によるもの。

 

しかし、考えてもみてください。

 

2月に受ける意中の学校の過去問を10月~11月の段階でとれていたら、それは志望校を変えましょうという話になります。

 

そして、12年しか生きていないお子さんが1人の力で(もちろん、親御さんの多大なるサポートの元ではありますが)戦ってくる人生初のビッグイベントです。お子さんへのプレッシャーは計り知れません。

 

こうした観点から、手始めに第二志望から解いてもらっています。

 

しかし繰り返しになりますが、様々なやり方があるので、一受験人の私見として参考にしていただければと思います。

 

最後に、なぜあえてこの時期に過去問学習について言及したのか。

 

それは、それほど後期は時間がありませんということを伝えたかったためであります。

 

時間が取れなくなる後期だからこそ、この夏が重要。

 

そして、お盆休みも講座が開講されている塾がありますが、弱点補強と基礎学習の積み上げという視点も忘れずに。

 

夏休み後半戦も有意義に過ごしましょう。

 

※タカベルでは個別最適化の観点で過去問分析サービスを非常に重視しているため、6年生は3月末を以て、募集を締め切りました。

 

※8月12日頃にLINE登録者限定で「法人設立キャンペーン」を実施します。一人でも多くの友達登録をお待ちしております。

2024年08月10日 15:44

大切なご報告

本日2024年8月8日、株式会社タカベルを設立しましたこと、ご報告いたします。

 

2021年4月1日から創業をし、中学受験に悩むご家庭を1組でも多く救いたい。後悔しない中学受験を送ってもらいたいという一心で、「中学受験コンサルティング」というメインサービスを信じ、3年4ヶ月余り、駆け抜けてまいりました。

 

ここまで来ることができたのも、中学受験でタカベルを利用いただき、卒業されたご家庭・現在ご利用中のご家庭・講師陣の皆さん・お取引をさせていただいている業者様・SNSを暖かく見守ってくださる皆さんのご尽力あってのことと、御礼申しあげます。

 

塾講師・銀行員・私立教員を経て、2021年4月1日に独立開業をしました。当初は、家庭教師とコンサルタントの兼務をしながら、集団塾の開業を本気で考えたこともありました。

 

しかし、今の中学受験業界に必要なのは「個別最適化」という結論に達し、一人一人の成績や理解度に応じた学習計画の策定や、誰にでも通用するアウトプット型の勉強法を提案し続け、最近では1人1人の問題用紙と解答用紙を徹底して分析する4科目のテスト分析も交え、「個別最適化」に挑戦し続けてまいりました。 

 

サラリーマン時代よりも間違いなく激務です。しかし、この3年4ヶ月、とてつもないやりがいが私を動かしています。そして、我武者羅に每日を過ごしていたら、気づけば仲間や関わる方が年々増えていました。

 

法人化したからといって、何かが大きく変わるわけではありません。

 

理念の「後悔しない中学受験に向けて、個別最適化」

 

これにとことん拘って、本日から気持ち新たにスタッフ一同、邁進してまいります。

2024年08月10日 11:39

6年生社会の補強ポイント

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。 

 

本日はベルスク夏期講習5日目。

5年生は「通過算と時計算」「水溶液の性質」、4年生は「差集め算」を学習します。

 

5年生算数は情景図を書くことがポイントの単元になります。

中でも、時計算は苦手なお子さんも多く、頭で解こうとすると、限界があります。

7時と8時で短針と長針が一直線になるのは何時何分ですかという問題があったとすれば、7時ピッタリの時の絵と一直線になった時の時計の絵を2つ書き、角度の情報を絵に盛り込むようにしましょう。

 

頭が整理されるという意味合いもありますが、正しく絵をかけていれば、自分の出した答えが合っているか間違っているかを判別することもできます。一直線になる時の絵が大体7時5分になっているのに、30分という答えを出していたら、「アレ、おかしいな」と気がつけるわけです。

 

中学受験はとにかく具体に落としこむことと、手を動かすことが求められます。

 

そして、これは一朝一夕には身につけられません。4年生の段階から、この2つはしっかりと身につけておきたいところです。

 

