中学受験コンサルティング タカベル

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中学受験Q&A⑫「塾や家庭教師との違い」(その1)

Q…タカベルさんは塾や家庭教師とどう違うのですか。
A…結論から申しますと、塾や家庭教師はお子さんに対して授業を通じ、学力を高めていきます。一方、我々は保護者の方にお子さんへの接し方や学習スケジュールを提案することで親御さんの力を高め、お子さんの家庭での過ごし方を充実させ、ストレスなく学力を高めることを目的としています。通塾されているお子さんは通塾時間よりも家庭で過ごす時間の方が長いのです。裏を返すと、家庭で過ごす時間をどうモチベーションアップしながら勉強していくかが中学受験では大きな鍵を握ります。そこで、我々は以下のような視点で効果的な家庭学習を実現させていきます。
①その日にやることが一目瞭然のスケジューリング
塾では一週間分の宿題を提示します。しかし、これを闇雲にやっただけでは効果は薄くなってしまいます。そこで、この宿題を効果的に配分し、その子に合わせたオーダーメイドで一日の課題量を調整します。苦手科目は毎日ゆっくり、じっくりと、得意科目は2、3日で仕上げる等、お子さまの現状に合わせて作成しています。
②親御さんへ、お子さんとの向き合い方のアドバイス
家庭学習が大切ということは一緒に暮らす親御さんがどう、お子さんと向き合うかもとてもじゅうようです。タカベルでは、「ほめ8、叱り2」の原則をお願いしています。わずかな進歩をほめてあげ、怒るのではなく叱る。家庭学習の中でモチベーションが上がるか否かは全て親御さんにかかっています。日頃の接し方を我々なりの視点でアドバイスいたします。
ここまで、塾や家庭教師との大きな違いを説明しました。お子さんへの働きかけだけでなく、親御さんへの働きかけを通じ、ストレスのない中学受験へ導くことが我々の仕事だと考えています。
2020年12月19日 09:30

中学受験Q&A⑪「スケジューリングとは」

Q:スケジューリングとは何ですか?詳細を教えてほしいです。

A:スケジューリングとは何をどの日に行うかというものをオーダーメイドでスケジュール表に表したものです。例えば塾や習い事のある平日は軽め、習い事がない日や休日は重めという具合にその子に応じた効果的な学習スケジュールを提案しています。
6年生を除き、共通で提案している学習スケジュールの一例をご紹介します。

①計算と漢字は毎日の「朝」
継続性が必要な計算や漢字は毎日の「朝」に行ってもらっています。朝の時間帯は考える負担の少ないものを中心に提案しています。

②理社は週末と授業日の前日
理社は毎日行うスケジュールを組むことは稀です(6年生は除く)
週末に知識事項の定着を図り、授業日の前日に前記事で紹介した家庭内テストに取り組みます。

③算国は毎日
やはり中学受験の要は算数・国語です。この2科目は毎日取り組んで頂いています。しかし、ここに用いている手法はスモールステップ。その週に出された宿題で一日目は基本問題、二日目は基本問題の家庭内テスト+直し、三日目は標準問題、四日目は標準問題の家庭内テスト+直し、五日目は応用問題、六日目は応用問題の家庭内テスト+直し、最終日は家庭内テストで間違えた問題という具合に、カリキュラムを7日にぶつ切りにする事で抵抗感少なく、効率的に学習の定着を図る提案を行っています。

同じ宿題でも、1日で全てを行うのと7日に計画的に分けるのでは大きく効果が違ってきます。しかし、親御さんや自分で立てた計画は行わないし、喧嘩になるということもよく耳にします。我々の存在意義は親子喧嘩なく、「スケジューリング」を行うことにあると考えています。
2020年12月16日 09:30

中学受験Q&A⑩「テストで結果を出すために」

Q:一生懸命勉強したのに、テストで結果が出ません。何が原因なのでしょうか?

A:まるで八方塞がりのような気持ちになってしまいますよね…よく分かります。
テストで結果が出ない原因は、①家庭での時間の使い方②テストでの時間の使い方、この2つに大別されます。時間はみんな平等です。この平等に与えられている限られた時間をどのように使うかが結果に影響してきます。今回は②のテストでの時間の使い方に絞って記したいと思います。
ポイントは3つ。

Ⅰ‥確実に解ける問いにのみ時間を使い、難問は捨てる

特に算数はこの傾向が強いです。どんな問題でもそうですが、大問5や6は難問です。ここに時間を使ってしまい、計算や小問集合に十分な見直しの時間が取れないというお子さんが非常に多いように感じます。「1や2で満点を目指そうね」と最初のうちは声かけをしてあげると効果的です。

Ⅱ…解けたが自信のない問題に△をつけておく(見直しのポイントを絞る)

「見直しをしなさい」と言っても子どもはその必要性が分かりません。もう一度1から解くという感覚になってしまい、見直しをする気が起きなくなってしまいますよね。そこで、解けたけど自信のない問いに△をつけましょう。見直しのポイントを絞らせればそこだけ行えば良いのです。子どもも抵抗感なく取り組むことができます。

Ⅲ…筆算や箇条書き等のメモは大きく、丁寧に

テストの問題用紙を見せてもらうことがありますが、筆算や記述の箇条書きが小さく、グチャグチャとしていることも多いです。前述の通り、確実に解ける問いを拾っていくゲームですから、丁寧に取り組んだ方がよりよい結果に繋がることが多いです。

まずはこの3点に意識して、お子さんにアドバイス頂けると幸いです。
2020年12月12日 09:30

中学受験Q&A⑨「家庭内テストとは?」

Q:ブログに記載している家庭内テストとは何ですか?