また、上記に関連し、お子さんを無理にほめようとすると、どうしても結果に目が行きがちですが、こうしたプロセスをしっかりと取り組もうとしていれば積極的に認めてあげるようにしましょう。

 

合っている、間違っている、何点だったはもちろん最終的には大切です。

 

しかし、やりたいことを我慢して中学受験に臨んでいる子も少なくないはずなので、モチベーションが低いお子さんもいます。

 

そうしたお子さんに対しては、結果ではなく、プロセスを認める。1日1つ、プロセスの中で良かったところを見つけようという視点で接してあげると、良いかもしれませんね。

 

この積み重ねが、見たことのない問題に対して、「よし、やってみよう」というマインドに繋がってきます。

 

さて、本日は6年生社会の補強ポイントについて、記したいと思います。

まず下記に、優先順位をつけておきます。

 

①4まとやコアプラやメモチェの8割の習得

②年表

③憲法の条文

④地理の統計資料

 

ここで、ポイントになるのが最後の統計資料。

 

昨年9月の首都圏模試の大問3はすべて、この統計資料に関する問題でした。

 

しかし、全部を覚えるのは難しいですから、注目すべきポイントを絞ることが重要です。

 

ずばり、「2位」をしっかりとおさえること。

 

例えば、鉄鉱石と石炭とLNGの輸入相手先の1位はすべてオーストラリアですから、みんなこの知識はおさえられています。

 

したがって、作問者は差をつけるために、1位~3位までの国名や都道府県を明示し、これは何の品目ですか?という問題のパターンで出してくることが太宗です。

 

6年生に限らず、4・5年生も社会の資料を学習するときはこの2位に注目をするようにしましょう。

 

産地ランキングや輸入相手先の他、都道府県別人口と面積の上位5つ・下位5つずつ、世界人口のランキングと面積も確認できるとよいですね。

 

しかし、まずは4まとなどの基軸教材を行ってからのデータバンクです。

 

社会はまだまだ今後も伸びていく科目ですから、あきらめずに1つ1つ積み上げていきましょう。

2024年08月07日 11:37

夏休み中に意外とやっておいた方がよいこと

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

ベルスクも今日が3日目。

 

本日は5年生が「相似」「電気抵抗」、4年生が「分数の掛け算・割り算」を学習しました。

 

相似のポイントは、高さが同じ三角形と高さが異なる三角形では相似比と面積比の関係が異なることをしっかりとマスターしましょう。これはつまずくお子さんが非常に多いです。

 

そして、相似の基本型をおさえること。まずはクロス型とピラミッド型。慣れるまではどの三角形とどの三角形が相似なのか、色をつけて可視化することをオススメいたします。

 

後期につながる重要単元、明日からも講師ともども全力で授業を行います💪

 

さて、夏期講習も折り返し地点に達してきたことと思います。

 

もちろん、最優先タスクは夏期講習の復習ということになるのですが、意外とやっておいた方がよいこともあります。

 

それは、前期のテストの復習です。

 

週テストやDCなどすべてを行うことは難しいですから、組み分けテスト・マンスリーテストSO・首都圏模試・合不合・志望校判定などの大きなテストの復習を行うことをお勧めいたします。

 

夏期講習は先に進む単元も含まれているので、前期の復習という観点からでみると、薄くなりがちです。

 

しかし、前期の復習をすべて行うとなると、膨大な時間を要してしまいます。

 

そこで、ポイントを効果的に復習ができるのが組み分けや模試の復習。

 

偏差値60をめざすなら、正答率40%以上の問題。偏差値50を目指すなら、正答率50%以上の問題と、お子さんのレベルに応じて、該当の正答率の問題を復習しておくだけでも、だいぶ変わってくるかと思います。

 

繰り返しになりますが、4~6年生の後期は前期の復習どころではなくなります。

 

毎週降ってくる新出単元が各科目で難化することや、6年生は過去問と特訓講座で時間がとにかくありません。

 

この時間がまだあるタイミングで、折角受けたテストを有効利用するようにしましょう。

 

2024年08月05日 16:26

理科の学習は座学だけでは無理です

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

ベルスクの夏期講習が2日目を迎えました。2日目は5年生が「比例式」「ばねと浮力」と、4年生が「分数の足し算と引き算」を学習しています。

「比例式」は使いこなせると、今後理科のグラフ絡みの問題にも大きく役立ってくる重要な範囲となります。単純に内項の積と外項の積が等しくなる等と公式でおさえるのではなく、原理・原則(比例式の意味)をしっかりとおさえることが使いこなせるようになる秘訣です。この単元は計算ができれば良しでは全くありません。

まずは、比例の表を用いて、片方が2倍・3倍になれば、もう片方も2倍・3倍なるという関係が比例の関係であることを意識させましょう。

単純に片方が増えれば、もう片方が増えるという関係ではないことに気づかせます。

意外と、比例と呼べるものには◯・反比例と呼べるものには△・どちらとも言えないのは✕をつけなさいという問題は、原理・原則の理解度を確認する上で打ってつけの問題です。

次に単位を意識します。

何の単位が2倍・3倍になっているのか。

1kg500円の小麦粉を3kg買った。
いくらですか?

比例なので、kgが3倍になっているから、値段も3倍になる。

1kg500円の小麦粉を2000円分買った。
買ったのは何kgですか?

比例なので、値段が4倍になっているから、重さも4倍になる。

比較する単位はあくまでも同じもの同士を比較する。

ここまでの原理・原則の理解を行ってから、比例式に移るようにしましょう。

一見、比は最初の方の内容が簡単で出来も良いので油断しがちですが、これを曖昧な理解にしていると、後々響いてきます。

じっくりと原理・原則をマスターすることを目標に頑張りましょう。

 

さて、理科につながるという冒頭に関連して、本日は理科のオススメハイブリット副教材をご紹介します。

 

まず、理科という科目は子どもにとって馴染のない(実生活ではお目にかかれない)領域がほとんどです。

 

人体・天体・化学変化・てこ…

 

はっきり言えば、知らなくても生きていけてしまうので、子どもにとっては未知の領域なのです。

 

そんな時に必須のアイテムが「画像×動画×実験」のハイブリット副教材。

 

画像は「なるほど理科図録」

動画は「NHK for school」

実験は「理科実験教室」

 

この3つを家庭学習のアイテムにすることで、理解度が深まってきます。

 

やはり映像や実体験に勝る教材はありません。

 

昨今の理科実験教室は月1回で、過去に中学受験の入試問題になった実験を行ってくれる教室もあるので、勉強が行き詰ったときの息抜きとしても有効です。

 

昨今の中学受験は算数と国語と同じ時間を理科にもかけなければならないほど、実験考察系の問題も増えてきました。

 

この夏休み、実験教室や図鑑を用い、理科克服の第一歩を踏み出しましょう。

2024年08月04日 13:40

見落としがちな個別指導・家庭教師の留意点

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

タカベルでは本日から8月10日(土)まで集団授業「ベルスク」の8日連続夏期講習が開講しました。

 

この夏期講習の目玉は四谷系列の夏期講習テキストを用い、5年生・4年生の新出単元の原理・原則を徹底して指導していくこと。

 

特に算数では、5年生の「比」「平面図形と比」。4年生は割合につながる「分数・小数」を中心に、大手塾の夏期講習では後期につながる重要単元を学習したことと思います。1回では理解が難しいが、ここがわかっていないと入試の頻出分野への対応が後手後手になります。

 

まだスタートして3か月の若いサービスですが、ベルスクもかわいがっていただけますと幸甚です。

 

さて、本日は「見落としがちな個別指導・家庭教師」の留意点というタイトルで記してまいりたいと思います。

 

個別指導や家庭教師業者は星の数ほど存在するので、集団塾以上に選択に頭を悩ませるかと思います。

 

そこで、選択を行う上での留意点についてまとめておきます。ご参考になりましたら幸いです。

 

①子どもとの相性

 