A:タカベルでは親御さんに対し、必ずと言っていいほど家庭内テストのご提案をしています。これは毎日行う計算、漢字のみならず、日頃塾より提示されている宿題の範囲から何問かをピックアップして家庭内で小テストをしてくださいというものです。この取り組みのメリットは以下の通りです。

①緊張感を持って勉強するようになる
これは大人もそうだと思いますが、目標がないとモチベーションを持って臨むことができないですよね。前述の通り、子どもは「ほめられたい」「負けたくない」という潜在意識がかなり高いです。点数が出ると、緊張感を持って取り組むものです。

※大事な点は毎回の記録を家の見えるところに貼り出しましょう。また、よかったら「ほめる」「シール等のごほうびを与える」悪くても「責めない」ということです。「二回目で良かったらいいんだよ」と励ましを与えることです。

②テスト慣れをする
一生懸命勉強したのに、テストになると結果が出ない。こんなこと多いですよね。それは「テスト慣れ」をしていないからです。家庭学習というのは特に制限時間のない中で勉強をこなします。しかし、テストは制限時間内でどれだけ点が取れたかを競うものです。普段から毎日、家庭内テストで鍛えられた子は勉強した分だけテストの結果に反映される傾向が強いです。特に小学生は準備してきたものが100%本番で出ないものです。これを50%から80%にする取り組みが「家庭内テスト」であると思って頂ければ幸いです。

勉強は子どもにとって基本的には苦痛なものです。そこにゲーム感覚を少し加えることで進んで勉強するようになります。ぜひ、お試し下さい。
2020年12月09日 09:30

中学受験Q&A⑧「塾?家庭教師?個別指導?」(その2)

Q:うちの子の性格にあった学習形態が分かりません。アドバイス頂きたいです。

A:前回は性格を度外視にした学習形態の選択方法にお答えしました。今回は成績は一旦置いておき、子どもの性格に特化した学習形態をご紹介したいと思います。

①負けん気が強い
これはクラスの昇降が頻繁に行われる大手塾がおすすめでしょう。「ライバルに負けたくない」「次回は絶対に勝ってやる」を学習のモチベーションにできる子は大手塾がおすすめです。

②内気で質問ができない
大手塾は質問を積極的にすればするほど、言い方は悪いですが元が取れる仕組みになっています。学習スピードも段違いに速いので、ついていけなくなることも多々あります。そこで理解できないまま進んでしまうと、泥沼にはまってしまいます。内気でなかなか質問できない子だと不利に働く傾向があります。よって、そうした子は割と少人数スタイルのアットホームな中学受験塾がおすすめでしょう。(学力のポテンシャルの高い子は例外です)

③マイペース
誰にも干渉されたくない、自分のペースを大切にするお子さんは個別指導か家庭教師がおすすめです。自分のやりたいペースで進み、分からない部分は気軽にしつもんできることも、この2つの強みです。反面、講師との相性が強く成否を左右するので、見極めが大切です。授業の様子が分かるという意味では家庭教師がおすすめですが、家だと緊張感がなくなるという点では個別指導がそれを補っていると言えるでしょう。

その子に合った学習形態を選択することはとても重要です。なお、我々はこうした4つの形態が持ち合わせていない「日次のスケジューリング」「親御さんとの1時間の面談」を通じて、お子さまに合った勉強法をとことん追求するという機能を有しています。
2020年12月05日 09:30

読解のコンサル手法

過去に読解が足枷となり、全体の偏差値が落ちているという悩みをもつ4年生の親御さんがいました。


まず、5年生の初頭までは問題を解けるようになるための準備期間なんですよということを繰り返し説きました。以前も紹介しましたが、言葉が集まり、文となり、文が集まり、段落となり、段落が集まり、問題となるのです。基礎である言葉を疎かにしては成績に繋がってきません。

そこで、文章を精読するトレーニングを提案しました。3回音読、意味調べ、線引き、要約の4点セットを1年間繰り返し行いました。すると、この努力が実を結び、偏差値40だった読解分野が6年生には58までに伸びたのです。(もちろん、発達段階もあるのでしょうか)

読書は確かに大切です。しかし、読書と読解では求められる力の方向性が大きく違います。やみくもに本の冊数だけ増やしても、簡単には成績は上がりません。

読解に悩みを抱えている方はお気軽にお問い合わせください。
2020年09月05日 12:00

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