個別指導や家庭教師は1対1なので、まさしく「師弟関係」になります。

信頼関係なくして、師弟関係は生まれません。

親御さんはどうしても実績に目が行きがちですが、講師にも子供の偏差値帯によって、指導上の得意不得意があります。

成績低迷しているお子さんを伸ばすのが得意な講師、ベースはできていて、それを1段階上に押し上げることが得意な講師と様々です。実績ではなく、お子さんの相性という観点を重視しましょう。

学ぶのはあくまでもお子さんです。

 

②親御さんと塾長の相性

 

タカベルでも年々、私ども一本で中学受験をお任せいただいているご家庭が増えています。

特に個別一本で中学受験を行うとなった場合、親御さんは適切な情報を塾長以外からは入手することができません。

もちろん、今はネットやSNSに情報があふれていますが、それを取捨選択することがより難しくなっています。

そうしたときに、親御さんと塾長の相性という観点は非常に大切です。自戒をこめて。

 

③学生講師の場合

 

誤解のないように記すと、学生講師を否定しているわけではありません。

むしろ、学生講師のよさは年齢が近い分、小学生目線に立てるというメリットもあります。

しかし、一つだけ留意が必要なのが、就職活動等で途中抜けがある場合。

特に、6年生の途中で抜けることがあると、お子さんの苦手分野や癖を知らない後任が最終盤の指導にあたることも。

②と重複ですが、塾長と密にコミュニケーションをとり、抜けることがないかどうかは定期的に確認をしておきましょう。

 

④システム面

 

①~③が前提にあったうえで、あった方がよいシステム面。

 

・教材はご家庭からの要望を受け付けてくれる。

・体験授業がある。

・講師からのフィードバック

 

とくに一つ目の教材面は重要です。まれに塾が指定した教材以外は受け付けませんというケースもあります。

もちろん、プロの目線でお子さんに必要な教材を提案してくれていれば問題ないのですが、半ば営業の教材購入ありきの塾は、個別最適化が特に必要な中学受験においては不向きです。

 

以上となります。

 

最後に。

 

私どもは学習計画とセットで家庭教師の指導を行っています。

これは、親御さんがどの教材を扱ってもらったらよいのかを考える負担を軽減する意味があります。

 

毎週のスケジュールに、

 

〇回練習問題間違えたところ+〇回例題・類題→家庭教師

 

という具合で記載を行い、家庭教師に習うべきところを明確化しています。

 

夏休みも2週間が経過。

 

後期のスタートダッシュに向け、学習環境の指針になりましたら、幸いです。

 

2024年08月03日 13:43

どの学年にも通ずる効果的な学習法

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

テストフィードバック面談が終わり、タカベルではこれから6年生に現時点での志望校調査プリントを配付をいたします。

 

割と仕事が落ち着く8月に、提出いただいた志望校一覧を精査し、本人と問題の相性・第一志望校と併願校の相性を見極め、最適な受験プランの提案を行っていきます。

夏期講習で頑張っている子どもたちのためにも、私たちも休むわけにはいきません。

 

さて、気が付けば受験まで残り6か月を切りました。

明日で四谷系列生は夏期講習が一段落をするかと思います。

 

夏期講習はどの学年も、いわばお腹いっぱいの状態に陥ります。

しっかりと吸収できていれば良いのですが、多くのお子さんは消化不良に陥りがちな時期です。

 

なぜなら、いつもは週1回に新単元1つだったのが、連日のように新出単元というケースも珍しくありません。

 

そこで大切なのは明日からの夏期講習のない時間の使いかた。

 

どの学年でも通ずる効果的勉強法という視点で記したいと思います。

 

まず、大前提として意識したいのは、「間違えた問題」へのアプローチ。

 

学力はほとんどこれで差がつきます。

 

しつこいくらいに間違えた問題へのアプローチを行うことができたか。

 

合っている問題をいくら解いても学力への向上にはつながりません。

間違えた問題へどれだけ真摯に向き合えたか。これに尽きます。

 

以下のマニュアルを参考に、早速明日からお試しください。

 

~当日~

 

1、解く

2、〇付け

3、間違えた問題番号に赤のチェック→これがとにかく重要。

4、解説を読む

5、解説を見ずに解けるかどうかを行う(読んで理解できた場合)

5、教えてあげるもしくは個別や家庭教師に聞く(読んでも理解できない場合)→個別や家庭教師がいる場合は深追いせず、聞く。

6、1時間後など時間を決め、その日のうちに時間をおいて、子どもに親御さんへ解法説明させる。

 

~翌日~

 

・翌日のタスクに取り組む前に、前日間違えた問題から解く。

・再度間違えた問題は青のチェック(計算間違いや読み間違いは不要だが、反省点を記載)

・その日のタスクに取り組む

 

~1週間の最終日~

 

・タスクは進めずに、間違えた問題の直し専門日とする。

・赤チェックと青チェックの問題のみを行う。

・そこでも間違えた問題は緑チェック。→個別や家庭教師がいる場合は、聞いた方がよい問題。

 

直しをここまで行うことができれば、学力は上がらないわけがありません。

しかし、塾から大量のタスクや毎週のテストを求められると、ここまでの精度ではこなせないかと思います。

であるからこそ、塾の宿題を間引き、全体の量をコントロールし、1つのタスクにじっくりと取り組む。

 

そして、個別や家庭教師に丸投げをするのではなく、上記の「個別や家庭教師に聞く問題」を中心に指導仰ぐ。

 

私たちの所属生はみなこのプロセスで行っていただいています。

 

現在成績不振にお困りのご家庭は、環境を変えるか、このやり方に切り替えるでしか成績は上向かないと断言します。

 

中学受験での親御さんの役割は多岐にわたりますが、この管理こそが最も大きな仕事であると感じる今日この頃です。

 

近日中に過去最大級のキャンペーンを実施します。LINE限定でのお知らせですので、友達登録をお待ちしております。

2024年08月02日 22:41

6月30日のテストの位置づけ

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

3週間にわたるテスト分析面談が終わり、ようやく私も小休止となりました。

来たる次のテストに向けて、1週間英気を養いたいと思います。

 

さて、明日は6年生テストのオンパレードです。

四谷の合不合、日能研の志望校判定テスト、サピックスの組み分けテスト、、、

 

本日はこれらテストの位置づけについて、記していきたいと思います。

 

日ごろコーチングで接している子どもたちには、下記のようなお話をしています。

 

「今回は偏差値や合格率が重要なのではない。でも、とにかく非常に重要なテストである。それは、夏休みの学習の方向性が定まるテストだから。」

 

これを2週間くらい前から、繰り返し説明をしています。

 

どういうメカニズムなのか。

 

私が最も数字にこだわるべきテストは9月の模試であると位置づけています。

 

夏に頑張ったことが9月にそのまま成果になるわけではないのですが、ここが一つの区切りであるからです。

 

それは、過去問演習がスタートするからです。

 

タカベルでは9月後半から過去問学習をスタートしてもらっています。

 

そして、この答案分析を私共は最重要業務であると位置づけています。(そのため今年度の6年生は3月31日で締め切りとさせていただきました)

 

なぜなら、この過去問のやりこみ具合で偏差値5程度なら簡単にひっくり返せるからです。

 

2月1日難関校に合格したお子さんでも、1日午後の安全校と位置付けていた学校にご縁がなかった。

こうしたケースも珍しくはありません。

 

それは単純に過去問のやりこみ具合であると考えています。

 

お子さんによっては、チョコレートがアメに変わっただけで、別の問題に感じる子もいるくらいです。

 

上記は大袈裟な例ではありましたが、詩を出す学校。世界地理を多く出す学校。記述が多い学校。途中式を書かせる学校。

 

学校が10個あれば、傾向は10通りです。

 

なので、受ける学校に対しては万全の準備をして臨む必要がある。環境が年々厳しくなっている中学受験を乗り切るには必要不可欠な事項です。

 

その過去問演習を9月末からスタートするのであれば、9月の模試の結果を踏まえ、受験校ラインナップを固める必要があります。

 

であるからして、9月の模試は数字が重要であると位置づけています。

 

では、9月の模試である程度の数字を出すには何が重要なのか。

 

それは、夏休みの頑張りです。

 

以前のブログでも記しましたが、夏休みは最後のまとまった時間が取れる時期。

 

そして、9月以降過去問が家庭学習に入ってくる。(解くだけで3時間かかります)

また、通塾日も増える。

 

9月以降に弱点補強や基礎固めをしている時間は現実的に取れません。(塾にフル参加ならば)

 

裏を返せば、夏休みに弱点補強や基礎固めをしておかないと、その先の戦略がなし崩し的に遅れてしまいます。

 

では、夏休みに頑張ると言っても何を頑張るのか。

 

それを測るのがまさに、6月30日のテストなのです。

 

自分が何に弱くて、何に強いかが分からなければ、頑張りようがありません。

 

本気で受けてきて、どんな結果でも出てきた課題を夏休みにつぶす。

 

その課題を見つけるテストであると子どもたちには説いています。

 

長くなりましたが、お子さんによっては数字や偏差値を意識させすぎてしまうと、プレッシャーで簡単な問題を取りぼしてしまいます。

 

簡単な問題を取りこぼすと、本当はできるのに、これも課題なのではと思ってしまい、夏の学習指針を誤ります。

 

上記言葉がけが参考になりましたら、幸いです。

2024年06月29日 11:36

6年生が夏休みまでにやっておくべきこと

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

6月10日の週~24日の週までは在籍生徒全員のテスト分析のため、ブログの更新が滞っておりました。

 

テストフィードバック面談も後半戦に差し掛かったということで、本日は久々に更新をしたいと思います。

 

さて、6年生は6月30日に合不合、サピックス組み分け、日能研模試。7月7日に首都圏模試と、夏休み前の立ち位置を測る模試が開催されます。

 

すべてはこの結果を踏まえてということになりますが、本日はこれらの模試が終わり、夏休み前までにやっておくべきことを記していきたいと思います。(模試までは模試に向けた準備をしていきましょう)

 

夏期講習にフル参加されるご家庭は、夏期講習がない日の方が圧倒的に少ないかと思います。

また、夏期講習日も長時間に渡る拘束時間のため、帰宅してからはその日の復習に終始することになるでしょう。

 

その観点で言えば、6末から7頭の模試が終了してから、夏休みに突入するまでの期間は非常に重要な期間になります。

 

そこで、下記の✅ポイントをご参考に、夏休みまでのスケジュールを組み立てていきましょう。

 

~算数~

 

優先順位1位 割合・平面図形・速さのなかでの苦手分野の潰しこみ

優先順位2位 場合の数・数の性質・規則性のなかでの苦手分野の潰しこみ

優先順位3位 単元まぜこぜ教材で苦手分野の洗い出し

 

この3つが大きなポイントであると考えます。

 

まず、割合・平面図形・速さを出さない学校はないと言っても過言ではありません。

 

ここに苦手を抱えた状態で夏休みを迎えたくはありません。

 

そして、女子を中心に場合の数・数の性質・規則性は苦手なお子さんが非常に多いです。

 

この苦手分野の潰しこみが最優先タスクになります。教材は副教材ではなく、塾の教材で構いません。

 

これが終わってなお余力があれば、単元ごとにまとめられたテキストではなく、各単元がまぜこぜになった教材で真の苦手を洗い出していく作業を行い、見つかった単元を夏休み中につぶす。このような流れが作れると理想的ですね。

 

~国語~

 

優先順位1位 夏休み終了までで漢字・語句文法テキストを8割の習得率

優先順位2位 語彙を積み上げられるだけ、積み上げる

優先順位3位 過去問に取り組んでみる

 

国語は基礎学習の積み上げを図っていきましょう。夏休みまでで8割の習得率を目指したいところです。

漢字・語句文法系の基軸テキストを1冊決め、ひたすら繰り返すやり方で問題ありません。

 

また、前述のように夏休みは時間がとれませんから、語彙の積み上げを図りましょう。

意味を答えられるようにすればよしです。例文を口頭で言わせるやり方で確認をすると良いかもしれませんね。

 

余力があれば、過去問に取り組んでみましょう。

 

国語は新出事項をほとんど終えてますから、腕試し的に解いてみて、現状の立ち位置を確認すると夏期講習のモチベーションが上がるかと思います。

 

~理科~

 

優先順位1位 夏休み終了までにメモチェ・コアプラ・4まと・マステキ知識(地学・生物・化学知識)などを8割の習得率

優先順位2位 マステキ演習・演習問題集・サピックス確認問題・日能研栄冠(物理・化学計算)の苦手潰しこみ

優先順位3位 実験・考察系問題の着手

 

理科は9月の模試を見据え、知識系の8割の習得率を夏休みまでに目指したいところです。

 

また、算数と同様、力学・電気・光と音・燃焼・中和・気体・溶解度の計算分野の苦手を夏休みまでにつぶす。

 

余力があれば、実験・考察系の問題を数題触れると理想的ですね。

 

~社会~

 

優先順位1位 夏休み終了までにメモチェ・コアプラ・4まとなどを8割の習得率(漢字で)

優先順位2位 地理統計・年表・条文などの差が付きやすいポイントを取り組む。

優先順位3位 表・グラフ問題の着手

 

社会も理科と同様。知己系の8割の習得率を夏休みまでに目指したいところです。

 

また、差が付きやすい地理統計・年表・条文あたりの整理も行えると良いですね。

 

表やグラフ系への対応は余力があれば。ただ、後期は時事問題対策も入ってくるため、他科目優先で本当に余力があれば取り組みましょう。

2024年06月20日 21:25

HPをリニューアルしました。

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

夏かという位の猛暑ですね。

 

私が子どもの頃は6月に冷房や扇風機を使うことはなかったのですが、今はなしには生きていけません。

 

夏の陽気も年々早まっているように、中学受験の加熱ぶりも年々厳しさが増しています。

 

ひと昔前は旧予習シリーズだけの学習・カリキュラムで難関校も望める時代でした。

 

しかし、今は競争の激化に伴い、副教材までをこなさなければ望めない時代です。

本当に子どもたちは大変な日々を過ごしているのだなと痛感しています。

 

そして、昔とは異なり、誘惑の多い時代。

お子さんが遊ぶツールも私たちの時より格段に増え、親御さんのお子さんに対するモチベーションコントロールも難しくなってきています。

 

ところが、昔も今も変わらないことがたった一つだけあります。

それは、テストや過去問の「振り返り」の重要性。

 

これだけは昔の中学受験も今の中学受験も大差ない気がします。

 

そもそも、テストは先生たちが楽をするためではなく、

 

①それに向かって日々頑張るというペースメイキングの要素。

 

②振り返りを行うことで、次のテストに向けた行動指針にするという要素。

 

③健康診断として、得意・不得意を把握するという要素。

 

この3つがあるのだと思います。

 

これに、過去問は

 

④志望校の傾向や戦略を叩き込む要素。

 

⑤〇点足りないという結果を受け、最終盤やる気を焚け付ける要素。

 

が加わるのだと思います。

 

〇点だったー、〇クラスだったーという言葉で終わらせることは受ける意味をなしません。

 

そう考えた時に、昔も今も変わらずに重要なことはしっかりと受けたテストを分析するということ。

 

そして、そこで出た課題をスケジュールに落とし込み、実行すること。

 

課題が分からなければ、対処のしようがありません。対処のしようがないと、成績にはつながりません。

 

であるからこそ、親御さんはテスト後に最も忙しくあるべきであると考えます。

 

私が最も重要視している業務がこの「テスト分析」

 

テストはある意味、1か月の親子の合作であると考えています。

 

これにとことん真摯に向き合うことで、よりよい作品を作れるよう、ここから3週間は籠ります。

 

さて、テストが落ち着いた5月中旬~HPのリニューアルに取り組んでいました。

創業以来、初めてのリニューアルです。

 

大きな変更点は、

 

①お申し込み方法がHPフォームではなく、LINEになったこと。

②創業3期で感じた中学受験に必要なことと想いを反映したこと。

 

2点になります。

 

ぜひ、1度ご覧いただけますと幸甚です。

2024年06月12日 18:38

中学受験コンサルティング タカベル

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